fc2ブログ
 

生きもの二人三脚

とある先輩猟師との別れ

先日、先輩猟師が また一人亡くなられてしまいました。

存在感ある先輩だっただけに喪失感も一入です。

しかし、故人に対して誠に以て失礼な話ではありますが、何をやってもダメな先輩でした。

射術レベルはゼロに等しく、タツ場では失中ばかりでウソもつく。

獲物の引き出しではソラを使うし、解体は出来ない。

とにかく何十年も狩猟をやっているのに、とても猟師と呼べるレベルにない先輩だったのです。

でも私はそんな先輩が好きでした。

私と波長が合うのです。

どんなにデタラメでも、怒る気になれない愛すべき人でもありました。

持ち前の明るさと、ひょうきんな人柄に、全てが どうでも良くなってしまう。

その先輩が巻狩りに参加してくれるだけで、皆に和みが生まれる存在でもありました。

ところが昨年の暮れに珍しく獲物を仕留めたのに、元気が無いし嬉しそうでもない先輩。

いつもなら「オレを誰だと思ってるんだ!」と冗談まじりの鼻高々の笑顔が無いのです。

その様子が気になって仕方がなかった私。

後日、先輩は病院に行き、末期的状態にあることが判明。

一ヶ月も経たぬ間に帰らぬ人となってしまいました。

この土曜日はそんな先輩のお通夜。

今までに多くの先輩が亡くなられましたが、その度に御焼香では このように。

「本当にお世話になりました。色々と教えてくださいまして ありがとうございます。その教えを胸に、これからも安全狩猟で頑張ります。安らかにお眠りください」と、心の中で御礼を。

どうしたものかな・・・

なんだか心の中にポッカリと穴が開いてしまいました。

もうお互いにバカを言い合えない。

まずは安らかにお眠りください。

先輩、いつも和みを ありがとね。


スポンサーサイト



コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2024-01-18 (Thu) 21:28 [編集 ]


ご本人はご本人なりに狩猟を目いっぱい楽しんでいました。
銃も大切にしていましたよね。
お手数ですが様々な手続きをお願い致します。

あっきょ | URL | 2024-01-19 (Fri) 19:36 [編集 ]