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生きもの二人三脚

色は色々

我が家の秘密兵器ユキカゼ号。
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三重県の犬屋さんから連れ帰った頃はクリーム色がかった白色でした。
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ところが成長して夏毛に変わったとたん、茶色に。
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ユキカゼ号と同腹の4頭の兄弟は、どれもが茶色でした。

母犬カノと同じような感じの色だったのです。
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それでも当時生後3ヶ月のユキカゼ号の動きや反応に自分好みのモノを感じたため、唯一の白い子犬を連れ帰りました。

その後、ユキカゼ号は私が予想したとおりの猟芸に。
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犬屋さんが説明して下さった親犬の猟芸に近く、それはカノの猟芸とも酷似。
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これならカノのお相手に相応しいと。
パワードカノ

ところが遺伝子のイタズラとは面白いもの。

毛色に関しては、意外な結果に。

私の予想では殆どが茶色で、白色が1・2頭産まれるか。

つまり、茶色の遺伝子は優勢ホモとヘテロで、白色の遺伝子は劣勢ホモのみ。

「4頭産まれると、1頭は白色になる」との単純なメンデルの法則に当てはめてみたところ・・・

猫が産まれてビックリ!

いや、正しくは7頭のうち、4頭が猫のような柄に。
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改めて遺伝の奥深さを思い知らされた次第であります。
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少なくともカノがヘテロだったのは明らか。

しかし、そのおかげで識別は容易に。

隊員の皆さんにもスグに覚えて貰えそうです。

ところで・・・

今のところ毛色の違いによる気質の違いは確認できていません。

毛色と気質の連動性を唱える先輩勢子もいるため、今後も子犬たちの観察を続けてみたいと思います。

猟犬らしからぬ毛色に、次世代の地犬の在り方を考えると共に・・・

「成長しても同じ毛色なのだろうか?」との好奇心が錯綜する日々。

ユキカゼ号が冬毛になって、また白色に戻ったら面白いのですが。。。

そういえば、母犬カノは徐々に体型が元に戻ってきました。
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これに伴い体力も戻ってきたようなら、ユキカゼ号と組ませる予定です。

猟期が楽しみでなりません。




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家族に感謝の猟犬飼育

我が家には、ゆかいな仲間たちが随分と増えました。

しかし私は、どんなに頑張ってもムツゴロウさんにはなれない。

舌でベロベロとやり合うムツゴロウさん流の犬との挨拶は、私には無理。

とくに我が家の面々は、何でも口にしてしまう食いしん坊ぞろい。

なので、静かに語りかけながら頭を優しく撫でてあげる。

それも単頭飼いの区画内で。

庭に複数頭放して同じことを行うと、もう大変。

「私も!私も! オレも!オレも!」となり、頭なでの順番待ち&割り込み。

頭をひたすらに撫で続けるハメに。

もしも、これをムツゴロウさん流で行ったならば・・・(-_-;)

何れにせよ、頭数が増えたことにより、愛情が分散して不足がちとなってしまった猟犬たち。

その猟犬たちの「ココロのスキマ、お埋めします。ド~ン!」で、喪黒福造ならぬ家族が奮闘。

今は夏休み中で全員が揃っているため、暇を見ては誰かしらが猟犬たちの相手をしてくれています。

そんな中で異変があれば、すぐにラインを飛ばしてくれるため、対処方法を伝えたりと。
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とにかく、家族の協力は心強いのです。

また家内においては、盲導犬について色々と調べていた時期があったそう。

したがいまして意外なほどに犬好き。

おそらく猟犬ビープロと、ラブラドールレトリーバーは、色違いにくらいしか考えていないのでしょう。。。
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ラブはモウドウ(盲導)犬で、ビープロのコーシン親子はドウモウ(獰猛)犬。
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ゴロが似ています。。。

そんな事で、仕事から帰って、着ていた物を洗濯槽に投入しようとフタを開けると・・・

中には、すでに肉球ハンコだらけの服がいっぱい。

それを見るたびに「ありがとう」と、心の中で。

あとは私が猟犬たちに食事を与えます。

私のこの役目は絶対で、どんな帰りが遅くなっても家族には任せません。

その後は庭での運動会と、一日に2頭のローテーション散歩。

本当は毎日全頭散歩をしてあげたいのですが。

そして散歩が終わったら、私はシャワーを浴びて晩酌。

間違っても、早く晩酌をしたくて一日に2頭散歩としている訳ではありません。

1頭ずつの散歩を2周もすると、喉が渇いてしまうのです。

って、一緒かな。。。




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若手猟師に後悔させない

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」との思いで狩猟を始めた私。

狩猟における変遷の中で様々な思いをしてきました。

凄腕猟師とされるプロ猟師集団の中に、あえて身を投じたため、無理もありませんが。

その頃はブログを始めておらず、また、そんな余裕もありませんでした。

そんな中で、ニホンジカ捕獲報奨金制度が始まり、残念な流れに。

報奨金に起因する猟隊内での軋轢に翻弄されてしまったのです。

猟師の愚かさと言うよりも・・・

人間の本質の汚い部分を見てしまったような悲しい思い。

「自分は絶対にあんな猟師にはならない」と、強く言い聞かせたのを覚えています。

唯一、救いだったのは、師匠はじめ数人が私を守ってくれたこと。

中でも師匠は、自分たちの事しか考えない他の猟師たちとは違い、私の狩猟人生を重んじてくれました。

しかし、師匠は2年後に他界。

すると、タガが外れたように好き勝手をし出した隊員たち。

瓦解するかの如く猟隊が分裂してしまったのです。

あれから数年が経ち、冷静に当時を振り返ることが出来るようになった私。

「自分は、まだまだであれ、本物の猟を学ぶことが出来た」

「また、若手の立場で辛く苦しい思いもした」

「これは貴重な経験である」と。

また現在においても・・・

信用できる者、そうでない者の中で、自分が猟師としてどうあるべきかを律する機会を得ている。

人間性が露呈する狩猟ならではの醍醐味とでも言うべきか。。。

なんて、そんな風に思えるか!

バカ野郎! 足を引っ張るな!

年下だと思ってバカにするな!

あっ、ついつい本音が。

私の人間性が露呈してしまいました。

いけませんね、こんな事では。

と、ガス抜きしたところで一つ。

ここ数年で狩猟を始めた若手たち。

そして昨日に狩猟免許を取得した息子。

彼らには、私が経験してきた辛い思いを絶対にさせたくない。

私は、この手のことに対してタフですし、間違った連中を跳ね除ける社会的手法も心得ている。

でもこれは、様々な人生経験で学んだから。

若い頃の私だったら、このバタバタで狩猟をヤメていたかもしれません

そんな今は、何とか社会的にも正常で恥ずかしくない狩猟環境としたい思いでいっぱいです。

中には本当に羨ましくなるような猟隊が、この地域にも幾つか存在します。

そして、その様な猟隊には素晴らしい親方や先輩方が居て、若手もシッカリと育っている。

あと3年もすれば、この地域の狩猟環境は大きく変化するでしょう。

やはり狩猟においても教育は大切。

若手の中にも色んなタイプの人がいますので。

まずは足を引っ張り合うような愚かな狩猟者とならぬようにしなくては。

私も素晴らしい猟隊の親方を手本に頑張りたい。

まずは己の人間性を見直し、改めなければ。

何事に対しても慎重な態度で臨むべき。

短気は損気なのです。




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遺伝子の仕業

飼い主は、様々な事で子犬の成長を感じるものです。

どんどん食べる量が増えて、ウンチも立派になる。

短い脚で、よちよち歩いていたのに、気が付いたら走り回る子犬を捕まえられない。

自転車にだって背が届かないと思っていたら、届くようになって・・・
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反射板は何処へ行ってしまったのかな。
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それに、これは何だろう。
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って、おい!

ダイナモライトが使えないではないか。
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「けしからん!」

でも、子犬たちのスペースに自転車を置いたままの私が悪い。
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この丸石自転車をレストアして、また家内の通勤用に復活させる予定なのです。

よって、これ以上は破壊しないで頂きたい。

そういえば・・・

破壊の始まりは、子犬たちの父からでした。
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気が付くと・・・
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何だか不便そうな自転車に。
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自転車の破壊命令も、遺伝子に書き込まれているのだろうか。
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しかし冷静になって考えてみると、子犬たちが逞しく成長している証でもあります。

この破壊も、成長の喜びだと思えるような寛容さを持とう。

そして早くこの場所から自転車を移動させよう。

ここから先は時間の問題です。

いや、遅かったか。




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ケンカをさせないために

そろそろ子犬たちを単頭飼いとしなくては。

その方が躾をヤリやすいのです。

と言いますか、3頭一緒の躾は私には無理。
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また気質が荒めなため、見ていて心配になるほどのケンカぶり。

ケンカが終わると、ケロッとして仲良くしているのですが。

とにかく今後の猟行のことも含めて、相性が悪くならないようにケンカをさせないのも飼い主の役目。

そもそも猟犬のケンカは、知らぬうちに飼い主がその原因を作っていることが多いと感じます。

我が家でも今までに死闘さながらのケンカを数回経験していますが、原因は全て私の不注意によるもの。

食事の与え方、発情期への配慮、犬小屋の好み、順位への配慮等、色々とありました。

中には、こんなことも。

マルコがタオルを食べてお腹を壊し、食べた物を嘔吐。

それをミカサが食べてしまい・・・

その事に対して、マルコがカンカンに怒って大ゲンカ。

普段は仲の良い2頭だったため、私はショックでした。

でも思い起こせば・・・

食布癖のあるマルコを、ミカサの犬舎区画に入れてしまった私のミス。

ミカサの犬小屋内にタオルを敷いたのを忘れていたのです。

いずれにせよ、アレコレと考えるくらいなら、猟犬は単頭飼いとした方が無難かもしれません。

幸い、全頭が「ケンカは、いけないこと」との認識がシッカリとあるため、悪い形で後を引いてはいませんが。

しかし、カノとユキカゼの子たちは、そうはいかないでしょう。
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それは何となく分かります。

ケンカの抑止には、強い飼い主の存在が欠かせない。

ここで言う「強い飼い主」とは、ボス犬のリーダーシップ的な強さの意。

「この人からのコマンドは絶対」と思わせる気迫とでも言いますか。

この子犬たちには、それを小さなうちから理解させて、母犬カノのような使い良い猟犬としたいのです。

「常に飼い主を意識させる」が、猟犬との充実した付き合いを長く続ける秘訣だと感じていますので。

そのための単頭飼い。

準備を進めたいと思います。




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焦る

先日の出来事です。

我が家に戻ると、いつもと何かが違う。

聞こえるはずの音が聞こえない。

少し前から風呂場の給水栓より水漏れが始まっていたのです。

「ポチャン・・・ ポチャン・・・」と。

その漏れた水をバケツに受けて、トイレや洗濯水に。
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給湯器をユニットごと交換する予定のため、そのまま交換修理はせずにいました。

家を建ててから20年。

さすがに古さが目立つようになってきた風呂。

「古風呂や~漏れが止まらぬ水の音」

風呂場に共鳴する雫の落ちる音は、水琴窟を思わせる味わいのある音でもあります。

その音が、仕事から戻った私を迎えてくれない。

水漏れが勝手に止まるのは、おかしい。

「水圧が通常より低下してしまったからに他ならない」と直感。

焦った私は、家中の蛇口やトイレを確認。

「も、もしや!」で犬舎の蛇口も確認。
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しかし、どこからも水は出ていないし、漏れてもいない。

そこで、長めのドライバーを水道管の金属部に当てて、聴診器代わりに。

でも、どんなに耳を澄ましても、漏れ音が聞こえない。

素人の私では聞き取れないと言うのか。

ならば、水道メーターで確認するか。

メーターゲージが犬舎内にあるため、裏庭へと向かいます。

さて、メーターの数字は動いているかな。

とりあえず数字を忘れないように、写真でパシャリ!
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レイ君、ちょっと外に出ててね。

子犬たちの面倒をコーシンにお願いして・・・
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私はその間に犬舎の清掃と、メーターゲージの確認を。

15分ほど経っても、数字に変化なし。

どうやら、我が家の敷地内では水道水が漏れていない様子。

もう、犬舎に戻っていいよ♪コーシンありがとね。
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ならば水道施設の圧送ポンプの故障か?水道管のトラブルか?

役場の確認しようと思うも、すでに受付時間外。

猟友会の若手さんが役場勤務だから、直接確認してみるか。

と、その時・・・

遠くから発電機のエンジン音が。

水中ポンプを使っているか?

エンジン音を頼りに辿って行くと・・・

あっ、やっぱり。

盛大に水道水が漏れている。
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作業員さんに伺ってみたところ、原因はまだ分からないとのこと。

水中ポンプの排水量が追い付いておらず、断水のタイミングを図っているようでした。

結局、夕食時を外して20時から断水となり・・・作業開始。

1時間ほどで水道は復旧。

風呂場に「ポチャン♪」が戻り、一安心。。。

その後、水道管の埋め戻し作業は真夜中を過ぎても行われていました。

工事関係者の方々には、本当に感謝の言葉しかありません。

急の復旧工事、ありがとうございます。お疲れさまでした。

ライフラインが使えるのは当たり前の事ではない。

そんなことを痛感した夜でもありました。




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狩猟者への第一歩

狩猟に対する考え方は人それぞれ。

狩猟を『趣味』とする以上は自由。

でも、実際に狩猟を始めるにあたっては、本当にそれでいいのだろうか。

今までに様々なトラブルを見てきた中で、その捉え方が「少々異なる場合もある」と考えるようになってきました。

とくに猟期中のグループ猟や、通年で行われる巻狩りによる捕獲業務の場合は、隊員皆の共同作業。
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一人一人が力を出し合い、協力し合って成り立つもの。

その中に周囲への気遣いが出来ない者や・・・

法令遵守、ルールやマナーに対して考えの甘い者・・・

そして、それを注意しても改めない者が猟隊に所属していると、トラブルが絶えません。

最終的に、その様な者は親方や隊長から「もう来なくていい」と引導を渡されます。

猟隊をクビになり、他の猟隊へと移籍。

しかし、そこでも程なくしてクビ。

猟師ネットワークをナメている・・・

と、するよりも、自身の在り方を客観的に分析する能力に乏しいが故、改めることが出来ず、協調することも出来ない。

グループ猟の場は共同作業の場。

指示系統や報連相、規則の遵守、そして隊員たちとの協調や助け合い等、これら抜きにしていては獲物は捕獲できません。

また、喜びに関しては、皆に「認めてもらえる」「褒めてもらえる」などと共に「責任を果たせた」も大切。

普通の狩猟者は、捕獲できた喜びが、じきに「命」を思う慈悲の心の壁にぶつかります。

でも、その壁を払拭してくれるのが、責任を果たせた喜び。

それらを念頭に臨めば、誰にでも楽しい狩猟が待っているはずです。

そんな中で忘れてはならないのが、狩猟特有の危険性。

狩猟で扱う鉄砲や弾の危険性、そして適切な管理も重要。

それとは別に獲物からの反撃だって侮れないし、山での滑落もある。

そんなことですので・・・

「狩猟は趣味だから楽しまなくては」は大前提。

でも絶対に狩猟を甘く考えないで頂きたいし、ヤルなら徹底的に技術を高めて頂きたい。

自分への反省も振り返り、書いてみました。





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改造好きの狩猟ベスト

「おう、押し入れから付属の物が色々と出てきたで~♪」

先日、モモちゃんを迎えに来てくださった龍さんからの電話。

早速、我が家に『付属の物』を送って頂きました。

中身はトップシューター狩猟ベスト用のポーチ類。
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本当に、ありがたいことです。

先行して龍さんから頂いていたトップシューターの狩猟ベスト。
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そのベストに装着せずに仕舞ってあったのを思い出したそう。

元から装着してあったポーチ類と併せると、こんなに沢山。
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これはカスタム好きの私にとっては、たまらない!

おまけに、忘れん坊でもあるため、実に心強い!

出猟前にベストのポーチ内を点検することにより、忘れ物を逆探知できる。

その流れは、今までの猟友会ベストと同じではありますが・・・

丈夫な作りのチャックが、それをより確実なものとしてくれます。

「間違いなく入れたぞ! 落とさないぞ!」と。

また装弾用ポーチは十分に考えられたもので、勢子の私には持ってこい。
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背袋替わりの大きなポーチも助かります。

腰上に装着して、引き縄などを収納。

軽トラ猟車のシートに座った際、この位置だと腰痛にも優しいのです。
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この膨らみが、かえって座り心地を良くしてくれるハズ。

そして、このトップシューター狩猟ベストには、龍さん独自の改造が施されています。

横幅調整具が外されて、ちょうど良い長さで縫い付けており、その部分を迷彩柄の布でガード。
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他には、銃の負い革の当たる部分も同じくガード。

これはマジックテープにより、位置を変えられるようになっているのがミソ。
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ナイスです。

そんな私は、あとはこれを使わせて頂くだけ。
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この狩猟ベストを眺めては、ワクワクしている毎日。

やはり、メーカー品は安心の品質です。





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ワンワン合気道の神髄

7頭の子、全頭を見事に育て上げた母犬カノ。

猛暑の夏の一番キツイ時期に、よくぞ頑張り抜いてくれました。
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「本当にお疲れさまでした」と言ってあげたい。

なので言ってみたところ・・・

何となく分かったのか、カノは尻尾をフリフリ。

そして私の口元をペロリンチョ♪

直前に食糞された痕跡のある糞を始末しましたが・・・

私は、もう気にしない。

カノは、いつもこうなのです。

先日は息子がその犠牲となりました。

口を拭きながら「な、なんだかウンチ臭いんですけど・・・」と、狼狽えて。

ざま~みろ♪

そんな、お茶目なカノから徐々に子犬たちを離すことに。
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子犬たちの当たりが強すぎて、カノの休む暇が無くなってきたのです。

オオカミ、リカオン、ジャッカルなどは、ある程度の大きさに子が成長すると、群れの他のメスたちが子の世話を手伝います。

つまり、産みの親だけでは子の面倒を見切れない。

それに倣い、我が家も強力なベビーシッターにお願いすることにしました。

彼女はプロ中のプロ。

そう、泣く子も黙るコーシン。
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って、本当に鳴く子犬を黙らせてしまう。

そのくらいに子犬のあやし方が上手いのです。
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子犬を「キャイ~ン!」なんて鳴かせる事は皆無。

頬と首と前肢(肉球面のみ)で、次から次へと攻撃を仕掛けて来る子犬たちを優しく いなします。
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子犬の突進エネルギーのベクトルを・・・
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瞬時に「コロリン♪」と転がり方向へと変えてしまう。
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その様は、まるで合気道の演武を見ているよう。

とにかくコーシンの子犬たちの捌きは見事なのです。

「コーチンおばちゃんをヤッつけたいのに、なんでワタチたちは転がっちゃうの?」
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子犬たちは、そう思っているに相違ありません。

実は・・・

コーシンは、小さかった頃の母犬カノに、子犬との接し方を学んだのです。
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当時、子犬ではあれ、カノの攻撃も強烈でした。
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しかし、その時のコーシンは、まだ上手にその攻撃を、いなせなかったことも。
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カノに咬まれて「キャイ~ン!」と、思わず声を上げてしまう事もあったのです。

その後、コーシンは自分の子で、更に技に磨きを掛けます。
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よってワンワン合気道は、既に師範の域に達しているものと思われるコーシン。

そんなことで・・・

当時、子犬カノにより技が上達したコーシンは、今度は母犬カノの子に、合気道の神髄を教えている。

なんとも感慨深いモノがあります。

でも、お乳は出ませんよ~♪
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そして、これはイノシシと対峙した時に活かされる。

そ、そうだったのか・・・

イノシシの突進エネルギーを・・・

その割に実母直伝のミカサとマルコは、イノシシに時々吹っ飛ばされるけど。。。
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やっぱり、ワンワン合気道は子犬にしか通用しないようです。

でも、本当に助かるな。

コーシン、ありがとね。




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狩猟の楽しみと目標

昨日、裏庭からの「キュンキュン」と助けを求める声に気づいた娘。

様子を見に行くと・・・

コンゴウとレイが粗大ゴミの中で脱出不能に陥っていたそう。
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その必死の姿に、スマホのシャッターボタンを押さずにはいられなかったと。
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スグに救出してくれたようですが。

それにしても子犬の機動力の高さには、いつも驚かされます。

成犬のように「これを越えたら怒られる」との学習や躾による自制は皆無。

よって、どんどん行動範囲を広げようとします。

これを想定して対策を施すのが飼い主の務め。

その観点からしますと、私はまだまだ甘い。

脱走が庭の外に及べば、交通事故の可能性もある訳ですから事態は深刻。

エサを与え、排泄物の処理を行い、頭を撫でるだけが飼い主ではないのです。

反省。

犬舎内を総点検した上で、脱走しにくい区画へと子犬たちを移動させました。

今後は様子を見ながら、早めに単頭飼いに切り替えようと考えている子犬たち。
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早い段階からシッカリと躾ておけば、意外に飼いやすいのも和犬の特長だと実感していますので。

そんな猟犬の躾も、狩猟の楽しみの一つだと私は考えています。

ここからの躾が私の腕の見せどころ。

私はコレが一番得意。

それ以外の狩猟のアレコレは・・・

ビールの飲む量を減らせば、また以前のように何とかなるやもしれません。。。

よし、猟期までに体重を10kg減らそう!

有言実行をモットーとする私。

やっぱり減量は半分の5kgにしておきます。。。

それでも効果は凄いのです。

膝への負担軽減は絶大。

色々と頑張るぞ~!




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