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生きもの二人三脚

開店休業の箱ワナ

我が家の裏山に設置しているイノシシ捕獲用の箱ワナ。

所属する猟友会が役場より依頼を受けたため、私が管理をしています。
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この他にも2ヶ所に設置していますが、どれも同じで寂しいもの。

イノシシはこの季節、竹林周辺に移動して、タケノコ堀りに夢中。
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タケノコは今の時季の彼らの主食となっているのです。

また、ドングリなどは芽吹きが始まっています。

そのタイミングのドングリは渋味も弱まり甘くなっていて、人が食べても結構グ~🎵

イノシシは待ってました!とばかりに、それも食べているのです。

よって、箱ワナの米ヌカなんぞには目もくれず。

また、農家さんからの獣害苦情も今の時季は皆無。

とりあえずは、米ヌカを定期的に撒いてはいますが、食べに来るのは鳥ばかり。

完全に開店休業状態なのです。

ただし、米ヌカを撒いているのは、イノシシの生息状況把握のためで、落とし蓋のセットはしていません。
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開放状態にしてロックしたまま。

4月からは有害鳥獣捕獲が始まりますので、この山を対象とするかどうかの判断に、米ヌカ撒きは役立つのです。



今日はせっかくなので、落ち葉拾いも兼ねて、その裏山にGO!
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あっ、騒がしくして、すいませんね。
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落ち葉は犬舎のトイレ砂代わりとしています。

思いのほか、脱臭効果があるんですよ。

そして・・・

歩いて2分で裏山に到着。

箱ワナ前のヌタ場にはイノシシが近寄った痕跡は全くナシ。
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代わりにシカの足跡が。

少し奥に入ると「バサッ!」と、木の上から何かが羽ばたく音。

猛禽類の一種と思われる大きな鳥が飛び去っていきましたが、カメラは間に合わず。
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よく見ると、その鳥が止まっていたであろう木の下には無数の鳥の羽根が散乱。
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お食事中だったのかな?

そこから少し登った丘の上には、猟犬ヤマのお墓があります。
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お墓の周りをキレイにして、子犬誕生の報告をしました。

最後に落ち葉を背負子カゴに詰め込んで、裏山をあとに。
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家に着いて、まずは親子の犬舎に落ち葉を・・・

と、思ったら、ガビィ~ン!

コーシンのビッグベンをスパイクブーツでザックリ!
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知らぬ顔のコーシン。
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私は狼狽えながらケンケンで犬舎を脱出。

仕切り直しをして落ち葉を敷き、朝の作業はおしまい。

さて、明日の猟の準備をしなくては・・・

各機器の充電も忘れずにしないとね。



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猟犬の名前を考える

いつも考えてしまうのが猟犬の名前付け。

この題目については何度か取り上げていますが・・・

また、今回も楽しく「あれやこれや」と考えることに。
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拘らなければ、別にどんな名前を付けても構わないんですけどね。

でもテキトーに名付けると、後になって困ったり、恥ずかしい思いをすることも。

やっぱり、少しは考えた方がイイわけです。

その中で、私なりに幾つか気を付けていることがあります。

一つは憶えやすいこと。

猟犬探しの時には、手分けをして他の狩猟者にも手伝って貰うことが多々あります。

また巻き狩りでは、タツでも個々の猟犬を把握しておく必要もあるのです。

「あ、なんて名前だっけ?白と黒のブチの犬だよ」なんて無線で言っているようではダメ。

優秀な狩猟者ほど、猟犬の名前は憶えているものです。

振り返ってみると・・・

今までに使役した猟犬の中で、抜群に憶えやすかったのが「ベッキー」と「ローラ」
ベッキ~!
(名前に似合わず、精悍なベッキー)

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(生後3ヶ月の時のローラちゃん。ベッキーの子)

以前、お世話になった親方の犬でした。

「なんで、そんな名前にしたの?」と、聞いてみたところ・・・

「テレビを見ていたら、たまたま番組に出ていたから」と。

あのタレントさんの、ベッキーとローラが由来だと言うのです。

確かに有名人の名前はスグに頭に入ります。

猟の最中に呼び寄せたり、タツを抜けられて犬探しをするときは「あれ?何だっけ?」なんて事にはなりません。

ただし・・・・・

山際の民家近くや、ハイカーさんやサイクリストの方々が近くにいるところで・・・

「ベッキ~!」なんて、大声を出して犬探しをしていると恥ずかしいのです。

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またある時は、親方が山中で・・・

「ロ~ラ! ロ~ラ!」と、大声で呼び寄せていたのを聞いて・・・

「ヒデキ 感激!」と、私は無線で親方を冷やかします。

親方は「はぁ?何言ってんだ」と。

「西城秀樹の『傷だらけのローラ』を歌ってるのかと思ったよ!」と、説明し・・・

しばらくして・・・親方は「ワッ、ハッ ハッ!」と。

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(生後8ヶ月になった、泥だらけのローラ)

そして、後日、仕込み中のローラでイノシシが捕れて、あっきょ感激!

猟隊員は全員一発で、その名前を憶えました。

やはり名前の憶えやすさは・・・とくに高齢狩猟者には大切なポイント。

よって私の中では、名付け条件の一つになっています。

それに、こんなこともあったから。

私は、コーシンの時に散々な目に遭いました。
おねーちゃん大丈夫?
(登山訓練中に、ダウンした娘を心配する生後6ヶ月のコーシン)

猟隊員からは「ヘンな名前を付けるな!」とか「憶えられないわ!」とか・・・

「えっ?キョーシン?・・・なに?キョンシー?」などと師匠にまでも。

どうしたら「コーシン」が「キョンシー」に聞こえるのかは分かりませんが・・・

それが高齢者なのです。。。失礼!



あとは、呼びやすかったり、発声しやすいこと。

それと、他の勢子の猟犬と名前が被らないことも。

発声に関しては、声帯が開く母音の文字で構成されているかも、考えておくべきか。

やはり母音が「あ」と「お」は、イイ感じ。

師匠から授かった「ヤマ」などは発声しやすいのなんの。
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「ヤァ マァ」ですから。

300m離れていても声が通り、ヤマの回収には大いに役立ちました。
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その点では「コーシン」なんてのはチト厳しい。

「ヤマ」のように、楽な発声は出来ません。

でも、もう名付けちゃったんだから仕方がない。

それに、私が気に入っている名前だし、コーシンはコーシンだし。
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爺さんたちに、もう文句は言わせない!

あっ、先輩方、ゴメンナサイ<(_ _)>

つい本音が出てしまいました。。。



さて、このチビちゃんたちの名前はどうしよう。
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とりあえずは「ラン、スー、ミキ」と、仮の名前を付けてはいるけれど。

我が家には2頭残す予定なので、真面目に名前を考えなくては・・・

こんな事を仕事中にコッソリと考えるのも、楽しいもんです。



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揺れるオッサン心 と 限界に達した娘

猟犬の赤ちゃんが産まれてから一週間。

親子の犬舎内では静かに時が流れています。

母犬コーシンは熱心に子犬たちの面倒を見たり、授乳をしたり。

子犬たちは一心不乱にお乳を飲み、満腹になってスヤスヤと。

出社前に、愛くるしくも微笑ましい姿に癒されて・・・・・
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「会社に行かないで、このまま見ていたい・・・」と、ため息。

後ろ髪を引かれながら職場に向かうのでした。

しかし、この静かな時も一瞬のことでしょう。

後ろ髪は引かれ続けるでしょうが。

そう!

今は今の楽しみ方があるのです。

ウッシッシ🎵

母犬コーシンの隙を見ては、子犬を交互に1頭ずつ犬小屋より連れ出して・・・

家族で順番に、いじくるわけです。
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抱っこしたり、ニオイを嗅いだり、頬ずりしてみたり。
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本当は3頭一緒に連れ出したいところですが・・・

必死で子犬たちを探し回るであろうコーシンのことを考えると、それは出来ません。

この私ですらも、子犬に触ることを嫌がるコーシン。

よほど母性が強いのか?

それとも、私が信頼されていないのか?

・・・・・わかりません。。。



そう言えば・・・

家を離れて遠方で勉学に勤しんでいるハズの大学生の娘。

子犬たちと触れ合いたくて仕方がない様子。

毎日メールで写真を送り、なだめていますが・・・
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もう限界みたい。

子犬たちと触れ合うために、帰って来るとのこと。

その頃には目が開いてチョロチョロしているかな?



ところで、母犬コーシンの体重は、出産直前の25.58kgから今は22.38kgに。
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妊娠前の19kgから考えると、体重はだいぶ増えているように思えますが・・・

お乳の張り具合も考えると、この体重増に惑わされないようにしなくては。
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体重が20kgを切るようでは、痩せ過ぎと考えた方がいいのでしょう。

こまめに体重を量り、エサの栄養価や量の調節をしてみようと思います。

子犬たちの方は・・・
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生後一週間で、体重は産まれた時のほぼ倍の1.300g。

日に日に大きくなる子犬たちに「まだ、このままでいてちょうだい」との思いと・・・

「大きくなった子犬たちと、早く戯れたい」との思いが、錯綜する毎日。

揺れまくる、ピュアなオッサン心なのでした。

それにしても、こんなに成長スピードが速いとは・・・

驚きです🎵



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猟芸と勢子

猟犬の「イノシシとの対峙の仕方」を「猟芸」と呼んでいます。

この猟芸には様々なタイプがあり、どれが良いだ悪いだと言うモノでもありません。

一般的なタイプの大別としては・・・

「和犬」と「洋犬」 や 「咬み犬」と「鳴き犬」などがあります。

勢子との同調傾向が強い和犬。
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その同調より猟欲を優先させがちな洋犬。
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または、イノシシを咬んで止めようとする犬。

イノシシに鳴き掛かるのを専らとする犬。

他にも色々とありますが、大まかに分けると、こんな感じです。

しかし、中には和犬のような洋犬もいますし、その逆もいます。

咬みと鳴きが、対峙するイノシシのタイプにより明確でない場合も。

こればかりは実戦を積まないと分からないことも多く、猟芸の確立と見極めには運まかせ的な要素もあります。

とりあえずは、その大別による猟芸に基づいて猟犬を入手し、仕込んで行くしかありません。

この猟芸の選択においては、勢子の考え方や好み、時には猟隊の方針により選定されているようです。
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それとは別の問題になりますが・・・

血筋は良いのに、実戦では今一つな猟犬も多く見受けられます。

これに関しては、何より大きく影響するのは、勢子の仕込と実戦における技量。

優秀な猟犬でも、ダメ勢子の下では、その性能を十分に発揮できていないことが多いと感じます。

また「ダメ」とレッテルを貼られていた猟犬が、有能な勢子の元に来て、素晴らしい猟犬に変貌することも。

何れにしても技量の高い勢子は、どんなタイプの猟犬を使役しても猟芸を瞬時に見抜き、猟果を上げます。

そして良い猟犬に仕込み上げてしまうことも多いのです。

そんな私はどうなんだろう・・・

思い起こしてみると・・・猟犬たちに謝りっぱなし (-_-;)

コーシンと、今は亡きヤマからは「何やってんの、ヘタクソ」と・・・

すれ違いざまに横目でチラッと睨まれて・・・(´;ω;`)ウッ…
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が、頑張ります (´;ω;`)ウゥゥ



ところで、私は勢子請負人のような状態ですので、今までに多くの先輩猟師方の猟犬も使役してきました。
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「体調が心配で勢子をやりたくない」 「勢子が出来なくなってしまった」との先輩猟師方が急増。

ここにも狩猟者の高齢化が影を落としているのです。

とくに、ここ静岡東部では深刻な問題となっています。

しかし、それにより、様々なタイプの猟芸を目の前で確認する機会を得ました。

今までに使役してきた先輩方の猟犬33頭の犬種比率を振り返ってみると・・・

「和犬 3」 「洋犬 4」 「ミックス犬 3」 ほどの割合でした。

その中で「これは素晴らしい!」と、その猟芸に惚れ惚れとした猟犬は1頭のみ。

ミックス犬の雌でした。
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名前は「サリー」 

サリーの猟芸は、イノシシのタイプに合せて猟芸を的確に変化させる見事な実戦運び。

そして、場面ごとに必ず私にコンタクトを取りに来ます。

とても他人の猟犬とは思えないほどの一体感がありました。

賢い猟犬でした。

私は、その飼い主に「サリーを、ちょうだい」と言ってみたところ・・・
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「バカ言うな! 女房をよこせと言っているようなもんだ!」と怒られ・・・

でも、飼い主である先輩猟師の嬉しそうな顔と言ったらありません。

最高の褒め言葉に聞こえたのでしょうね。

私は本当に連れて帰ろうと思ったのに。

まだ、諦めていませんからね。。。



猟芸・・・・・

勢子にとっては、何とも悩ましい永遠に理想を追い求めるモノのように思います。

本当は、どの様な猟犬にでも対応できる技量を有する勢子にならなければ、いけないのですが。

実際問題として「狩猟」と「捕獲業務」では猟犬、つまり猟芸を使い分ける必要があると感じています。

捕獲業務には税金が投入されていますから、確実に成果を上げなくてはなりません。

猟犬が思うように働かなかったり、タツを抜けられて「一日、犬探し」などは御法度。

また、タツの人数も桁違いに多く、猟場も広範囲。

少人数で行う猟とは違うのです。
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では、猟犬をタイプ別に飼育するのか?

飼育環境的に、それが可能な方は良いと思います。

しかし、私のような普通のサラリーマンで、住宅街に住んでいるような者にはチト厳しい。

いや、無理かな。

それに猟犬たちと触れ合う時間も限られているため、頭数が増えると、各猟犬との一体感は薄れていくでしょう。

本当は、今飼育している猟犬たちとの信頼関係を、より深めることが問題解決への一番の近道。
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そうすれば・・・

あのミックス犬のサリーのように成長してくれる可能性もあるわけです。

同時に・・・

「私自身の勢子としての猟芸も確かなモノとしなければ」と、気が付きました。

・・・・・。

「頑張るワン!」




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猟犬親子の変化

19日に室内の産屋で産まれた3頭の子犬。
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翌日からは外の犬舎にお引っ越し。

でも、天候や気温の変化が激しくて、ちょっと心配です。

それに伴い犬小屋内の温度も、かなり変化しますから。

そこで、犬小屋の入り口に「フレキシブル温度コントロールシステム」を設置。

略して「FTCシステム」

ただ、タオルを犬小屋の入り口に掛けただけのようにも見えますが・・・
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その通りです。。。<(_ _)>

そんな、FTCシステムの作動状況は次のとおり。

夜、または風の強い日は全閉状態。

そして日中、気温の上昇に伴い、犬小屋内の温度も上がると・・・

制御システムが作動。

母犬コーシンが手動(鼻動)で調節をするのですヽ(´∀`)ノ
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笑ってしまいますが、結構こまめに顔を出し入れしています。

今日の日中の外気は17.6℃ですが・・・
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犬小屋内は26.6℃と、理想温度の25℃前後に保たれていました。
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コーシンが母犬的設定値を心得ていて、犬小屋内を適切な温度に調節しています。

子犬たちもその時々で寝場所を移動。

暑がりの「スー」は手前に、寒がりの「ラン」と「ミキ」は奥の方。
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小っちゃいのに分かるんですね。

ところで、この親子。

犬種名は・・・と言いますか雑種名は「ビープロ」と呼ばれている猟犬です。

「ビーグル」と「プロットハウンド」の合いの子で「ビープロ」

イノシシ猟を行う一部の猟師の間では、名が通っている猪犬です。

「一部の」なんて言ったら、作出した方々に怒られてしまいそうですが(-_-;)



さて、毎日お乳をたくさん飲んでスクスクと成長している子犬たち。

産まれてからの5日間で、だいぶ大きくなりました。

体重を計ってみると・・・

どの子犬も、産まれた次の日からの4日間で65%もの体重増加。

一番大きな「スー」は985gもあり、一日に100gずつ増えている計算です。
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凄い成長速度。

3頭は順調に成長しています。

それにしても可愛い寝顔🎵
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私の指をチュパチュパしてきます🎵

早く目が開かないかな。

ウメとの初顔合わせは・・・

ウメは少し警戒気味。
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一方、母犬のコーシンは出産直後ほどの神経質さは、もうありません。

子犬たちから一時も離れなかった状態ではないのです。

だいぶ犬小屋から出て来るようになり、外にいる時間も多少は長くなったようです。
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しかし、カノとトラが近付くと・・・

まだ唸り声を上げていますが。



昨日とは打って変わって、今日の日中は風も無く穏やかな陽気。

子犬たちはスヤスヤと川の字で寝ていることもありました。
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この和やかな光景に今日も癒されています。



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強風下の巻き狩り

眼下に広がる駿河湾には白波が。
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今日の日中は、強烈な西風が吹き荒れました。

こんな日の巻き狩りはイヤなものです。
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人にとっては「音」が断たれてしまい、獲物を気取るタイミングが遅れます。

とくにタツ役は、いつに無い緊張を強いられることに。

また、猟犬の場合は「臭い」が取り難くなり、獲物の捜索に時間が掛かることもあります。
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「風向きや上昇気流などの大気の状態」

これが猟犬の獲物捜索のカギを握っていると言っても過言ではありません。
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条件が良ければ、200m離れている獲物の臭いでも即座に探知します。

逆に悪ければ10mでも手こずらされたり。
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手こずる最大の原因は、やはり「強風と、その風向き」

時には、それを考慮に入れて、捜索ルートを変更することも。

強風下では、勢子は様々な対応を求められるのです。
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まさしく今日はそんな日でした。

それにしても強すぎる西風。

いつもより大きくルートを回り込んでみたりと、けっこう面倒でした。

生の音を直接聞くことが難しかったため、猟犬が鳴き出した時の初動遅れもありました。

また猟犬たちにおいては、イノシシの臭いより強いシカの臭いに翻弄されたりと。
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思うように勢子役を果たすことが出来ませんでした。

結局、巻き狩りを三回戦行いましたが、猟果は小さな雄ジカが1頭のみ。

一回戦目は見切りどおりにイノシシが起きたのですが、タツに上手く掛からず。

ここにイノシシが寝ていたみたい。
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手袋を脱いで触ると、落葉の下は人肌程度の温かさ。

その後、私が追跡するも・・・・・悔し~い!

追い付けませんでした。

思い起こしてみると・・・

強風の日に、まともな猟果を上げた記憶がありません。

やはり、強風は人側に不利に働くようです。



さて、猟期も残り少しでお仕舞い。

その後に有害鳥獣捕獲や管理捕獲が続きますが・・・

「猟期」は猟期。

一つの区切りとなります。

でも、コレで量りたくなるようなイノシシを、あと一頭は捕りたい。
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実はもう、来週の作戦は練ってあります。

長いこと、竹藪を独り占めしている食いしん坊イノシシ。
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今日の見切りではお留守でしたが・・・

また戻って来るハズ。

このイノシシに、土手を崩されているミカン農家さんからも・・・

「早く捕ってくれ」と懇願されています。

居着きのイノシシは手強いんだよなぁ・・・

よし、来週も気を引き締めて行こう!



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シカ角の新たなる利用方法 (-_-;)

誰もが知っている雄ジカの立派な角。
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狩猟者ならば大抵の人は、家に何本か転がっていることでしょう。

そして「これを何かに使えないか?」と思いながら何年も放置。

「思いのほか」と言うか・・・

「やっぱり」と言った方が良い程に、使い道が浮かんでこないのです。

そのままの状態では、部屋の装飾品か刀掛け台くらいしか思い付きませんが・・・

加工すれば、ナイフの柄など、道具の柄には持って来い。

私は以前「鮎ダモ」と「ナイフ」の柄に加工してみました。
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出来栄えはともかくとして・・・(-_-;)

やはり、握った時に手にシックリときます。

ところが・・・

そこからが思い付かない。

何か日常的に使えるモノに、シカ角を使えないだろうか?

で、考え続けること、しばし。

で・・・「おぉ!コレが良いのではないか!」と、なったわけです。

シカ角の持ち味を存分に生かしつつ、日常的な道具に十分り成りうる形状。

私には、見えたのです。

孫の手と・・・
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ツボ押し棒に。
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孫の手がワシャワシャになっているのは、カノの仕業。

子犬の時にガジガジと噛まれてしまい・・・捨てようかと。
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ところが、この、ささくれた先で掻くと気持ちがイイのです。

まぁ、それは措いといて。

早速、加工してみましょう。

邪魔になる枝をカットするだけ。

シカ角はノコギリで切ると意外と大変。

作業環境的にノコギリを使わざるを得ない場合は『ゼット パイプソー』がオススメ。
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獲物の解体でも重宝します。

色々と試した中で、このパイプソーは「切れ味」「耐久性」ともに抜群!

でも、今回はヂスクグラインダーで簡単楽々カット。
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凄い骨密度。
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あっと言う間に出来上がり!
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実際に使ってみるとこんな感じ。

モデル君、カモ~ン!

まずは「掻き掻き」
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お次は「押し押し」
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カノは興味「津々」

私も使ってみましたが、使い心地は最高!

角先がバッチリと痒みを和らげてくれます。

雄ジカ同士の度重なる戦により、深く刻まれた角先の溝。
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この溝が、絶妙な掻き心地を生みだし、私を快楽の世界へと誘ってくれるのです。。。

そして、ツボ押しは角先がグ~ッと深く入り込み・・・あぁ、もうたまらん!

もちろん、どこを持っても握り心地は文句なし!

これは使える!

どうでしょう、作られてみては。

・・・・・

ダメですかね(-_-;)



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母犬の愛情

母犬となった猪猟犬のコーシン。

熱心に上手に子育てをしています。
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本能とは言え、大したものです。

一方で、私の方は全てが手探り状態。

犬飼育歴も浅く、出産に立ち会ったことなどは、もちろん初めて。

出産や赤ちゃん・母犬のケアは、様々な情報源に頼らないと分からない事ばかり。

ネットで調べることも多いのですが、商いの絡んだサイトが多過ぎ。

それらには、若干の不安を煽るような文面も見受けられたり・・・

参考にはなるんですけどね。

そうじゃなくて・・・・・

もっと身近に感じられる、分かりやすい資料的なサイトは、ないのだろうか?

なんか以前・・・あっ、思い出した!

「食糧捕獲作戦!」の、じゃんさんのブログを参考にしよう。

早速、ブロブ内のカテゴリで・・・

「ふじの子供達」をポチ!

おぉ・・・・・((((;゚Д゚))))))) そうそう! 懐かし~!

カワイイ~♡ 癒される~🎵 子犬の楽園万歳\(^o^)/

子犬たちの成長過程や飼育環境も良く分かります。

なるほど、そうか・・・

とりあえずの名前を付けておくのもアリなんだな。

どんなのがイイかな?

よし、アレにしよう。

昔、飼っていたニワトリの名前を拝借することにしました。
ラン・スー・ミキ・シュウ

ラン
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スー
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ミキ
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これなら覚えやすそう🎵



それにしても、コーシンの子を守ろうとする行動には驚かされます。

妹分のカノや、子犬の父親のトラにも、威嚇をして近寄ることを許しません。

私たち人間家族には、そんなことはないのですが・・・

それでも、子を守ろうとする気持ちは隠せません。
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コーシンが子犬を隠そうとするから(°_°)

そのような中ではあっても、全くめげないトラ。

やはり、父親として何かを感じるのかな?

子犬たちの微かな声に興味津々。
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分かるのかもしれませんね、なんとなく。

でも、父と子の対面はもう少し先になりそう。
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ところで・・・・・

子を守ろうとする母犬の健気な姿に、私は思うのです。

少し逸れた話ではありますが・・・

昨今の児童虐待問題が頭の中をよぎるのです。

そのような行為に及ぶ親は、この母犬の姿を見れば、己を恥じて目が覚めるハズ。

命を懸けてでも守らなければならない我が子。

なのに、その子を傷つけたり・・・ましてや命を奪うとは。

個人に問題があったのか、社会に問題があるのか・・・

私たちに出来ることは無かったのか・・・

母犬の愛情深い仕草を目の前にしている私。

一人の人間として考えさせられるのでした。



やはり「犬」とは「愛情」の生きものなのでしょうね。
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心打たれることが沢山あります。



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猟犬の子、産まれる

昨日の投稿直後からコーシンの様子に変化が。

時々、息が荒くなったり小さく唸り声を上げたり。

スグに室内の産屋に移動させました。

ここならば室温も暖かくて安定していますし、私も付き添いが楽。

と、思った直後にコーシンが自分のお尻を舐めだして・・・
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スポ~ン!と、あっけなく第一子を出産。

そして、その約30分後に、またスポ~ン!と。
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「がんばれ~!」なんて言っている間もない見事な産みっぷり。

超安産と言ってもいいのでしょう。

しかし・・・・・
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ここからが長かった。

お腹の大きさや、体重の増加ぶりから見て「赤ちゃんが2頭のハズはない」と確信していた私。
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15分置きに産屋を確認しに行きますが、産む気配はナシ。

ところが、日付が変わろうか・・・という時にまたスポン🎵
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その後も朝方まで定期的に様子を見に行きましたが、これが最後の赤ちゃんでした。

産まれた3頭は、とても元気!

コーシンが羊膜を舐め破り、へその緒を咬み切ると同時に、お乳にしゃぶり付いていました。

母犬となったコーシンの一連の行動を静かに観察。

繊細かつ愛情に満ち溢れた健気な仕草に、私は心打たれます。

そして・・・・・

「お疲れさん、頑張ったね、ありがとう」と、優しく声を掛けながらコーシンの頭を撫で、産屋を後に。
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さて、少し仮眠を取って、職場へ行かねば。

な~んて思いましたが、今日はサボっちゃお!

こんな日は仕事をしてもミスばかりに決まってる。

心は産屋! 皆に迷惑を掛けるだけ!

デキる男は判断も的確なのです。。。ヽ(´∀`)ノ

そうだ・・・初乳も鱈腹飲んだみたいだし・・・

赤ちゃんたちの体重を計測しておきましょう。
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コーシン母さん、ちょっとゴメンネ。

まずは一番初めに産まれた子。
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二番目。
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そして末っ子。
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平均すると550gほどでした。

あれ?

計算が合わないぞ。

コーシンの体重増加は6.5kgだったから、妊娠に関わる様々なモノを差し引いても・・・

やっぱり、おかしいぞ!

質量保存の法則が成り立たない・・・ちょっと意味が違うか。

今は刺激しない方が良いと判断した私は、コーシンの体重測定をしませんでしたが・・・

出産後も、かなりポッチャリとした感じなので、太ったのでしょう。

そう言うことにしておきます🎵



今日は穏やかないい天気。

外の産屋で親子を見守ることに。
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昨晩の出来事は人生初の経験でしたが、とても感動的で貴重なものでした。

生命の神秘と力強さに、何だか活力を与えてもらった気がします。

その活力を原動力に・・・

明日は仕事行こ。



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猟犬の出産・・・秒読み態勢か?

さぁ、今日も朝から乳しぼり!
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って、ホルスタインじゃないし。

・・・柄がそれっぽいけど🎵



冗談を言ってる場合じゃない。

どうも今朝からコーシンの様子がヘンなのです。
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あんなにガッツキ大魔王だったのに、朝食をチョットしか食べない。

昨日の夜は普通に食べていたけれど。

心配なのでネットで調べてみると、出産直前になるとエサを食べなくなるそう。

そして営巣行動を取るのだとか。

フムフム・・・掘ってる。
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今晩あたりかも。



因みに昨日の体重測定は25.58kgでした。
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妊娠前の約19kgからすると6.5kgも増えた計算。

いったい何頭の赤ちゃんが・・・

お腹を触ると、あちこちから赤ちゃんがグリグリと蹴ってくる🎵
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スゴイな生命の誕生って。

コーシンよ、父ちゃんが付いているからな!
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新しい出会いに、私は年甲斐もなく興奮気味。
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今晩は徹夜かな?




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