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生きもの二人三脚

ベトナム人女子と猟師の輪

先週のベトナム人女子と、先輩猟師との話の続きです。

猟で捕獲したシカの食べ良い部位を選り分けて、皆でせっせと袋詰めに。

全部で10kg分くらいはあったでしょう。

そのシカ肉を先輩猟師の北さんが持ち帰り、4軒隣の干物工場の社員寮へと届けたのでした。

気になった私は後日、その時のことを北さんに聞いてみたのです。

すると・・・・・

北さんはニコニコ顔で答えてくれました。

開口一番は・・・・・

「いらないって言われたの」と。

思いもよらない言葉に驚く私に、北さんは続けます。

そして、その理由を聞いて「やっぱり・・・」と納得した訳です。

彼女たちが共同で使用している冷蔵庫が小さくて肉を仕舞い切れなかったからだそう。

その寮には現在6人が共同生活をしているそうです。

日常の食料品も冷蔵庫に入っているのでしょうから、無理もないのは分かります。

それでなくても、その前の週には巨大イノシシ肉を、お持ち帰りしているのですから。

後足を一本と骨付き三枚肉やロース肉、おまけに内臓セットを合わせて25kg分くらいを。

我が家割り当てのイノシシバーレルが、なんで3ピースだったのか分かりました。。。
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シカ肉を「いらない」との彼女たちの言葉は、断腸の思いで発せられたであろうことは容易に想像がつきます。

と、そこで北さんは彼女たちに救いの手を差し伸べたのです。

北さん宅の庭にある小屋には冷凍ストッカーが2台設置。

その片方を開放し、彼女たちが自由に使えるようにしてあげたのだそうです。

よって、大量のシカ肉はその冷凍ストッカーへと納められたのでした。

めでたし めでたし🎵

因みにベトナム人の女性陣は一番若い人で17才、上は22才だそうです。

ただし、日本語を話せるのは6人中1人だけ。

話せない人は・・・

「こんにちは」「ありがとう」「おじさん」は話せるそうです。。。

そんなことがあっての後日、彼女たちがお礼の品を持って来てくれたのだとか。

頭の外れたB品のアジの干物(干物通はこれを好みます)と・・・

違う日には、チョコ―レート菓子の詰め合わせセットを。

そんな話を聞いて情景を思い浮かべると・・・ホッコリとした気持ちになります。

親切・気遣い・感謝に国境はないんだなぁ・・・と思うのでした。

と、同時に、日本での仕事は大変かもしれないけれど、頑張って下さいね・・・とも。

これからは獲物の解体にも気合を入れて細心の注意を払って臨まねば。

彼女たちが笑顔でジビエ料理を食べている姿が目に浮かぶのでした。





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コメント


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交流

順調に関係の構築は進んでいるようですね。
ストッカーの提供は彼女たちにとってとても嬉しいことだったと思います。
後は料理講習会の事だけですかね。

デビラ | URL | 2019-12-11 (Wed) 11:06 [編集 ]


デビラさん

そうですね、彼女たちにとってストッカーは重宝しているようです。
頻繁に北さん宅にお肉を取りに来ているそうです。
どんな料理を作っているんでしょうね。
北さんもその辺が気になるようで・・・
「今度、聞いてみるよ」と。
また、バーベキューを一緒にやろうか?なんて案も。
その時に色々と教えてもらおうと思っています。
逆に牡丹鍋の美味しさも教えてあげたいですね。
食文化の交流について、これからも都度、報告させて頂こうと思います。

あっきょ | URL | 2019-12-11 (Wed) 20:45 [編集 ]