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生きもの二人三脚

ウルトラワン

人間がそうであるように、犬も同じなのだろうか。

100m走選手とマラソン選手の明確な能力の違い。

それぞれの筋肉組成における変化。

速筋繊維と遅筋繊維の比率に起因する身体能力の違いが、猟犬にもあるのだろうか。

そんなことが気になって観察を続けてきましたが、今一つ分からない。

筋肉組成の違いよりも、猟犬個々の気質の違いの方が大きく、判断が難しいのです。

つまり、頑張り屋さんと、おサボりさん。

でも、同じ生きものである以上、その能力に違いはあるはず。

陸上と水泳で、中学高校と様々な体験をしてきた私。

そんな私は明らかなる速筋タイプ。

陸上では短距離走を得意とし、100m走ではいつも鼻高々の11秒台。

その勢いで1500mの持久走なら、なんとか頑張って4分半。

ただし、1500mを走り切った直後に、頑張り過ぎたが故に倒れます。

そして10km中距離走では平凡なタイム・・・でも倒れます。

水泳もそう。

大会ではブレストの100mを専門としていましたが、50mの折り返し以降で順位を落とすタイプ。

200mには何度かエントリーしましたが、大抵は撃沈。

「オレは短距離向きなんだ」と自分に言い聞かせ・・・

「練習不足だな。頑張ろう!」とは一度もならないサボりんちょ。

その観点から考えますと、我が家の猟犬の中ではビープロのトラがそんな感じ。
SC00107.jpg

自慢のダッシュ力で「ダァ~ッ!」と獲物を追って・・・

「ワワワァ~ン!」と吠えかかり・・・

「ピタッ!」と止まる。。。

さすがにイノシシ相手ではバッチリと頑張りますが、シカの場合は囲みを抜けられると、スグに戻ってくる。

ある意味、優秀。。。
DSC09814.jpg

私の所へ戻って来ては「シカが速くってさぁ~」と言わんばかり。

自分で土を掘り、冷たい地面に体を押し当てて、体温を下げるのです。

私の足元で。
DSC09828.jpg

そして体が冷えると、また出陣!の繰り返し。

まぁ、いいけどね。

私も人のこと言えないし。

その様子(土掘り以外)が、3分間は目いっぱい戦うウルトラマンに似ているのです。

なので私の心の中では、トラはウルトラマンならぬ「ウルトラワン」

地球を守る正義の味方ではナイけれど、地域の農業には貢献している。

そんなウルトラワンの息子のマルコ。
DSC09964.jpg

実はマルコもウルトラワンで、せっかくなので「帰ってきたウルトラワン」と。

ところが・・・

生後2年を過ぎたあたりから、母犬コーシン譲りと思われるガッツが芽生えて、心配になるほどに戦い続ける猟芸に変化。

帰ってきたウルトラワンではなくなり、トラとは足が合わなくなきたのです。

つまり猟犬は、その「猟欲」が能力の大半を司る。

その証明ともなってしまうのか。

しかし、トラも猟欲は強烈。

ナゾは深まるばかり・・・なのです。

そんな中、胸を張って言えることは一つ。

トラも私も、サボりんちょ。

だから猟で息が合うのかな。



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コメント


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 ええっ!100m11秒台?!
 それは速い!!
 私も早かったけど11秒台は出したことありません。
 ひょっとして走り幅跳びとかも抜群だったんじゃありません?
 いつも狩猟と関係ないコメントですみません・・・。

まっちゃん | URL | 2022-04-21 (Thu) 20:20 [編集 ]


まっちゃんさん

水泳部に籍を置いていたのですが、陸上大会にも駆り出されていました。
種目は110mハードル。
フォームがキレイだったせいか、タイムが出ていたのです。
幅跳びは6mは余裕で超えていました。
なのに・・・
今は酷いもの。
山では気持ちに足が付いていきません。
猟犬たちからの信頼が年々薄れゆくのを感じています。

あっきょ | URL | 2022-04-22 (Fri) 21:11 [編集 ]