一足早めに夏季休暇を取り、DIY作業の毎日を送る予定でした。
猟車の塗装、犬舎の改築、家の外壁の修理等々。

ところが連日の雨により、全くの手付かず。
その代わりと言っては何ですが、狩猟関係の出来事は連日のように。
昨日も電話に出ると、先輩猟師のKさんから。
「あっきょさん、仕事が終わったら俺ん家に寄ってよ。犬のエサがあるからさ」と。
「いや、今は家に居ますよ。伺いますよ」と私。
Kさんは猟場からの帰宅途中とのこと。
なので、直接獲物肉を持って来て下さいました。
聞いてみると、またもやミカン畑での捕獲。
袋いっぱいの獲物肉を覗いて、私は一言。
「こりゃ、デカいシカだねぇ!」と思わず。
「おう、まだ完全じゃなかったけど3段だったよ」とKさん。
肉塊を見ただけでも、その大きさが分かるほど。
それにしても・・・
いつものことではありますが、親切なKさんには何とお礼を言っていいのやら。
今はお礼の品を鋭意製作中ですので楽しみに待っていて下さいね。
さて、袋の中身を取り出してみると・・・・・
あれま、スゴイ脂身。

この脂の多さは夏シカならでは。
シカにとっては辺り一面エサだらけの季節ですからね。
しかし残念ながら、この脂身は、人やワンコのお腹と少し相性が悪いみたい。
ちょっと多めに食べただけでもダメ。
イノシシの脂とは対照的なのです。
よって、これは取り除きます。
脂身を落としたら肉を一口大にカットして加熱。

シカ肉の場合は生で与える人も多いようですが、私は生では与えません。
それは加熱殺菌等の意味合いもありますが、どちらかと言うと、生肉の味をワンコに覚えさせないため。
生肉の味に猟欲を後押しさせたくないのです。
猟欲の強い犬の場合、仕留めた獲物に固執してしまい、扱い難くなる場合もあります。
また猪猟では、やたらと咬みに行く猟犬へと変貌してしまうことも多々あります。
その辺は狩猟者の考え方の問題かもしれませんが。
とくに、シカの捕獲業務においては、そんな猟犬では成果は上がりません。
次から次へと獲物に行ってもらわないと。
何れにしても、シカ肉はワンコにおいて良質なタンパク源。
よって加熱作業に入ります。

今までは大鍋で茹でていましたが、今回は先日にお会いした、定食屋マスターのSさんの方法を試してみます。
「フライパンで炒めちゃうよ」と言われていましたので、その通りに。
カットしたシカ肉をフライパンに放り込んで加熱。

すると水分量の多いシカ肉は、自らの水分で茹で肉状態に。
炒めたはずが、こんな感じに。

そして、いつもの半分以下の時間で出来上がり。
なるほど、これは早くて楽ちん。
合理的な作り方です。
やっぱり、こんな事でもプロは違いますね。
10kgほどの生シカ肉は最終的には5kgほどに。

トリミングと、抜けた水分により、だいぶ少なくなりました。
この量で、我が家のワンコたちだと1週間程度で完食。

ドライフードに刻んだキャベツ、そして獲物肉。
喜んで食べてくれますが・・・
もう少し、ゆっくりと噛んで味わって食べて貰いたいところ。
でも、そのガッツキが健康バロメーターの一つでもあるため、良しとしましょう。
それにしても、今年はオカシイ。
この季節は大シカは山の高いところを避暑地としているのに。
ミカン畑なんぞに下りてくるとは。
こちらの地域が梅雨冷えだからかな。
そんな梅雨も、もう明けそうですが。
同時に夏季休暇が終わります。。。あ~ぁ。
いつも応援ありがとうございます!

にほんブログ村
猟車の塗装、犬舎の改築、家の外壁の修理等々。

ところが連日の雨により、全くの手付かず。
その代わりと言っては何ですが、狩猟関係の出来事は連日のように。
昨日も電話に出ると、先輩猟師のKさんから。
「あっきょさん、仕事が終わったら俺ん家に寄ってよ。犬のエサがあるからさ」と。
「いや、今は家に居ますよ。伺いますよ」と私。
Kさんは猟場からの帰宅途中とのこと。
なので、直接獲物肉を持って来て下さいました。
聞いてみると、またもやミカン畑での捕獲。
袋いっぱいの獲物肉を覗いて、私は一言。
「こりゃ、デカいシカだねぇ!」と思わず。
「おう、まだ完全じゃなかったけど3段だったよ」とKさん。
肉塊を見ただけでも、その大きさが分かるほど。
それにしても・・・
いつものことではありますが、親切なKさんには何とお礼を言っていいのやら。
今はお礼の品を鋭意製作中ですので楽しみに待っていて下さいね。
さて、袋の中身を取り出してみると・・・・・
あれま、スゴイ脂身。

この脂の多さは夏シカならでは。
シカにとっては辺り一面エサだらけの季節ですからね。
しかし残念ながら、この脂身は、人やワンコのお腹と少し相性が悪いみたい。
ちょっと多めに食べただけでもダメ。
イノシシの脂とは対照的なのです。
よって、これは取り除きます。
脂身を落としたら肉を一口大にカットして加熱。

シカ肉の場合は生で与える人も多いようですが、私は生では与えません。
それは加熱殺菌等の意味合いもありますが、どちらかと言うと、生肉の味をワンコに覚えさせないため。
生肉の味に猟欲を後押しさせたくないのです。
猟欲の強い犬の場合、仕留めた獲物に固執してしまい、扱い難くなる場合もあります。
また猪猟では、やたらと咬みに行く猟犬へと変貌してしまうことも多々あります。
その辺は狩猟者の考え方の問題かもしれませんが。
とくに、シカの捕獲業務においては、そんな猟犬では成果は上がりません。
次から次へと獲物に行ってもらわないと。
何れにしても、シカ肉はワンコにおいて良質なタンパク源。
よって加熱作業に入ります。

今までは大鍋で茹でていましたが、今回は先日にお会いした、定食屋マスターのSさんの方法を試してみます。
「フライパンで炒めちゃうよ」と言われていましたので、その通りに。
カットしたシカ肉をフライパンに放り込んで加熱。

すると水分量の多いシカ肉は、自らの水分で茹で肉状態に。
炒めたはずが、こんな感じに。

そして、いつもの半分以下の時間で出来上がり。
なるほど、これは早くて楽ちん。
合理的な作り方です。
やっぱり、こんな事でもプロは違いますね。
10kgほどの生シカ肉は最終的には5kgほどに。

トリミングと、抜けた水分により、だいぶ少なくなりました。
この量で、我が家のワンコたちだと1週間程度で完食。

ドライフードに刻んだキャベツ、そして獲物肉。
喜んで食べてくれますが・・・
もう少し、ゆっくりと噛んで味わって食べて貰いたいところ。
でも、そのガッツキが健康バロメーターの一つでもあるため、良しとしましょう。
それにしても、今年はオカシイ。
この季節は大シカは山の高いところを避暑地としているのに。
ミカン畑なんぞに下りてくるとは。
こちらの地域が梅雨冷えだからかな。
そんな梅雨も、もう明けそうですが。
同時に夏季休暇が終わります。。。あ~ぁ。
いつも応援ありがとうございます!
にほんブログ村
スポンサーサイト
コメント : 4
