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生きもの二人三脚

私とミカサの経過観察

本当に長かった濃厚接触者の外出自粛観察期間。

本日、晴れて出社することが出来ました。

職場では関係部署の皆に頭を下げて「ご心配とご迷惑をお掛けしました」と。

仕方がないとは言え、やはり気が引けますから。

話を聞いてみると、他の部署でも感染者や濃厚接触者が出てしまったとのこと。

その人たちは、どうやら子供さんの感染が元となったよう。

いずれも軽い風邪のような症状か、殆ど無症状だそうです。

これもワクチン接種をしていたおかげなのでしょうし、そうなら3回目の接種後はどうなるのか。

どこぞやの国のお偉いさんのように「風邪みたいなもんだ!」と言い切っても、誰もが頷く日が早く来て貰いたいものです。

そんな中、私の外出自粛解除となった昨日の猟で、体調を崩してしまったミカサ。
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帰りの途中、犬箱の中で嘔吐もしていました。

「これはマズイ」とのことで、昨晩は夜半まで経過観察を続けていました。

餌は完食したものの、明らかに具合が悪そう。

犬小屋から出ようとせずで、鼻は乾き、大人しい。

ところが体温は平熱。

耳の付け根の部分を触って体温を確認するも、いつもと変わらず。

風邪のような症状となった場合、発熱していると、そのあたりに触れただけで分かります。

熱いのです。

早朝、またミカサの様子を確認。

すると、大人しいながらも鼻は湿っており、少し元気になっている。

便も確認。

そして夜、家に戻るや否や、激しいミカサのお迎え鳴き。

「良かった~」

いつもは、その鳴きに「ハイハイ、わかったよ。父ちゃん帰ったよ」と、少々困り気味の私。

でも今日は嬉しいのなんの♪・・・ご近所さん、ゴメンナサイ。

餌もよく食べる。
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いつもの元気ハツラツのミカサに戻っていました。

まずは一安心。

ところで、あれはいったい何だったんだろう。

猟では様々なことが起こるものです。

障害物による怪我や、農薬などの混ざった水を飲んだことによる中毒。

野ネズミなどが媒介する菌により感染するレプトスピラ症。

そして、イノシシによる怪我。

外傷が全く無いのに・・・などと言うこともあります。

突進により体が強い圧迫を受けたり、鼻先や牙などでシャクリ飛ばされたり。

「牙で切られていないから」「咬まれた跡が無いから」などと楽観は出来ないのです。

また、シカの角による攻撃も侮れません。

雄ジカは追いつめられると、頭を下げて角を向けて突進してきます。

これも極めて危険。

罠師の方々ならば経験があると思います。

シカは、それを猟犬にもヤルのです。

そんなことで「単頭引きだから大丈夫」などと高を括っていると、思わぬ事にも。

とりあえず「ホッ」とはしたものの、ミカサの経過観察はもう少し慎重に続けたいと思います。
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その間はミカサも特別休暇。

「早く働かせてくれ!」と私より騒ぎそうですが、ダメ。

しばらくの間、猟の日はお留守番なのです。




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明暗の分水嶺

今日の猟は読みが甘かったか。

ミカサが頑張るも、私の予想どおりに獲物は飛んでくれず。
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昨日の段取りが上手くいき、一回戦目では早々に数頭のシカを起こしたミカサ。

ミカサの猛り狂ったかのような鳴きは、我が家の猟犬では随一の声量。

遠ざかるその鳴き声は、タクさんの待ち受けるタツへと向かっている。

一気に400mほど追い「さぁ、そろそろ鉄砲が鳴るかな」などと思っていたら・・・
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ミカサがブーメランのように戻ってきて、私より数十メートル上段を抜けて行く。

しかし一周して、またもや私の方へと向かってくる。

その距離300m。

私は鉄砲の安全装置を解除。

さぁ、来い。
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ところが今度は、尾根付近に向かってしまったミカサ。

その鳴き方やスピードからは、シカからイノシシへと乗り換えた様子が伺えます。

そしてイノシシと思われる獲物を追って猟場から出てしまいました。

いったん猟を中断して、タクさんとミカサ探しを開始。

程なくしてミカサを発見。

しかし様子がおかしい。

いつもはフレンドリーなミカサが、かなり神経質になっている。

体中を調べるも外傷は無し。

・・・・・

とりあえず、二回戦目を行うために別の猟場へと移動。

そこで、馴染みの罠師のK先輩にバッタリと会い、雑談の中でタツ場のアドバイスを頂きました。

しかし・・・

私もタクさんも「そこは以前のようには獲物が来ないんだよなぁ」と心の中で思います。

でもここは、先輩を立てるが一番。

「Kさんが言うんだから間違いないよ♪ じゃぁ、タクさんそのタツに着いて」と私。

「了解です! ヌタ場のタツではなくて、Kさんの言われる尾根ですね♪」と、わざとらしいタクさん。

役者じゃのう。

で、ミカサを放ちます。

ミカサの動きは悪くないものの、やはりいつもと違う。

しかし、暫くすると鳴きだし・・・・・

タクさんから無線。

「シカが5・6頭、ヌタ場のタツを抜けました」と。

尾根のタツからヌタ場のタツは距離がある上に、木が多くて矢を掛けられないのです。

でも、獲物が行ってしまったのは見える。

その後、ミカサを回収して猟を終了。

するとK先輩から無線が。

「犬の鳴き声が盛大に聞こえたけど、鉄砲が鳴らなかったなぁ。どうした」と。

「尾根じゃなくて、ヌタ場を行っちゃったよ。シカが5・6頭」と私。

「いや~ごめん。余計なことを言っちゃったなぁ」とKさん。

「いえいえ、しょうがないですよ。ヌタ場に立てば尾根を抜けたりするんですから。上手くいかないもんですよね」と私。

そんなことで今日はピリッとしない猟となってしまいました。

反省する私。

一回戦目は、猟場内の寝場や獲物の飛び筋をシッカリと把握していなかった甘さが露呈。

二回戦目は、K先輩を立ててアドバイスに従ってしまったこと。。。

この尾根が、まさしく明暗の分水嶺となってしまったのです。
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心配だったミカサは相変らず大人しい。
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しかし、夕方の食事はシッカリと食べていました。

ところが、いつものガッツキは見られない。

イノシシの突進を食らった可能性もあるため触診をしてみましたが、それは全然平気。

痛いと「クウゥ・・・」とか「キャイン」と鳴くか、嫌がりますから。

・・・・・

まさか、マルコと同じ腸閉塞じゃないよねぇ。。。




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政府の方針転換で猟行

新型コロナ感染において濃厚接触者の外出自粛健康観察は、元となった感染者に症状が見られてから10日間でした。

ところが政府の方針転換により、その期間が10日間から7日間に短縮。

やはりワクチン接種が効いていたのでしょう。

また、オミクロン株はデルタ株ほどの高い重症化率には至っていない。

私としては、それは大正解だと実感している数日間でもありました。

そんな濃厚接触者の私は、今日が8日目にあたるため「もういいかな」で一人で出猟することに。

しかし「猟」とは言っても、明日の二人猟のために、獲物を予定している猟場に追い散らすのがその目的。

よって、トラを単頭引きで放ち、隣の広大な猟場で盛大に騒ぎ回らせます。

ビープロのトラの持ち味は、鳴きの強さと足の速さ。
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時に「諸刃の剣」となってしまうこともありますが「追い散らす」には持ってこい。
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予想どおり、トラを放した猟場には激しい追い鳴きが木霊します。

比較的にフラットな猟場でもあるため、トラのスピードもかなりのモノ。

GPS機の様子から、獲物はシカであることは明白。

そして思惑どおりに予定の猟場に獲物たちを追い散らしたと判断。

シカならば深追いしないトラを呼び寄せて、今日はおしまい。
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これ以上、獲物たちを刺激しないことにしました。

さて、明日はどうかな。



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犬舎完成の皮肉話

昨日に続き、犬舎増築の作業を開始。

今回はユキを単頭飼いとするための増築で、その面積は2畳弱ほど。

資材の予算は2万円でした。

ところが、3週間前に資材を買い揃えた時にビックリ!

どれもが強烈に値上がっていたのです。

単管パイプ、クランプ、メッシュ柵などの鉄資材は5割以上の値上げ。

もっと驚いたのはコンパネ。

その価格は、なんと倍!

レンガだって2割ほど高かったし。

よって、全部で6千円も多く出費。

アイアンショック!とウッドショック!が、あまりに身近でショック!

おまけに、マルコショック!と家内の感染ショック!で、普通にショック!

そして、濃厚接触者の私の出勤停止ショック!

なんてこったい。

しかし自宅待機せざるを得なかったため、犬舎を作る時間が確保できたとも。

新型コロナのせいで物価が高騰し、狼狽えてしまったものの・・・

その流れが色々とあって、犬舎増築に取り掛かれる。

むむっ、なんとも皮肉な。

だが時間がもったいない。

作ろう!
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ところが、目の前に立ちはだかる障壁が・・・

み、見えない。

「あぁぁ~目がぁ~目がぁ~」

水準器のゲージが見えないのです。

仕方がない「大村崑氏の桃屋フォーメーション!」

おぉぉ・・・

「私にも見える! 見えるぞ!!」
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最近、さらに老眼が進んでイヤになっちゃう。

そんなこんなで、眼鏡の掛け位置を調節しながらの作業。

君たち、チップソー切断機の威力を見るがよい!
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3月になれば可憐な花を咲かせる花桃は避けて・・・
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柵が斜めでもいいや「ネズミ返し」ならぬ「犬返し!」
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メッシュ柵はカット先面のヤスリ掛けや接触しないように曲げて、安全性を高めます。
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単管パイプとメッシュ柵との固定には結束バンド。
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結束バンドは結構使えます・・・が。

中には、結束バンドを噛み切ることを生き甲斐としている個体も・・・
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カノちゃんヤメて。

点検は欠かさぬように。

心配なら固定具か番線で。

よし、完成!
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ユキカゼ号よ、どうだね。
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新築のニオイがするかね。

今日からは、君がここの住人だ。

あっ、屁をしたのがバレた。
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嗅がないで・・・

これから始まる本格的な訓練を前に、単頭飼いとしたかったユキ。

「猟期が終わるまでには・・・」などと思っていた犬舎増築が、思わぬ形で完了。

なんだかなぁ~と思いながらも・・・

これでいいのだ。



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ユキカゼ号の犬舎を作る

三重地犬のユキカゼ号(以下ユキ)は生後半年を過ぎて、ほぼフルサイズに成長。

大らかで気難しいところなど皆無の堂々とした犬に育っています。

少し、わんぱくですが。

同じ三重地犬で姉御肌のカノも、ユキには一目置きだした様子。

よって、本格的な訓練を前にユキを単頭飼いとすることにしました。

その方が私からのコマンドが伝えやすくなるからです。

そこで犬舎増築にあたり資材を揃えて作業を開始。
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3週間前の事でしたが・・・マルコが・・・

と、思ったら今度は私たちが・・・

で、本日、やっと作業を再開。

途中で猟犬たちと遊びながらも・・・
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着々と組み上がる単管パイプ。
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そして、また遊び・・・激しいな。
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ところが、仕事の事で色々と連絡を取り合っていたら、夕方に。

残念ながら完成には至らず。
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猟犬たちの食事の時間になってしまいました。

よし、明日中には仕上げるぞ。



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猪チャーシュー麺を食す

出勤停止を保健所より指示された濃厚接触者の私。

リモートワークの合間にイノシシ肉料理を作ることにしました。

まずは猪骨スープ。
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かれこれ10時間近くは煮込み続けています。

もういいでしょう。

途中から一緒に煮込んだ長ネギの青葉、生姜、ニンニク、玉ネギが良い働きをしてくれています。

いい香り♪

まずはトングで骨を取り出します。

これが10時間後には・・・
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こんなに。
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軟骨や骨髄は完全に溶け出して骨だけに。

あとはスープをザルで濾します。

スープが出来る間に猪チャーシュー作りをしていましたが・・・

それにあたっては直感的に「これだ!」と。

「ビビッ!」と来た作り方を参考にさせて頂きました。

肉料理ブログの重鎮「肉の御仁さん」に倣うことに。

今までの作り方は、どれもイマイチだったのです。

では。

イノシシのバラ肉端と雑肉を使用します。
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バラ肉の中央部は脂が乗り過ぎなので。

よって一つはそのままで、もう一つはバラ肉端でお尻の雑肉を巻き込むことに。

まずは串で肉表面に穴をあけます。
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そうしたら三温糖(砂糖でも可)とコショウを適量を肉表面に摺りこみます。
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私はこの工程に「ビビッ!」と来たのです。

あとはグルッと巻いて、ネットを被せます。
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煮猪とするため、煮汁は醤油3、日本酒1、水2の比率で。
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そして、天地を時々返しながら3時間ほど煮ます。
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肉を取り出して粗熱が取れたらアルミホイルに包み、冷蔵庫で冷えるまで寝かせます。
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更にカットしやすくするには、一晩くらい冷蔵庫で寝かせた方がいいでしょう。

燻製と同じで味が馴染んで美味しくなりますし。

お次はラーメン。

マルちゃんのこの製品は安価ですが侮るなかれ。
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猪骨スープとの相性の良さは抜群。

水の代わりに猪骨スープを使用するのです。

あとは説明書きどおりに作るだけ。

最後にトッピングを乗せます。

で、出来上がり!

いただきます。
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旨い。

やはり、肉に摺りこんだ三温糖とコショウが効いている。

猪脂の甘み、肉の旨み、そして煮汁の塩気を上手くまとめている感じ。

猪チャーシュー、とろける~!
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いつも作る猪チャーシューとは比べ物にならない旨さ。

猪骨スープも濃厚~!

あ~腹いっぱい幸せいっぱい。

山の恵みよ、ありがとう!

肉の御仁さんも、ありがとうございます!

なんだか濃厚接触者太りしそう。

よし、明日は犬舎増築作業でカロリー消費だ。



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エリザベスは命の架け橋

「出ちゃいますから」

この言葉に「えぇ~っ!」や「きゃぁ~!」と悲鳴を上げる私と家内。

わかってはいても、事も無げにそれを言われると狼狽えてしまいます。

かれこれ1週間前の出来事でした。
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マルコの開腹部の縫合箇所を見せながら、獣医師さんが私たちに念を押したのです。

エリザベスカラーの重要性を。

「時々、縫合糸を引っ張っちゃう子もいますからね」と。

続けて、こうも。

「そうすると、まだ傷口が完全にくっ付いていない場合は大変です。中身が出ちゃいますから」と。

あぁぁ、なんとも恐ろしい。

マルコ~!ダメだぞ~!引っ張っちゃ。

と言うことで・・・

マルコは肋骨結合部の下部からオチンチン付け根の上部にかけて「パカッ!」と開いたため、とくに注意が必要なのです。
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つまり、エリザベスが外れたときは、出ちゃうとき。

何でも引っ張ってビリビリにしてしまうマルコは特に危険。

毎日戦々恐々とする私にとって、エリザベスの点検は欠かせなくなりました。

今までに、イノシシに牙で切られたり咬まれたりで猟犬たちがエリザベスのお世話になった事はあります。
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また、骨折させられたりで大変だったことも。

しかし、その時でも今回のマルコほどの緊張感は覚えず。

エリザベスよ頼むから外れないでおくれ。
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ガムテープも頑張って耐えて。
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そもそも、エリザベスは何でいつもピタリと合わないの。

それほどに犬種が多く、体形に違いがあるからなのは分かりますが。

・・・・・

あの忌まわしい日から、かれこれ2週間。

今日は抜糸に行ってきました。

でも私は濃厚接触者の身。

その旨を看護師さんに伝えて院外待機。
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しばらくすると外にマルコを迎えに来てくれました。

「濃厚接触犬ですので気を付けて下さい」と注意を促してウケを狙いましたが・・・
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看護師のお姉さんはスルー。

ああ無情。

で、抜糸はスグに終わり、家路に。

獣医師さんからは「出来ればもう一日くらいはエリザベスを付けておくように」との事でしたが・・・

カキカキできないよねぇ。
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傷口を気にする様子は無し。
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エリザベスを外すことにしました。

鼻キッスは、できるけど♪
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2週間も動きを制限されたため、すっかりと筋肉が落ちたマルコ。

一回り小さくなった様は、まさに「ちびマルコ」
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そして晴れてフリーとなったマルコ。

大変だったけど、よく我慢したね。
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お疲れさん。

私もなんだかバタバタした2週間でしたが、今は暇。

「出勤させて~!」と言いたいところですが、これは仕方なし。

さて、明日からは犬舎の増築を進めるか・・・
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それとも、家内とのディスタンスを更に取るために山に逃れるか。

そうだ、創業計画書も作成しなくては。

やっぱり忙しいや。



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濃厚接触者の濃厚料理

職場からの指示により、10日間も出勤停止になってしまいました。

私自身は元気なのに。

でも仕方がない、職場の皆にウイルス感染を伝播させないためにも休もう。

ならば今日は、先日獲れたイノシシを材料として、料理の下ごしらえすることに。

まずは猪骨スープ作りから。
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イノシシの骨を折り、下茹で開始。
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しばらく茹でて、一度ゆで汁を捨てます。
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骨はシッカリと水洗い。

そうしたら次は本茹でに入ります。

2時間も茹でていると、徐々に白濁してきました。
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このあと、ネギ葉と生姜を投入。

部屋中にラーメン屋の香りが漂い始めます。

しかし骨髄や軟骨、そして骨脂がシッカリと溶け出すまでには、まだまだ時間が必要。

時々鍋の中の骨をかき混ぜながらトータルで10時間くらいは掛かるでしょう。

次は腸を処理。

初期の水洗いは捕獲当日に済んでいたため、さらに洗いを行います。
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小腸と大腸に分けて、それぞれの仕込みを開始。

小腸はモツ鍋に、大腸はホルモン焼肉に。

因みにイノシシの腸は生モツとして扱った方がいいでしょう。

下茹でをすると上品になり過ぎて、モツ独特のナイスな風味が弱まってしまいます。

小腸はキャベツと玉ネギを加えて煮込み開始。

そして最後にニラを投入して余熱で火を通します。
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一方の大腸は焼肉に。

ついでに、トリミングしたクズ肉も焼きます。
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大腸は3時間ほど焼肉のタレに漬け込んでいました。

まずはクズ肉から焼きます。
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お次は大腸でホルモン・ファイヤー!
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よし出来た。

病床の家内を呼ぼう。

「どうだい旨そうだろ。全部食べたまえ!治るぞ!」と私。
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私も濃厚接触者が解除になるやも。。。

なんだかんだ言って、食べる量は少なかったものの、一通り食べてくれた家内。

食欲が無くて食べられなかった2・3日前の事を思うと、だいぶ回復してきた様子。

って「猪モツ鍋食って、イノシシ焼肉とホルモン食えるんだから治ってるだろ!」と言いたいところですが。

ここは我慢。

また、そっと寝かせてあげることにしました。

さて、猪骨スープの火入れを再開だ。



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濃厚な二人

昨日、捕獲したイノシシを猟車に乗せて、タクさんと勢子のスタート地点に戻る間の出来事でした。

軽トラの狭いキャビンに二人で乗り込み、もう一台の猟車に向かっている最中にラインの着信音。

そしてスタート地点に到着してラインを確認。(これは少し前の別の写真)
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むむっ・・・

「陽性でした」と家内から。

家内が体調不良のため病院で診てもらい、その流れでPCR検査を受けた結果報告だったのです。

「あちゃ~!家内が陽性だって。今、二人で軽トラに乗ったよねぇ、濃厚だったよねぇ」と焦る私。

それに対してタクさんは・・・

「大丈夫ですよ。二人共いつもマスクをしているし、窓を開けてたし、一緒に乗ったのは5分くらいだったし」と。

「でもオレ、ペチャクチャと喋っちゃったよ。マズイな」と私。

家内はどうやら職場で感染した様子。

全国にチェーン展開している有名な量販店に勤務している家内。

お客さんも大勢来店するため「いつかは・・・」と思っていましたが。

同日にレジ係の方も新型コロナ感染が判明。

どうやら水面下での市中感染は深刻なようです。

その後もタクさんと二人でイノシシを解体。

終始、至近距離での二人作業。

イノシシの足を持っての固定係のタクさんと、捌き係の私。

私の体勢やナイフの持ち手の角度で、絶妙なイノシシ傾け角度に調整してくれるタクさん。

その無言での作業は「一心同体」と言ってもいいでしょう。

でも「極力しゃべらないように」と思っても・・・

お喋りさんの私は気が付くと喋ってる。

家内の職場では、かなり厳しい感染対策をとっていたにも関わらず、感染してしまったのですから。

油断はできません。

結局「狩猟」とは言え、半日は濃厚な私との接触を強いられることになったタクさん。

今日の時点では元気なようです。

もちろん、そんな私もピンピン。

そして、今日は保健所より連絡があり、私は10日間出勤しないようにと。

家内も10日後に治っていたら出勤可能に。

因みに家内の症状は、体温が37~38℃台を行ったり来たり。

それに加えて、頭痛、喉の痛み、咳の症状が2日ほど見られました。

「インフルエンザに感染した時と同じ感じ」と家内。

一方、無症状の私ではあれ、私の職場で感染を広げてしまった可能性もあるため・・・

「濃厚」の心当たりのある社員全員に連絡を取って確認。

皆さん、元気でした。

良かった。

私は家内に・・・

「オレなんてインフルエンザに感染した記憶が無いし、風邪だってもう何十年もひいていない。ウイルスや細菌に対しては無敵だぜ!」と。

それに対して・・・

「バカは風邪をひかないのよ」と。

ひどいよなぁ。

早く元気になってちょうだいよ。



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分身の術 作戦

今日はイノシシを攪乱させて捕獲するために、、、2頭のビープロを出動させました。

実際には、私が攪乱させられてしまうのですが。

飼い主なのに2頭を見ていると、目がチラチラして、どっちがどっちか分からなくなることがあるのです。
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「え~と、あれはコーシンだよなぁ・・・いや違った、ミカサだ」などと。

GPS機を見て「そうだよね」と確認することもあったりして。

さすがは親子なのです。。。

さて・・・

猟場に着いて、まずは一本タツのタクさんの配置を確認しにすることに。

タツに良さそうな場所にはヌタ場があり・・・
ヌタ場1

獲りごろサイズのイノシシの足跡を発見。
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その他にも新しいカセギの跡。

「これは寝場に居るな」と踏んだ私はロングレンジからショートレンジ攻めに切り替えます。

「イノシシでもシカでも何でもいいから、タツに飛んで行け!」ならば、広域に勢子ルートを取ってもいいでしょう。

しかし、寝場にイノシシが寝ている可能性が高いのに、シカに翻弄される可能性の高い広域ルートを取るのは愚策。

的を絞るのは当たり前のショートレンジ攻めなのです。

とは言っても・・・

それでもシカに翻弄されてしまうことが多いのですが。

タクさんに「犬を放すよ」と無線を飛ばし、猟を開始。

無心で捜索を始めた2頭。

足並みもバッチリでいい感じ・・・でも、やっぱり迷う。

動きが良い方が母犬のコーシンで、少しドンクサイ方が息子のミカサ。

「おい!息子のくせに母さんに負けるな!」などと思いながらも・・・

昨年とは見違えるように動きが良くなったミカサ。

やはり「猟犬は引いてナンボ」

おっ、源氏パイ食いて~♪
源氏パイ

と、急に2頭の動きが慌ただしくなります。

私が「居る」と踏んだシダ場とは違うシダ場に向かった2頭。

そして鳴きだしました。

獲物はスグにシダ場を飛び出したようで、GPS画面上の2頭はどんどん私から離れていく。

ところが一本タツのタクさんの方向へは向かっていない。

すると300mほど離れた場所で、今度は鳴き止めている。

「急げ!」と自分に鞭打つ私。

急斜面を駆け登り・・・と言いたいところですが、途中からは早歩きが精一杯。

鳴き止め現場に近付くにつれて、猛狂ったかのように鳴き立てる2頭の大合唱が聞こえてきます。

私が近寄る足音を完全に消してくれているハズ。

一気に間合いを詰めると、そこには・・・

う~ん、やっぱり目がチラチラする。

イノシシと正面切って対峙するミカサ。

一方のコーシンはイノシシの周りをラウンド。

コゲ茶色の周りを、白と黒のチラチラが、グルグルと回っている。

おぉぉ・・・分身の術だ。

イノシシとの一直線上からコーシンが外れたスキを突いて、私は引き金を引きます。

御免。

やはり、あの足跡の個体のよう。
猪

米一俵ほどの雌イノシシでした。

コーシンとミカサ、ご苦労さん。

今日はこれでヤメ。

吊るしで血抜きを行い、その後、プラ舟裏をまな板代わりにして解体。

タクさんもお疲れさまでした。

一本タツへは上手く導けなかったけど、結果オーライで許してね。

しかし、この時点で驚くべき事実が判明していたため・・・

明日の猟行は中止せざるを得ない状況となってしまったのです。

ワァ~オ!なんてこったい!




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