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生きもの二人三脚

優れた猟犬を仕込み上げるには?

「猟欲」とは、猟犬の猟に対する「欲求」つまり大物猟の場合は、イノシシやシカに対して「狩りたい!」という本能や性質のことを言います。

ですから、その度合いは強いか弱いかで判断し、猟犬の良し悪しに直結する大切な資質のうちの一つです。

では、猟欲が強ければ強いほど優れた猟犬なのか?と聞かれても「そ~です!」と、言って正解なのか違うのか、今の私にはわかりません。

わかっている事は、少なくとも「猟欲は弱いより強い方が良いはずだ」程度。

それは、猟欲が強くても「鼻が利かない」「足が遅い」「鳴かない」「人や犬との協調性が低い」など他にも沢山ありますが、猟犬の良し悪しを判断する要素が多く、そのバランスが大切だと感じているからで、勢子の好みや、その狩猟グループのスタイルもあるからです。

私は、まだ狩猟経験が浅く、自分で飼っている猟犬3頭と、他の勢子の方々の猟犬30頭ほどを観察してみたに過ぎませんので「これだ!」と言う答えを導き出せていません。
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私の「これだ!」とは、猟犬のことよりも、猟犬と勢子の人間関係ならぬ人犬関係で、その理想の距離感や躾方法を掴み取りたいのです。

私の場合は、幸いにも老師匠より授かったヤマと、同じく授かった猟犬に対する多少の基礎知識を元に、何とかそれらを探る出発点に立てそうな気がしています。
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老師匠の様に半世紀に渡り勢子を続け、猟犬を100頭以上も仕込み上げることは、私には出来る訳もありませんが、私に可能な範囲で「猟犬とは何たるか?」についてその理想形に一歩でも近付きたいのです。

少なくとも「猟犬は狩りの道具であり消耗品」「1頭でも多く犬を組んだ方が良い」などと、のたまう幼稚な猟師には、なりたくはありません。

その犬の資質を見極めて、どんな猟犬に育て上げていくか、考えただけでも楽しみですが、頭を悩ませ落胆することもあるでしょう。

それも全て狩猟の醍醐味と捉え、自分なりに極めてみたいと思います。

まずは、猟犬の育成段階で一喜一憂するべきではないでしょうし、長いスタンスの中で早めの対処を心がけながら取り組みたいと思います。

犬は本当に頭の良い生きものだと思いますし、心も人と変わらないと感じる毎日。

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そんな彼らの「猟犬としての仕込」において、おそらく「あせり」は禁物な気がします。

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コメント


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遅ればせながら

明けましておめでとうございます。

そうですね、猟犬については私もまだまだ素人ですが、あっきょさんと同じような考えです。
やっぱり大切な家族だと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

じゃん | URL | 2018-01-06 (Sat) 00:09 [編集 ]


じゃんさんへ

こちらこそよろしくお願いいたします。

私は猟犬たちのおかげで、狩猟の魅力や醍醐味が倍増した感じです。
また猟場では、猟犬たちから教わることが多いです。

これからも猟犬話を織り交ぜながら、じっくりと腰を据えてブログを
続けていきたいと考えております。

今後もじゃんさんには、色々と教えて頂く事もあると思いますが、
重ね重ねよろしくお願いいたします。






あっきょ | URL | 2018-01-06 (Sat) 22:45 [編集 ]