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生きもの二人三脚

夏はやっぱりお風呂

今日は朝からマジェスティの最終仕上げ。

と、作業を進めていたら電話が。

先輩猟師のMさんからでした。

「おい、イノシシいるか?」と。

Mさんは年間に数百頭のニホンジカを捕獲するプロハンター。

また捕獲業務などでは頼れるタツ役で、見切り名人であり、射撃の名手でもあります。

そんなMさんでも、シカの錯誤捕獲としてイノシシが捕れてしまうことも。

しかし、このイノシシは、豚熱の調査の検体に活かされます。
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よって血液を採取。

そして本体を頂いて帰ります。

今日は一番風呂にイノシシさん。
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実はこの湯舟、もう4年ほど本来の機能を果たしていません。

お湯張り機能がダウン。

しかし、シャワーは使える。

早く直さなければと。

だからと言いう訳ではありませんが。

風呂場は、日陰ですし換気設備を完備。

ハエや蚊の猛攻にも遭いません。

優れた解体施設とも言えるのです。。。思いのほか。。。

家内には「作業が終わったら風呂掃除もする」との約束を。

いつも塩素系の洗浄剤を使い、ピカピカに風呂場内を清掃。

これ無くしては、使用許可を得ることは難しいのです。

今までの実績が認められ、今日も家内からは快諾を得られました。。。

さて、作業開始。

今回はモツを頂くことに。

せっせと腸の処理を進めます。

やっぱり腸は超長くて超嬉しい。

「まだ、こんなにあるの~」と言うよりも「まだまだあるぞ♪」と言った感じ。

夏イノシシの腸は脂があまり乗っていないため、モツ鍋には持って来い。
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土用の丑の日は、鰻が高価すぎて手が出ませんでした。

なので、我が家では「猪モツ鍋」でスタミナアップ!

これで夏を乗り切りたいと思います。




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ハンターマジェスティ

プロハンターでもある喫茶店マスターSさん。

私の尊敬する猟師の一人でもあります。

そのマスターから頂いたマジェスティ125。

私は敬意を表して『ハンターマジェスティ』と命名。

そんなハンターマジェスティは、仕事や様々な用事でレストア作業が頓挫したまま。

しかし、この夏季休暇中に何とか作業を進め、完成への目途を付けたいところ。

今日は早朝よりレストア作業を開始しました。
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まずはフロントフォーク。

強化してボトム量を減らす小改造を。

林道での底付きを回避するためです。

程度の良い中古フォークのインナーにカラーを挿入して、プリロードをかけた状態に。
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フォークオイルも硬めの物をブレンドして油面も上げました。

これで、減衰力に腰が出るでしょう。

もとから付いていたサビサビフォークは、お役御免。
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お次はトップケースなど、不要なモノを取り外して軽量化。

これもオフロードでの取り回しを考慮して。

ついでに盗難防止システムも外しましょう。
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お次はキャブレターのチェック。

キャブの中は古いガソリンが変質してガム状となり、付着していました。
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クリーナーが気持ち良いくらいにキレイに。

デイトナのキャブクリーナーとパーツクリーナーはオススメです。
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バッテリーは台湾ユアサの新品に。

各電装系はテスターで確認して問題なし。

ピストンの圧縮もバッチリ。

ラジエター液も交換。

エンジンは呆気なく始動しました。

あとはブレーキシールとダストシールが届くのを待つのみ。

それまでに作業を。
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ブレーキピストンの状態はサビも無く、問題なく使えそう。
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ブレーキキャリパーは洗剤で丸洗い。
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そうそう、肝心のビオトープ状態だったシートは・・・

ボウフラが楽しそうに泳いでいたっけ。
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で、大変身!
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マスター、あともうチョットですよ~。

楽しみにしていて下さいね!




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鹿肉と猪肉のタッグ

先日、サイクリストの方のブログを拝見させて頂き、その画像に釘付けとなった私。

想像しただけでもお腹が鳴り、食べずにはいられない心境に陥ったままでした。

頭から、あの画像が離れない。

そんな中、昨日、先輩猟師のKさんよりシカ肉を頂きました。

とても状態の良い素晴らしいシカ肉に「よし、これだ!」で、スーパーへ直行。
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市販のルーを買ってきて「シカ肉ハヤシ」を作ったのでした。

そして今日はイノシシ肉でカツを。
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そう、先日、釘付けになった画像は『カツハヤシ』

それをジビエで猟師風にアレンジ。

では、頂いてみましょう。

「フーを偲ぶ会」に相応しい一品となりました。
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旨い!

箸が止まらない。

家内も「シシカツ旨し!」で、カツを3枚も食べていました。

「ハヤシのシカ肉も、シッカリとワインの香りがする!」と、ソース代わりのハヤシも大絶賛。

侮りがたし、ブルゴーニュワイン。
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家内と一緒にフーを偲びながらも、話の内容はフーの武勇伝ばかり。

とくにあれは酷かったな。

フーの頑張りでイノシシが獲れたものの・・・

イノシシの足と私の腕を勘違い。

危うくフーに咬まれれるところでした。
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フーはガッツキ猟犬でしたからね。

そんなことを思い出しながら、今宵は食べ過ぎてしまいました。

ごちそうさまです。



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フーよ、ありがとう

今日は悲しい出来事がありました。

お世話になっている先輩猟師のKさんから電話があり「エサを取りに来て」と。

早速、Kさん宅に伺うと、シカ肉を用意していてくれました。

冷凍肉と生肉を合わせて20kg以上はある感じ。

すると、Kさんが静かに一言。

「フーが死んだよ」と。

フーは、Kさんが飼っていた猟犬で、ウォーカー血筋。

享年は15才。

一昨日に天に召されたと。

猟場内の、春になると桜がキレイに咲く丘に、懇ろに葬ってあげたそうです。

フーは、私にとって初めてのイノシシを撃たせてくれた犬でもあります。

前日に師匠の猟犬がイノシシにヤラれてしまい、その敵討ちとなりましたが。

次の日は朝から追跡を開始して、師匠がイノシシの寝家を特定。

そして、フーを単犬で当てたのです。

Kさんの勢子鉄砲と同時に寝家から飛び出した大イノシシ。

一本タツでも十分な特等席に配置していた私。

先輩方が狩猟を始めたばかりの私に気を遣って下さったのです。

そんな事を思い出し、Kさんとフーの思い出話をしたのでした。

帰り際に「フーのエサ用だけどな・・・」とシカ肉を渡してくれて・・・

と、庭の菜園に目をやるKさん。

「おっ、これも持ってけ」とキュウリとトマトを頂きました。

家に帰ってシカ肉を確認すると、生肉は新鮮そのもの。
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なので、フーを偲び、背ロースを一本だけ。
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今回は、ブルゴーニュ産のワインを使用した「フレンチハヤシ」を作ってみます。

具はシカ肉と玉ネギだけ。
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そうそう、Kさんから頂いた野菜も頂きましょう。
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あとはルーの箱のとおりに。。。
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今日はここまで。
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明日、スペシャルな料理に仕上げる予定です。

そして、ささやかに「フーを偲ぶ会」を。

今度、桜の丘で手を合わせてこようと思います。

フー、ありがとね。



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猟犬の個性

今さらながらではありますが、猟犬の躾のなんと難しいことか。

その加減や導き方は、人となんら変わらないと感じます。

褒めて伸びるタイプ、叱らないと全く言うことを聞かないタイプ。

我が家の兄弟犬のミカサとマルコを比べてみても、笑ってしまうほどに違う。
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「いけない!」と叱り、尻を叩いたくらいでは全然ヘッチャラなミカサ。
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一方、マルコは同じことをしようものなら、縮こまり、いじけてしまう。

よって「いけない」「よ~しよし」の言葉だけで十分なのですが。

そんなマルコは、さぞかしや気が弱い気質なのかと思いきや、全然そうではない。
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ミカサとケンカをしても一歩も引きませんし、イノシシに怖気づくこともありません。

ならば、よほど私が怖いのかな?と心配にも・・・でも、それも違うみたい。

私無しでは生きていけない感じ。

いわゆる「ベタ慣れ状態」なのです。

だから愛おしくて仕方がないのですが。

実はその気質は、カノもトラも全く同じ。
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この3頭は実猟でも使いやすく、私を意識することを絶対に忘れません。

したがいまして、3頭それぞれに一銃一狗でも、シッカリと獲物を獲らせてくれます。

ところが、ミカサでは一銃一狗は全然ダメ。
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猟欲は我が家では随一ですし、鳴きも強烈。

よって、巻き狩りでは問題なくても、一銃一狗ではどうも・・・

捜索や追いのレンジが私から離れ過ぎているのです。

おまけに追い過ぎます。

これは母親のコーシン譲り。
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しかし、コーシンの場合はイノシシの捌きが上手いため、レンジが広くても一頭で大丈夫。

大抵は獲物を足止めしてくれています。

ミカサとは違うのです。

コーシンとは長く猟をしているため、最後の決め手は私であることも理解しています。

理解しているが故に、私が失中したりすると横目で睨まれますが。

「このヘタッピ」と言わんばかりに。
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そんな事で、ミカサのような気質の犬ほど、本当はもっと密に接するべきなのでしょう。

そして実猟経験を多く積ませ、私が目の前で獲物を仕留めてみせる。

このままのダラダラとした使役では、ただのブッ飛び犬に成り下がってしまいそう。

こんな犬をシッカリと仕込んでこそ、真の勢子と言えるのかもしれません。

今の私には、あまり自信が無いのですが、そんなことは言っていられない。

数年後には、ミカサが先導犬になっていそうな予感が。

それほどに実直な犬なのです。

当面の私の目標は、このミカサを「褒めて伸びるタイプ」とすること。

まずは私のミカサに対するスタンスを変え、それを根気よく続ける。
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その接し方に尽きるようにも思います。

以前、コーシンの訓練に同じようなことを織り交ぜて続けたところ、レンジは広いけれども、戻りの良い犬に変わっていきました。

そう考えると、私は猟犬たちの躾や仕込みから逆に多くのことを学んでいるようにも思います。

毎日のことですが、頭を撫でて話し掛け、時には叱ることも。

よりメリハリを付けたブレない接し方を意識しなくては。

猟犬飼育から学びっぱなしの私なのでした。



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完成形

昨日の続きです。

鹿角をロッキングチェアのどこに組み込もうかと、様々な位置にあてがってみます。

しかし、デザインにスキが無い。

このロッキングチェアの伝統的スタイルの造形美には、手を加えることを許さない何かを感じるのです。

半世紀以上昔の作者氏に、失礼な気さえしてしまうのです。

とりあえず組上げて実家に運ぶことにしました。
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接着剤が完全に固まったら古い塗装も剥がし、同色に仕上げる予定です。

ロッキングチェアを見た両親は、思いのほか喜んでくれました。

二人とも50年前の記憶が、昨日のように蘇ったようです。

鹿角を組み込まなかったことに父は少しガッカリしていましたが、私の説明を聞いて納得。

一方の母は、バカンスで高原に来たかのように外を眺めてユラユラと。

「ローバの休日」
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そもそも、我が家の老婆は年中休日ですが・・・

よほど嬉しかったようで、感慨深げにいつまでもユラユラとしていました。

ソリだけ作り直して、そのまま元どおりに組み上げて正解だったのかな。

やはりロッキングチェアのその作りには、何か黄金比のようなモノがあるようにも思えます。

きっとデザインと重心バランスの完成形なのでしょう。

午前中には我が家に戻り・・・

今度はマジェスティ125の再生作業開始。
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と、ここでトラブル発生!

シートロックが解除できないのです。

マジェスティ125はシーシリンダを回すとワイヤーがロックを解除する仕組み。

だけど、ガッチンガッチンで全然解除方向に回らない。

仕方がないので、フロント部をバラしてキーシリンダーを外します。
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だがしかし!

ワイヤーが全く動かない!

さらに仕方なく、後部もバラして何とかロックを解除。

長~いシートロック解除ワイヤーを外すのに・・・

こんな事になちゃった。
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コーシン、邪魔だよねゴメンネ。

ちょっとマスター!、どうなってんの!

って、マスターが悪い訳ではありません。

7年間もマジェスティを痛めつけた風雨と灼熱の日光が悪いのです。

マスターは、ただ野ざらしにしただけ。。。

なんて。

本当は全バラにする予定だったので、固着ワイヤー修理は、ついでの作業。
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エンジンオイルをチューブに流し込み、ワイヤーを捻ったり引っ張ったりしていたらス~ルスル。

ウソのように滑らかに動くようになりました。

後で調べてみたら、どうもこれはマジェスティ125のウイークポイントみたい。

ワイヤー中央付近が一番下がっているため、そこに雨水が溜まりサビたのでしょう。

これで新品を買わずに済みました。

あとはその他の交換パーツを注文して、順次組み上げていく予定です。

それにしても、メットインタイプの125㏄スクーターは、バラすとスッカスカ。
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とても整備がしやすいのです。

でも、このスッカスカ状態ってステキ♪

そんなスクーターを見たことがあるため。。。心が揺らぎます。

この手の非力な乗り物は、20~30kgの軽量化はとんでもなく効くのです。

驚くほど速くなるのです。

POPヨシムラ氏の言われていたとおり!

「その前にオマエが軽量化しろ!」なんて雲の上から声が聞こえてきそう!

それにマスターがこんなに立派な新品シートを用意してくれているし。
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って、なんでただの新品がこんなに立派に見えるんだろう。

誰かさんが穴を開けちゃったからかな。。。

改造しようなんて、ヘンな気は夏の空に吹き飛ばそう!

と、空を見上げると・・・

「そうだ そうだ」と、ツバメの御一行様。
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やはり、スクーターもノーマルが完成形なのでしょう。




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犬舎の手直しと木工

さて、今日は溜まった作業を片付けることに。

まずは犬舎のレンガならし。

我が家では様々な状況を想定して、コンクリートは使用しませんでした。

地べたを転圧してレンガを敷いただけ。
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目地には粒子の細かい川砂を流し込みました。

なので4年もすると、部分的に凹んでしまい、水はけがイマイチに。
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凹んでしまう所は犬たちが段差から降りる時に足を付くレンガのみ。

そこをまた平らにします。

って、カノよ、私からミネラルを補給をするのはヤメて。
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放っておくと、カノは私の肌の露出部分をいつまでも舐めています。

さぁ、まずはレンガを退けて地ならし。

カノは、このような作業はいつも熱心に見ています。
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作業工程を覚える気満々なのです。。。

そうしたらレンガを敷いて、ゴムハンマーで高さ調節。

目地に川砂を流し込み、さらにゴムハンマーでトントンと。
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おっ、ミカサも熱心に見ているな。よ~し♪

そして水撒き。

レンガが固定されます。

粒子の微細な川砂は、水を吸うとガッチリと固まってくれるのです。

3ヶ所ほどを夢中で直していたら半日が過ぎてしまいました。

よし、次はロッキングチェアのソリの部分の修理。

これは新しく作り直すことに。

ジグソーで切り出して・・・
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左右を合わせて形状を整えます。

キエ~ッ!難しぃ~!

工具が乏しいため、キレイな曲線を出すには全てがフリーハンドでキビシ~のです。
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でも、なんとかソリの部分が完成。

ウメちゃん、こんなでイイ?
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ここからが、また大変。

今度は経年劣化でバラバラになってしまった腰掛部分の合板を再生。

これが実に難しい。

接着剤を付けて、クランプで圧着。
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今日はこれでヤメるかな。

猟犬たちの食事の時間になってしまいました。

組上げは明日。

一週間丸々の第一次夏休みですが、ヤルことは盛り沢山。

一気に片付けたいと思います。



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ビニ木作戦

少し紛らわしい題目ですが「本」ではなく「木」です。

今日は両親の様子を見に行ったついでに作戦を決行することに。

栗の木を復活させるために、カシノナガキクイムシを殲滅させるのです。

まずは父の薬を受け取りに出発・・・と「待った!」と父。

あれま、なんちゅ~場所で羽化してるの。
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庭木に移動していただきました。

では、出発。

アチコチと用事を済ませてホームセンターへ。

父は心臓病のため、障がい者でもあります。

なので県からは、こんなモノを。
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これで駐車場は車椅子マークのある楽々スペースに。

ありがたいことです。

そして、お昼は父とお寿司を。
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父が食べ切れない分を先に頂戴したため、連合艦隊になってます。。。

ごちそうさまでした。

お店の外に出ると、そこではお琴の発表会。
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素敵な演奏でした。

その後、実家に戻って作業開始。

カシノナガキクイムシよ、目にもの見るが良い!

樹皮に塗布する薬剤は「あっきょ オリジナル」

殺虫薬剤に展着剤を混合しています。

上手くいった暁には、薬品名と混合比率を公開したいと思います。

まずは噴霧器で、カシノナガキクイムシが穴を開けた高さまで薬剤を塗布。
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そうしたら、ストレッチフィルムでグルグルと。

これは薬剤の効果を高め、持続させるためで、家内の発案です。
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シートなどで巻くよりも遥かに早く、且つ、密着させられると思います。

程なくして作業完了。

カシノナガキクイムシよ参ったか!
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あとは樹皮とラップの間から薬剤を流し、染み込ませる作業を定期的に行う予定。

試しにラップ巻きの最上部から流しいれると、一番下まで見事に薬剤が行き渡りました。

こりゃ楽ちん。

なんとか上手くいくことを祈りつつ、実家を後にしたのでした。

栗の木よ、なんとか頑張ってくれ!



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命の重さ

4連休中なのに何で仕事なんだ~!

でも来週から1回目の夏休みに入るため、仕方なし。

今日は職場で一日残務処理をしていました。

そう言えば、今日はオリンピックの開会式。

全ての競技が円滑に行われることを祈るばかりなのです。

それにしても、世の中にはワクチン接種に対しての色んな噂が飛び交っているようで、驚きすら覚えます。

私の中での「うわさ一番」は、ワクチン接種をするとゾンビ化する。

次はワクチンの中に金属の粉が入っていて、接種すると体に磁石がくっ付く。

あとはどれも似たり寄ったり。

何れにしても、それを信じて疑わない人たちがいるのだから、人間とは面白い生きものです。

そんな私はどうなんだろう。

「みんな、モルモットにされているんだぞ!」と、声高に叫んでいる人たちが多いですからね。

だから私はモルモットの中の一匹でいいや。

「フィ~フィ~」って鳴きながら注射を「プス!」

一度でいいからゾンビになってみたいし。。。

そう言えば、モルモットのフィーフィーがお星さまになってから2年半が過ぎました。

フィーフィーはホームセンターのゴミ箱横に親子で捨てられていて、それを清掃係員が発見。

警察に拾得物として届けたのでした。

警察は、その様な拾得物扱いの生きものの一旦預かり場所を定めています。

こちらの地域では、私の馴染みの爬虫類店。
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そのお店にモルモットが預けられたものの、飼い主など現れるはずも無く。

預かり期間の2週間が過ぎたため、お店に所有権が。

そんなお店に顔を出すと、3匹いたはずのモルモットが1匹に。

「2匹どうしちゃたの?」と私。

すると店主は「死んじゃった」と。

嫌な予感がした私はケージを覗くと、お腹がポッコリのボアコンが。

・・・・・

確かに死んでいる。

「あ~エサにしちゃったの~!あんまりだ~!」の私に・・・

「だ、だって死んじゃったんだもん」と店主。

時系列が違う。

不明のもう一匹は、他のお客さんが引き取ったそうですが。

その一部始終を見ていた当時チビチビだった息子は、小声で一言。

「父さん、助けてあげて」と。

生き残っていた一匹を保護することにしたのです。

そのモルモットには鳴き声から「フィーフィー」と名付け、息子が大切に飼育。
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以来、私と家内は、鳴き声を聞くたびに「オーヤン・フィーフィーさん」を思い出す毎日。

また猟犬たちには獲物とペットの違い、つまりターゲットか否かを教育する大役を、フィーフィーには担ってもらいました。

だから我が家の猟犬たちはヤギを襲わないのかも。
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排せつ物の臭いが、モルモットとヤギは似ているのです。

そんなフィーフィーは8年間、我が家の雑草処理員として活躍。
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最後は静かに息を引き取りました。

そんな住人の居なくなったケージは、今は猟犬飼育グッズ入れとして重宝しています。
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今日も仕事から戻り、猟犬たちの世話を。

フィーフィーのケージを見て、ワクチン接種の様々な「うわさ」を思い出し・・・

同時に、脳裏には「オーヤン・フィーフィーさん」と「山本リンダさん」のお二人が浮かぶのでした。

「モルモット 上等!」

人もモルモットも、本当は命の重さは同じなのでしょう。



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カノよ気合いだ

交尾後、6週目に入った三重地犬のカノ。

体重が少しずつ増えてきましたが、何かヘン。

胴の横幅が広くはなったものの、お腹が大きくなってこない。

コーシンの6週目の時は、少しお腹が出だして、大人しくなっていました。
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エサは倍増させないと、腰回りがコケてしまったし。

同じように腰回りがコケないように、カノには予めエサを倍増。

その状況から考えると、胴の横幅が広くなったのは、ただ太っただけかな?

ブリーディングにおいては、喫茶店マスターSさんに色々と調整して頂きましたし・・・

レン君も上手にカノと接してくれました。
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今回は「とりあえず様子見で」的な感じは否めませんでしたが、どうにもアヤシイ。

確かに2週間前の夜散歩では、イノシシに今までのような反応を示さなかったため「あれ?」と。

しかし先日は、リードを引き千切ぎらんがばかりに猛アタック。

涼しい夜の出来事でした。

2週間前の夜は暑くてダレていたのです。

そんな私は、今日は旗日なのに仕事。

夕方家に戻る頃には涼しくなっていました。

庭にカノとトラを放すと、いきなりのバトルごっこ。

「なに、私に勝てると思ってるの」
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「グレコローマンスタイルでいくわよ」

「後ろはもらった」
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このあと、ローリングに持ち込んだカノ。。。
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・・・・・

少なくとも6週目のコーシンは、こんな無茶はしませんでした。
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カノのお腹に赤ちゃんがいるとは、とても思えません。

でも正直に言いますと夏のお産は、空調設備の無い我が家の犬舎では厳しいハズ。

カノへの負担は大きいのではないかと心配をしていました。

だけど、ちょっと残念。

コーシンと比べると、格段に分かり難いカノの受精タイミング。
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様々な事情でカノとレン君を一緒にしておく期間を設けることは難しいため、次は獣医さんに相談をしてみようと思います。

医学的に受精タイミングを計るのです。

と、もう完全に諦めムードが漂っている私。

カノよ、なんとか気合で妊娠してちょうだいな。。。



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