先輩勢子の方々がご高齢のため、様々な理由で勢子役を引退せざるを得ない状況が続いています。
その中で取り残されてしまう猟犬たち。
犬舎に入れられたままであったり、繋がれたままであったり。
とくに飼育頭数が多いと、その傾向が強いようです。
その猟犬たちは現役バリバリであることも多く、何だか可哀そう。
よって「あっきょ君、悪いけれどオレの犬も一緒に引いてくれる?」と、なることもしばしば。

そんなことが、もう5年も続いています。

しかし、これは私にとっては貴重な経験。
この勢子請負人のような状態は、目の前で多くの猟犬たちの仕事ぶりを観察できる、またとない機会でもあるのです。

時にはこんな猟犬?までも・・・ダイエットさせてくれだって。。。

山中では私の方が速いんですよ。
・・・・・・。
また先輩勢子方からは、飼育環境、躾、仕込みなど、様々なことを教えて頂けて勉強になることばかり。
未熟な私にとっては、狩猟者として一生の宝となる様なノウハウが詰まっているのです。
そんな教えの中で共通することが幾つかあります。
まずは「猟犬は自宅の敷地内で飼うこと」と、皆さん。
中には居住立地的にそれが出来ない方もいます。
やむを得ず猟場内にある猟師小屋横で飼っているのです。

1週間のうち5日は、朝から夕方まで猟師小屋に隣接している畑で農作業。

そして夜は自宅へ・・・これは殆ど敷地内か。。。
次に言われることは「犬のエサやりは必ず自分でやれ。仕事で遅くなる時は待たせろ」と。

どんなことがあっても「勢子本人がエサやりをしなさい」とのことなのです。
たとえ家族であってもダメだと。
この二つは、私も師匠から何度も聞かされました。
この両方を基本とする理由はただ一つ「犬が生意気になって、言うことを聞かなくなるから」だと。
そして最後の一つはリードを付けた街中散歩の重要性。
「可能な限り、リード散歩はした方が良い」とのことなのです。
「人やペット犬に慣れさせたり、車やバイクを除けることを犬に学ばせろ」と。

また「猟場内での放犬ポイントや回収時の猟車までのリード移動が格段に楽になる」とも。
確かに。
普段からリード散歩をしていない猟犬は、リード移動時に勢子ルートの先読みを殆どしません。
勢子と自分の間に木が立っていようとも、お構いなし。
ところがリード散歩をしている猟犬はリードの意味を理解しています。
したがってリードが繋がれていると、勢子の進むであろうルートを意識してくれるのです。
山中での移動がスムースだと疲れないし、悲しくならないし。。。
私自身が山中でフラフラになりながら猟犬を回収し、猟車に戻る時などは・・・
リードを意識してくれない犬だと泣きそうになります。
「おい・・・そっちに行くなよ~」と・・・(´;ω;`)ウゥゥ
しかし飼育頭数が多いと、リード散歩なんてとってもやっていられない。
その必要性は分かっているけれど・・・やっていられない。
でも、やった方が良いことを知ってしまった以上は、やらない訳にはいかない。
猟犬による事故を起こさないためにも。
そして私の健康のためにも。
総コレステロール値が30も下がったんですよ!

家内は「検体間違いだ」と言うけれど。
ヤマとコーシンとカノの3頭の時や・・・

コーシンとカノとトラの3頭の時は何とか頑張ったけど。

コーシンとカノとトラと・・・ミカサとマルコの・・・・・

私に町内をいったい何周しろというのか。。。
順番待ちで犬舎に残されたワンコたちは超鳴きするし。
お利口さんなペット犬ならば5頭まとめてでも可能でしょう。
でも、大馬力で引っ張ることを生き甲斐としている20kg×5頭。
私は確実にこうなる。

膝への負担も大きいですし。
2頭以上では本当に痛くなるのです。
どうしましょ。。。
いつも応援ありがとうございます!

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その中で取り残されてしまう猟犬たち。
犬舎に入れられたままであったり、繋がれたままであったり。
とくに飼育頭数が多いと、その傾向が強いようです。
その猟犬たちは現役バリバリであることも多く、何だか可哀そう。
よって「あっきょ君、悪いけれどオレの犬も一緒に引いてくれる?」と、なることもしばしば。

そんなことが、もう5年も続いています。

しかし、これは私にとっては貴重な経験。
この勢子請負人のような状態は、目の前で多くの猟犬たちの仕事ぶりを観察できる、またとない機会でもあるのです。

時にはこんな猟犬?までも・・・ダイエットさせてくれだって。。。

山中では私の方が速いんですよ。
・・・・・・。
また先輩勢子方からは、飼育環境、躾、仕込みなど、様々なことを教えて頂けて勉強になることばかり。
未熟な私にとっては、狩猟者として一生の宝となる様なノウハウが詰まっているのです。
そんな教えの中で共通することが幾つかあります。
まずは「猟犬は自宅の敷地内で飼うこと」と、皆さん。
中には居住立地的にそれが出来ない方もいます。
やむを得ず猟場内にある猟師小屋横で飼っているのです。

1週間のうち5日は、朝から夕方まで猟師小屋に隣接している畑で農作業。

そして夜は自宅へ・・・これは殆ど敷地内か。。。
次に言われることは「犬のエサやりは必ず自分でやれ。仕事で遅くなる時は待たせろ」と。

どんなことがあっても「勢子本人がエサやりをしなさい」とのことなのです。
たとえ家族であってもダメだと。
この二つは、私も師匠から何度も聞かされました。
この両方を基本とする理由はただ一つ「犬が生意気になって、言うことを聞かなくなるから」だと。
そして最後の一つはリードを付けた街中散歩の重要性。
「可能な限り、リード散歩はした方が良い」とのことなのです。
「人やペット犬に慣れさせたり、車やバイクを除けることを犬に学ばせろ」と。

また「猟場内での放犬ポイントや回収時の猟車までのリード移動が格段に楽になる」とも。
確かに。
普段からリード散歩をしていない猟犬は、リード移動時に勢子ルートの先読みを殆どしません。
勢子と自分の間に木が立っていようとも、お構いなし。
ところがリード散歩をしている猟犬はリードの意味を理解しています。
したがってリードが繋がれていると、勢子の進むであろうルートを意識してくれるのです。
山中での移動がスムースだと疲れないし、悲しくならないし。。。
私自身が山中でフラフラになりながら猟犬を回収し、猟車に戻る時などは・・・
リードを意識してくれない犬だと泣きそうになります。
「おい・・・そっちに行くなよ~」と・・・(´;ω;`)ウゥゥ
しかし飼育頭数が多いと、リード散歩なんてとってもやっていられない。
その必要性は分かっているけれど・・・やっていられない。
でも、やった方が良いことを知ってしまった以上は、やらない訳にはいかない。
猟犬による事故を起こさないためにも。
そして私の健康のためにも。
総コレステロール値が30も下がったんですよ!

家内は「検体間違いだ」と言うけれど。
ヤマとコーシンとカノの3頭の時や・・・

コーシンとカノとトラの3頭の時は何とか頑張ったけど。

コーシンとカノとトラと・・・ミカサとマルコの・・・・・

私に町内をいったい何周しろというのか。。。
順番待ちで犬舎に残されたワンコたちは超鳴きするし。
お利口さんなペット犬ならば5頭まとめてでも可能でしょう。
でも、大馬力で引っ張ることを生き甲斐としている20kg×5頭。
私は確実にこうなる。

膝への負担も大きいですし。
2頭以上では本当に痛くなるのです。
どうしましょ。。。
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