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生きもの二人三脚

供養祭

狩猟や捕獲業務により失われていった獲物たちの命。

その魂を弔うために今年も供養祭が執り行われました。
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これで狩猟30年度終了の区切りとなり、31年度が始まります。
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と同時に捕獲業務もスタート。

この捕獲業務には、それぞれの猟隊から狩猟者が集結し、従事します。

実際に猟隊によって、そのレベルは様々。

各役割によって凄腕ぞろいの猟隊もあれば、全く正反対の猟隊もあります。

そんな猟隊が一つの捕獲隊となるのですから、それをまとめる隊長(猟友会会長)は大変。

せめて事故だけは・・・・・心配は尽きないようです…私も。

猟犬や勢子も猟期中と比べて様々なリスクを負うこととなります。

猟犬においては、誤射やイノシシによるケガの危険性が猟期中より高まることもしばしば。

その要因として、山の変化が上げられます。

冬の猟期とは一変し、日を追うごとに深まる山々の緑。
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この春の訪れから初夏へ向けての新緑は清々しいのですが、悩ましくもあるのです。

それが猟犬と勢子の動きを妨げますし、タツも撃ち難くなります。

そしてイノシシにとっては茂った草やツルが有利に働き、猟犬と対峙する場面は倍増。

その分、勢子撃ちは増えるのですが、鳴き止め現場への到着遅れは猟犬にとって命取り。

猟期以上に気が抜けないのです。
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私がいつもボヤくか痒々のマダニもそう。

おまけにスズメバチやマムシは猟犬だって危ないし。

大きな山に入ればハイカーさんも多くなるし。

あ、いや、ハイカーさんが危害を加えると言う意味ではありませんよ。

猟犬や鉄砲で恐怖を与えないように気を遣う訳です。
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捕獲業務中に山でハイカーさんに出会うと、私はいつもこう言います。

「お騒がせしてすいません!」と爽やかな笑顔で…自分で言うのも何ですが。。。

もちろん銃は銃袋をサッ!と被せて。

これで猟友会やハンターの好感度アップ間違いなし!?

するとハイカーさんは「いえいえ、ご苦労様です!捕れましたか?」と、皆さん。

中にはこんな人まで。

「イノシシを追って犬があっちの方向に向かって走っていきましたよ!」なんて指さして。

本当に「お騒がせしてすいませ~ん!」なのです。

それと今年も引き続きシカが多く、民家近くの山に入ってきているため、事故が無いように気を付けないと。

昨年などは民家の庭先で大捕り物になってしまい、事故寸前でした。

したがいまして、今年も「絶対に事故は起こさない!起こしてはならない!」と、肝に命じて業務に励む所存であります。
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そんなことを思いながら柏手を打つのでした。



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コメント


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鉄砲 事故

鉄砲での事故は即所持許可がなくなります。
安全のための安全お忘れなく
薬室には、チャンスが来るまで弾を入れないこと
これを徹底してください。特に巻狩りの時はうろうろ歩く方がいますので気を付けてください。

ではまた。   龍

| URL | 2019-04-08 (Mon) 14:21 [編集 ]


龍さん

いざと言う時以外は薬室に弾を込めない。
基本ですよね、遵守しています。

勢子の獲物に向けての発砲も、状況に応じては止めるようにしています。
タツが多い場合、タツが指示通りのところにいない可能性もあり、非常に危険だからです。
いつもの気心知れた仲間の時はいいのですが・・・
大人数の捕獲業務や共同猟の場合は気を遣います。
またそんな時は、私自身も誤射されぬように勢子声を張り上げ続け、時には無線で私の居場所を近くのタツに伝えています。
自分が事故の加害者になるのも被害者になるのも御免です。
気を引き締めて掛かります。

あっきょ | URL | 2019-04-08 (Mon) 19:16 [編集 ]