FC2ブログ
 

生きもの二人三脚

未知との遭遇

10月13日(土)の管理捕獲は、伊豆半島の北方面、富士スピードウェイ近くの山で行いました。

ここは、この地域でも有数?なニホンジカ天国。

シカたちには申し訳ないのですが、もう少し生息密度を下げさせて頂きます。

朝の作戦ミーティング後、持ち場のタツに着き、猟犬を放すまでの間、シカの通りや、予測される逃走方向を現場確認。
DSC02855.jpg

と、そのときに謎の物体を発見!

倒れた木の根の土から、ヒョッコリと顔をのぞかせています。
DSC02858.jpg

タマゴのように白くて、指で突いてみるとポニョポニョ。

土の中から引っ張り出して手で持つと、マシュマロみたいな感触。
DSC02859.jpg

そして驚きなのは、ズッシリと重いこと。

おそらくキノコの一種であろうことは分かります。

嗅いでみると土のニオイ。

そりゃそうです、今の今まで土に埋まっていたんだから。

横の方から少し汁が出ていたので、恐る恐る舐めてみると、土の風味。

そりゃそうです、ほんのさっきまで土に埋まっていたんだから。

ガラケーを愛用している私には、その場で調べることも出来ず・・・・・

「食べられるに違いない!」「是非とも食べてみたい!」との欲求を、その質量感に後押しされ、テイクアウト決定。

あれ?今度は山椒。
DSC02867.jpg

山椒の実って放っておくと赤くなるの?

食べてみると・・・おっ!やっぱり山椒。

「へぇ~」と感心していると、猟犬たちが放たれ巻き狩り開始。

1時間ほど経つも、私のところへシカは現れず。

隣のKさんのタツでは景気良く3発、鉄砲が鳴ったものの、シカはサヨ~ナラ~で、残念!

別のタツでは、ライフルにより立派な三段角の雄ジカを捕獲。

二回戦目は静かな集落の近くの山。

ここでも一回戦目と同じ。

私のところにシカは来ず。

Kさんはパンパンパンでサヨ~ナラ~の本日「2ハズシ!」

落ち込んでいるであろうKさんに、元気になって貰おうと気遣う私。

Kさんは、野性の蘭を集め育てることを趣味の一つとしています。

キョロキョロと辺りを見回して探してみると、タツの近くの杉の枝の先に蘭らしきモノを発見。
DSC02862.jpg

終了の無線を待ってから、なんとか木に登って枝を折り、蘭をゲット!

よしっ、これを見たらKさん喜んで元気になること間違いなし!

タツから引き揚げて来たKさんに「ねぇねぇ、蘭見つけたよ!」と差し出します。
DSC02864.jpg

「おっ、こりゃシダだよ、蘭じゃないよ」と更に浮かない顔。

「え~っ!そうなの、せっかく苦労して採ったのに」と私。

Kさん、本日「3ハズシ」・・・・・って、自分か、これは。

でも「この木のコブは蘭を植え付けるのにイイね」とのことで、なんとかセーフ。

この日の成果はニホンジカ3頭でした。
DSC02870.jpg

家に戻り、謎のキノコらしきものを調べてみると「オニフスベ」ではないのか?と言うことが判明。

毒キノコではなく「汁物や揚げ物にして食べられる」と書いてありました♪
DSC02876.jpg

早速、切ってみると・・・!?
DSC02877.jpg

「なんじゃ、コリャ!」

思わずジーパンになってしまいます。

中身のニオイを嗅いだり、舐めてみると・・・・・やっぱり「土!」

そりゃそうです、さっきまで土に・・・・・って、そこは触れてないよねぇ。

なんだよ、キノコ図鑑。

こんなんだったら「毒性は無いが、土臭くて全く食用には向かない」と明記して下さいよ~。

家内からは「まな板ちゃんと洗っといてよ!」と、怒られるし。

夕飯の味噌汁にでもしようと思っていたのに・・・・・

三角コーナーにポイしました。

メインディッシュは先週捕獲したシカの熟成背ロース肉のソテー。
DSC02871.jpg

なかなかのお味でした。
DSC02875.jpg

これで、英気を養って、明日の日曜日は猟犬たちと出動だ!

「オニフスベ」食べなくて良かった!

たぶん。



追記) このキノコは「オニフスベ」ではなく「スッポンダケの幼菌」
     であることが判明しました。
     ご指摘を下さいました、TSKさん、ありがとうございます。
     尚、どちらのキノコも毒キノコではありません。
     ただ、マズイだけですので、安心してお召し上がりください。
スポンサーサイト



コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

正に未知

こんばんは〜

奥様の
>「まな板ちゃんと洗っといてよ!」
もの凄く納得です^^v
しかし不思議ですね。でも中身はしっかりキノコにみえます。

鉄砲って3発撃つものなのですか。
先日登山道に来た猟師さんも3発でした。

成熟の背ロース 美味しそうです。
成熟は冷蔵庫に入れておけば良いのでしょうか。

ちしゃ猫 | URL | 2018-10-15 (Mon) 22:21 [編集 ]


他人の言葉は信じない…

「不味い」とか書いているサイトもありますが、他人の言うことは信じません。
「あっきょさんにとっては」超絶美味のマツタケよりも上をいくキノコだったかもしれませんよ~(笑)♪

じゃん | URL | 2018-10-15 (Mon) 22:37 [編集 ]


ちしゃ猫さん

オニフスベの色合いも風味もダメですよねぇ。
猟友会の先輩方も知りませんでした。
だからこそと思ったのですが・・・ギブアップ。

散弾銃は法律で「弾を込められるのは3発まで」と厳しく決められています。
獲物が走っていたり遠かったりすると、命中させるのが難しくなり「やむを得ず制限いっぱいの3発を撃つ」と言った感じです。
本当は1発で仕留めることが出来れば、それが最良。
1発で急所にあてて仕留めると、肉の傷みも最小限で済み、美味しく食べることが出来ます。

肉の熟成は冷蔵庫でいいのですが、出来ればチルドルームに入れた方が安全だと思われます。
その際は肉の表面に付着した獲物の毛や土を取り除き、表面の筋などをキレイにトリミングして下さい。
極力、雑菌の元となるものを取り除くのです。
肉はキッチンペーパーなどの吸水性のあるもので包み、ビニールに入れるか、バットに入れましょう。
放血(血抜き)が上手に行われていても、肉からは余分な水分や血がにじみ出てきますので、吸水させているものが赤く染まったら交換。
4日もすれば旨味も増し適度軟らかくなり、格段に美味しくなります。
そんな保管・熟成状況で10日後くらいの肉を食べていますが、美味。
冷凍保存するときも適度に熟成させてからの方が美味しいです。
以上、ここまでは「シカ肉」の目安です。
「イノシシ肉」の場合はシカ肉より少し傷みが早いですので、チルドルームを必ず利用して下さい。
熟成も3~1週間くらいでいいと思います。

猟師さんに、どんどんお肉を頂いちゃいましょ~!

あっきょ | URL | 2018-10-16 (Tue) 21:57 [編集 ]


じゃんさん

今更ながら「オニフスベ」を食べてみるべきだったのではないかと・・・
あの時は、この断面と土臭さに負けてしまいました。

実は本当のことを言うと、怖かったのです。
この物体を発見した時から、このまま置いておくと手足が生えて来て「目玉おやじ」になりそうな感じでした。
丸のまま、汁物にでもしようものなら・・・
「オイ!あっきょ。今日のお湯はチトぬるいの~」(目玉おやじの声で)なんて聞こえて来そうだったのです。
そして、まな板の上で切ったら、これ。
もう無理。
やっぱり、目玉おやじになる寸前でした。

・・・いや待てよ、あの土のニオイがするゴボウだって、あんなに美味しいし・・・
ゴボウ料理の分野に割り込めたかもしれない。
ここは一つ、じゃんさんにそのパイオニアとして、お願い・・・
「食糧捕獲作戦!」の更新が途絶えそう。

あっきょ | URL | 2018-10-16 (Tue) 22:15 [編集 ]


オニフスベじゃなくてスッポンタケの幼菌っぽいですね。
こいつは食べられますが臭いですよ(笑)

鹿肉のソテーがとっても美味しそうでお腹が空いてきました( *´艸`)

TSK | URL | 2018-10-17 (Wed) 22:49 [編集 ]


TSKさん

ありがとうございます!
スッポンタケの解説文を読んでみたのですが、まさしくその通りです。
中身の色も・・・・・(汗)。
コイツはまだ臭いニオイは発していなかったのですが、土臭くてたまりませんでした。
素人がキノコを外見だけで判断してはいけないんですねぇ。
勉強になりました。

TSKさんも猟期が始まったら、どんどん獲物をゲットしちゃってください!

あっきょ | URL | 2018-10-17 (Wed) 23:33 [編集 ]