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生きもの二人三脚

子犬選びのポイント

優れた猟犬を子犬のうちから見分ける方法。

これが知りたくて多くの先輩猟師に聞いて回ったことがあります。

すると皆さん それぞれに持論を語ってくれる。

雌雄、毛色、気質、体格 等々の違いによりアレコレと。
SC06936.jpg
(今朝の三重地犬の子たち)

ところが誰一人として明確に言い切る先輩はいない。

「うちの血筋は そんな傾向にあるんだよね」が いいところ。

今は亡き私の師匠も「いい犬に出会うのは宝くじに当たるようなもんだ」と見分け方を教えてくれない。

中島猪犬訓練所さんに一緒に子犬選びに行った時も「自分がピンときた犬でいいんじゃないの」と、つれない。

おまけに助言を求めた代表の中島さんもニコニコしているだけで無言のまま。

結局、私に対しての反応が一番良かったビープロの雌を連れて帰ることに。

同腹の6頭の子の中で一番小さくて活発に動き回る姿が可愛かったですし。
CIMG4823.jpg

そうしたところ成長した このコーシンが、初猟期で30貫オーバーの猪3頭を皮切りに10頭以上の猪を獲らせてくれました。

当時、既に老犬となっていたヤマが正面鳴き止めで、コーシンは鳴きながらのラウンド。

ド初心者の私でも簡単に次から次へと猪を仕留めることが出来たのです。

これには師匠もビックリ。

ところが、その後に師匠の盟友でもある三重県の龍さんから授かった三重地犬の雌のカノが これまた当たり。

同腹の中で一番ガッシリした子だったとのこと。
CIMG4973.jpg

そうしたところ、若犬時の訓練中でも一銃一狗で猟果を上げさせてくれました。

猪を寝場で捲らせての寝場撃ち。

カノは明らかに それを意識していました。

そこで同じような猟芸を示すユキカゼ号との間に子を取ることにしたのです。
08732.jpg

そんな流れで今があるのですが、振り返ってみると、どの犬も「これだ!」と言い切れる明確な選定ポイントが浮かびません。

健康体で人懐っこい子犬ならば、どの子でもいいような気がします。

ただし血筋は大切。

ここでは多くを語れませんが、これは絶対。

優れた猟犬を手に入れる確率を格段に高めてくれる第一歩だと確信しています。

つまり子犬選びのポイントは、入手先選びにあるとも言える。

信頼のおける犬屋さんと巡り合うことに全力を尽くすべき。

また繁殖を行っている犬持ちの猟仲間においても然り。

あとは使い手の技量しだい。
SC06933.jpg
(今朝の三重地犬の子たち)

ヘボ猟師の元に優秀な猟犬は育ちません。

自分にムチ打つ意味も込めて綴ってみました。



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コメント


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我が家の単なる家庭犬での話ですが、母犬は九州産で、血統書は、明らかに矛盾はあったけど、アメビーと薩摩ビーを繁殖している人達が繁殖に関わっている事が、素人ながら判りました。

私は、小柄で性格温厚な母犬にすっかりハマってしまって^^;近所のドッグショーでお会いしたビーグルのブリーダーさんから紹介されて、アメリカで♂♀とも5代チャンピョンの子と交配する事になり、主治医に電話対応をお願いしながら、自宅で、ポッポ・チッチが無事に生まれました♪

そして今日の本題です。
私は家で1頭しか残せないつもりで、
長男は大きめで、耳が長くて、まさに、母親の昔の血筋の薩摩ビーグルを受け継いで、次男は、父親のアメリカンビーグルの血が濃そう!

1頭は、犬友に譲る事にしていたけど、
結局、何も犬の面倒を見ない夫の、
「ポッポ・チッチってどう?」
の一言で、2頭とも我が子になりました^^;


レンママ | URL | 2024-04-20 (Sat) 18:09 [編集 ]


ヤマドリ猟を教えて戴いた先輩猟師はポインター専門で全猟のトライアルで入賞経験者です。猟場への道中、仔犬は産まれた瞬間に良し悪しが判ると聞きましたが根拠や理由を教えてはくれませんでした。
産まれてくる瞬間に何かが有るのかな?と
繁殖経験の無い私には未知の領域です。

デビラ | URL | 2024-04-20 (Sat) 21:19 [編集 ]


レンママ さん

そのお気持ち、よくわかります。
できる事なら私も全頭手元に残しておきたい!
この子たちがどんな犬に成長してゆくのかが気になって仕方がないのです。
猟犬の仕込みに専念するために早く仕事を辞めたいのですが・・・
家内が辞めさせてくれません。。。

あっきょ | URL | 2024-04-20 (Sat) 22:00 [編集 ]


デビラさん

私は鳥猟犬のことは分かりませんので、その件については何とも言えませんが・・・
その先輩猟師の見解は高順位が言い切らせてしまっているようにも思います。
ちょっと眉唾。
猪犬については、スペシャリストの方でも言い切る人を一人も見たことがありません。
とくに尊敬できる凄腕の猪狩師であればあるほど「分からない」と。
これは見分け方を隠している訳ではないようです。
猪狩りに必要な能力は、一言で言い表せないからかもしれません。

あっきょ | URL | 2024-04-20 (Sat) 22:26 [編集 ]