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生きもの二人三脚

平成最後の日の色々

45才を過ぎたあたりから寝続けるのが億劫になって久しい私。

朝の5時には目が覚めてしまいます。

実際には5時まで寝ていられたらいい方。

「さぁ起きるか!」なんて時計を見ると3時半だったりして・・・・・

そのまま作業に取り掛かることもあります。

今日も早朝から始めることに・・・・・って雨が降っている・・・でも小雨。

日が昇ると同時に作業開始。
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(以前はこの程度の高さ)

まずは犬舎に脱走防止の柵を上方へ延長。

これでワンコたちがヘンな気を起こすことは無くなるでしょう。

不思議なもので、猟犬たちは猟の最中に以前の高さくらいの柵に出くわすと、簡単に越えてしまいます。

でも犬舎だと越えません。

お利口さんと言うべきか、何なのか・・・・・。

したがいまして、その不安を払拭すべく柵に高さをプラスしてみたのです。

どうかな?・・・コーシン、出られそうにないねぇ。
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お次は猟師小屋から持ち帰った刈払い機本体の修理。

シャフトを回す軸受け部のベアリング固着と判断。
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まずはバラして・・・・・遠心クラッチ部を分解。
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うん、やっぱりベアリングのサビのよる固着。

全く回りません。

潤滑剤を吹いて馴染ませてからグイ~っと!回すと・・・・・

ゴリゴリしながらも回り出します。

さらに潤滑剤を吹いてサビを流し出しながらグリグリと。
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するとゴリゴリ感が次第に無くなり、若干のザラ付き感を残しながらもクルクルとスムースに。

今回はこんなところでいいでしょう。

入念にグリスアップをし、組み立てて完了としました。
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(知る人ぞ知るロビン!)



その後は朝食を食べ終わった家族を連れ、近所の実家にGO!

ちょっと時季外れだけど・・・娘の成人式写真を自家製で撮ってみることにしました。

まずは母に着物の着付けをお願いします。

手を休めることなく着物を娘に着付ける様は大したもの。
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あっと言う間に着付け完了!

残念ながら外は雨が止まなかったため、室内で撮影。
馬子にも・・・

やっぱり家の中での撮影はチト厳しいかな?

コンデジですら未だに使いこなせない私には、この手の写真は無理。

まぁ、気持ちのモノですから良しとしましょう。。。



そう言えば、平成最後に産まれた我が家の赤ちゃん。

甲長2cmくらいかな?

今朝、やっと卵から完全に出て来ました。

とても元気なハラガケガメの赤ちゃん。
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私にはこっちの撮影の方が気楽でいいな。

「一緒にするな!」と娘に怒られそうですが・・・・・

我が家の平成最後の日はなんだかバタバタで終わりそうです。



さて、令和はどんな時代になるのかな?

世の中は引き続き激動の時代になるのでしょうね。

私個人としましては・・・・・

とりあえず、次世代の人々の足手まといにならぬように心掛けたいですね。

自己管理をシッカリとして健康第一で臨みたいと思います。

できるかな・・・・・




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猟犬ヤマの容体急変

つい先日、なんとかブリーディングに・・・などと書いていましたが・・・・・

昨晩より、その猟犬ヤマの容体が急変してしまいました。
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(一ヶ月前のヤマ)

エサを食べなくなり、目も虚ろ、歩くことすらままならなくなってしまったのです。

また、腹水が急激に溜まり出したようで、お腹がポッコリと膨らんだ状態に。

これらの症状を全て覚悟していたとは言え、あまりの急変ぶりにただ驚くばかり。

これがフィラリア症の恐ろしいところなのです。

私も獣医師さんから、その急変ぶりや多臓器不全を併発すること、そして苦しんだあげく死に至ることを聞いており、心構えはしていたのですが・・・・・

やはり目の当たりにすると動揺を抑えることは出来ません。



ヤマは我が家に来て3年余り。

あともう少しで12才。

当時、若犬だったコーシンの指南役として、今は亡き老師匠の元よりやって来ました。

ヤマは老師匠にとっても最後の猟犬。

老師匠は自身の病魔との戦いの中で最後を悟った後も、ヤマとコーシンのサポートをして下さり、猟期外も常に助言を下さいました。

その中でヤマは先導犬としての役目を十分以上に果たしてくれたのです。

今日のコーシンがあるのも、そしてその後に続くカノがここまで成長できたのもヤマのおかげ。

ヤマには感謝の言葉しかありません。



今日は捕獲業務に出席する予定だったのですが、連絡を入れて休むことにしました。

ヤマのことが気掛かりで猟に集中できないと感じたからです。

先週まではシッポを振ってピョンピョンと飛び跳ねていたのに・・・・・

あとはヤマが出来るだけ苦しまずに最後を迎えられるよう祈るのみ。

「頑張れよ!ヤマ!」と言ってあげたいところですが・・・・・
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苦しそうな様子を見ていると「無理しなくていいんだよ」とも言ってあげたい心境であります。

ヤマとの思い出が頭の中を巡るのでした。




さぁ、G・W!

10連休!

今年のG・Wはヨーロッパに行ってきます!

そう、ワンコたちを連れて近所の河川敷へ・・・って、それはハラッパ!

つまらなかったですね・・・・・ゴメンナサイ。

パスポートもお金もない私は、家で何らかしらの作業をしながらG・Wを過ごしています。

毎年そんな感じ。

昨年は犬舎を作っていました。
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今年もヤルことがたくさん控えています。

G・W中はハイカーさんが多いため、役場からの指示で捕獲業務は基本行いません。

とは言っても28日はハイカーさんのいない山で捕獲を実施すると言ってたなぁ・・・

しかしその日以外は、やっと休みの日を休みの日らしく自由に使えるわけです。

車・バイク・刈払い機の修理、それと網戸と障子の張替え作業などなど。

障子なんて、この有様。
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先日、家内が窓を開けて障子だけにして部屋の空気を入れ替えていたところ、いきなりの突風でこんなになってしまったそう。

それ以来このまま。

風通しがイイったらありゃしません。

犬舎の柵はもっと上部まで拡張するかな・・・
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そのうちに脱走されそうだし。

爬虫類の方は子ガメが次から次へと孵っているので、その飼育環境のセッティング。
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(昨日の誕生直後のハラガケガメ)

あとは近所の実家に行くくらい。

あっ、そうだ、娘の成人式の写真を撮らなくちゃ。

実家で着物を着せて写真だけでも残しておこうと言うことで・・・・・

これは忘れてはいかんな。

大学のサークル活動やバイトでバタバタしていて、それらを行えなかった女子力の低い娘。

私の母の着付けと特殊メイク技術の妙、そして私のコンデジによる写真撮影技術。。。

それと併せてパソコンの画像処理により、どこまで普通の女子並みになるのか。

「馬子にも衣裳」になればいいのだけれど・・・・・

実は私の母がちょっとクセ者。

その昔、東京に住んでいた頃、母は着物の着付けの講師をしておりました。

そして今を遡ること40年近く前、あるイギリスの女性歌手グループが来日。

あの『ダンシング・シスター』・・・・・「ダンシング・クイーン」の「アバ」ではありませんよ。

そう『ノーランズ』が来日したときに着物の着付けの依頼をされたのです。
ノーランズ

当時、多感だった私は中学生ながらに「ねぇ、だれが一番スタイルが良かった?」と母に尋ねます。

「う~ん、コリーンちゃんだったかな?一番ムチムチしてた」と母。

想像してワクワクドキドキする私。

「助手としてボクも着付けの手伝いに行きたいな!」

「アホ!」

こんなおバカな会話を覚えています。

さて、母は今でも着物を上手に着せることが出来るかな。

娘がガビーンちゃんにならぬよう、祈るばかりです。

さぁ、明日からG・W!

と、思っていたら明日は急遽、仕事になってしまいました。

なんだかな~です。




猟犬ブリーディングへの道③

しばらく間が空いてしまったこの題目。

ここに来て具体的に行動を起こす頃合いとなり思案に暮れます。

それは『猟』のスタイルによって猟犬のタイプが異なるからです。

私の場合は巻き狩りによるイノシシ・シカ狩りが今は殆ど。

しかし来期からは『一銃一狗』(私一人と猟犬が一頭)による猪狩りを本格始動する予定。

ただし、この狩りには適任のカノがいるため問題なし。
カノ待機

私への意識と獲物への意識とが上手く噛み合い、互いの行動がピッタリとシンクロします。

よって巻き狩りで使役する猟犬ブリーディングを今の段階では優先するべきだと考えています。

そこで悩むのが和犬か洋犬か、それともミックス犬か。

それぞれに様々なタイプがいるのですが・・・

咬み止めタイプの和犬はイヤですし、ただ追うだけタイプの洋犬もイヤ。

それはミックス犬も然り。

つまり獣医さんのお世話になってばかりも、犬探しで走り回ってばかりもご勘弁。

さて、どうしたものかな。

そう、それともう一つ。

自分オリジナルの系統を有することも犬持ちとしてのステイタス。

「あっきょの系統は名犬揃いだぞ!」なんてことも言われてみたいのです。

これらのことを鑑みると『ヤマとコーシン』のカップリングは打って付け。

ただし問題も・・・・・

ヤマは紀州犬×ウォーカーハウンドのミックス。
お爺ちゃん犬

コーシンはビーグル×プロットハウンドにブルテリアを少々。
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なんだか料理のレシピみたいですが、実際も本当にそんな感じ。

猟犬として資質はビミョ~なバランスの上に成り立っているのです。

ドンピシャ!と合うと名犬になりますし・・・

ズル~ッ!とズレると迷犬となってしまうのです。

ヤマとコーシンならばオリジナル性はバッチリ!

でも猟犬としての資質に統一性や安定性は期待できないでしょう。

まぁいいや、迷犬が生まれても・・・私も迷人なので気が合うかもしれません。

迷える者同士、お互いに歩み寄ればいいのです。

って、そう簡単にいくかは分かりませんが・・・・・。

ヤマとコーシンは、どちらも今は亡き老師匠と関係が深かった猟犬。
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このリスクについて懸念していた雲の上の老師匠は夢の中でなんと言うだろう?

「だからオレのいった通りだろ!」なんて叱られるかな?

やってみなくちゃ分からない大科学実験!ならぬ大生態実験!・・・ちょっと不謹慎!

一つ気掛かりなのは、ヤマはもう11才になるお爺ちゃん犬なこと。

おまけにフィラリア症の療養中。

ところが、未だにコーシンやカノの発情中は「ワォ~ン ワオワオ!」と鳴いて興奮している絶倫お爺ちゃん犬のヤマ。

大丈夫であることを信じるしかありません。

おそらく、あと一ヶ月以内にはコーシンが発情する予定。

さて、上手くいくかな?

それと・・・・・

最後の難関は家内の了承を得られるか否か。

一頭増えるだけでも経済的負担は侮れないのです。

洋犬は多産と聞いているし・・・・・

アルバイトでもするかな。。。




猟師小屋に集合!

朝起きて、庭に出て、猟犬たちへの挨拶と植木への水やり。

これが日課となっています。

今朝も元気なワンコたち。

「ヤマ、おっはよ~!」
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植木たちには水やりを・・・あれ?

よ~く見てみると『カヤ蘭』の花が咲き出しています。

その可憐な花に時を忘れて見入ってしまいました。

人知れず小さな体で一生懸命に花を咲かせるカヤ蘭。
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なんだか朝から心がホッコリと癒されていい気分。

さて、猟師小屋に向かいますかな。

今日は小屋周りの草刈りや落ち葉の掃除をする予定。

ついでにタケノコ堀りや三宝甘(さんぼうかん)狩りも楽しんじゃおうという欲張りな企画も。

猟師小屋に到着し、まずは清掃作業に掛かります。

皆で手分けをし、作業は1時間ほどで終了。
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スッキリとキレイになりました・・・・・写真では分かりにくいかな。

次は近くの竹林にGO!
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このところの暖かさにタケノコもやっとお目覚め。

日当たりの良い場所にポコポコと頭をのぞかせています。

さぁ、掘るぞ!

いつもタケノコを頂くばかりで掘るのがヘタな私を見兼ねた先輩が「おい、ちょっと貸してみろ!」と。
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私はツルハシを渡し、堀り方のお手本を見ながら休憩。

ちょっとツルハシを振っただけでもう汗だく。

「そう言えばこの間、富士宮に行ったらピンクのランニングを着て走ってたよ」とTさん。

「あ~、タケノコ王?」と私。

「そうそう、彼は大したもんだよね、尊敬しちゃう」とTさん。

「彼が狩猟をやったら凄い猟師になるだろね」と私。

「そうだよな~」と一同。

そして・・・もういいかな?これだけ採れれば・・・「あ~疲れた」
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小屋に帰る途中、ついでに三宝甘狩りも。

三宝甘とはデコポンの改良前品種だそう。

形はデコポン、色は黄色、そして味は甘い夏みかんと言った感じのとても美味しい柑橘類。
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私は知りませんでした。

さて、猟師小屋に戻って次なる作業に掛かります。

もちろん、タケノコの処理仕込み。

ムキムキしてパカ!
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ヌカ入りの水で茹でます。

その間にお昼ご飯。

魚料理を中心に色々と頂きました。

我が猟隊には料理の腕前プロ級が二名。

いつでも、どこでも、なんでも作ってくれて私は食べるだけ。

時々、作り方や味付けを教わるものの、同じ味にはなりません。

やっぱりセンスなんだなぁ・・・

料理の上手い人は何をやっても無難にこなす才能豊かな人ばかり。

自分の不甲斐無さに嘆きます。

私は無理をせず、静かに食べるだけの人に徹することにしました。
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今日も楽しく過ごせてシッカリと充電。

明日からまた仕事!

そうだ、早く帰ろう!

選挙の投票に行かなくちゃ。



山裾の攻防

先週、コメント欄であれだけ「気を付けて頑張ります!」なんて言っておいて・・・

結果的には民家の方がとてもご理解のある方で助かったのですが・・・

この日は有害鳥獣捕獲を実施。
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イノシシ被害が多いとのことで、その指定地区をガラ掛けで巻き狩りをすることに。

「ガラ掛け」とは、見切り(猟場内の獲物の有無を足跡などで判別する)を行わずに猟犬を使った猟を行うことを言います。

こちらの方では、この様な流れの猟をそう呼んでいるのです。

とは言っても、どんなサイズのイノシシがいるのかは確認しておきたいところ。

被害に遭った畑の中に残ったイノシシの足跡を見てみます。

足跡の大きさと沈み込み方からすると10~15貫の中くらいのイノシシが2・3頭か?

畑の横に出てきたタケノコもキレイに食べています。

早速、全員配置に着き、巻き狩りを開始。

猟犬たちは既に獲物の気配を感じている様子。
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合図とともに、イノシシがタケノコを食べていた場所からコーシンとカノを放します。
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その食べ跡が今朝のモノだったため、イノシシの残臭が残っていたのでしょう、2頭はイノシシの寝屋にまっしぐら。

ものの数分で鳴き出し・・・

「鳴き出した、頼んだぞ!」と、私は無線を飛ばします。

2頭は尾根の頂上付近で獲物を鳴き止め。

GPS上の猟犬の動きからして獲物はやはりイノシシ。

「待ってろよ~!」と私は鳴き止め現場に向かって駆け上がります。

「あれ?体が軽い」

ダイエットで5kg落とした効果はテキメン!

カモシカのごとく山を登って行きます・・・・・ちょっと大げさ!

「もうちょっと!あと50m!」

GPSで確認し、走りを止めて・・・・・

と、次の瞬間、一気に山の下へと猟犬たちの鳴き声が遠ざかります。

な~んだ、せっかく登ったのに・・・・・

今度は山裾で鳴き止め。

「なぬ!位置からして集落の近くだぞ、まずい!」

先週に引き続き「ファイト~!イッパ~ツ!」で、鳴き声めがけて駆け下ります。

しかし現場まではまだ300m近く。

登りより下りの方が転倒しやすいため、慎重に・・・でもスピーディーに進行。

現場まであと少し。

進むペースを落とし、コーシンとカノの激しい鳴き声の方に向かって、そ~っと近付きます。

すると現場はやっぱり民家裏の山裾。

民家の方々が家の中から恐る恐る見学しています。

私はその方々に向かってジェスチャー。

『すいませ~ん、鉄砲撃ちますんで!』と、左手で鉄砲を指さします。

『どうぞ、いいですよ、仕方がないですよね!』と、その家の奥さんもサイレントにジェスチャー。

住民の方々と心が一つになり、私は勇気100倍!

お巡りさんに対して・・・・・それは措いといて・・・・・

そうなんです、イノシシと絡んでいる時は「音」は禁物。

人が来た気配で逃げ出してしまうことも多いのです。

コーシンとカノの激しい鳴き声がイノシシの注意を引き付けてくれているので助かります。

しかし、イノシシの頭が草木に邪魔されて狙いを付けられず・・・

仕方なく首付近の背骨あたりに狙いを付けて・・・

「御免」

仕留めたイノシシが民家の裏庭に転げ落ちます。

この様な現場状況では一撃必殺でないと更に被害が大きくなる可能性が大。

もちろん猟犬たちもケガのリスクが高まります。

手負いとなったイノシシは捨て身の攻撃を仕掛けてくるからです。

人にも犬にも。

失敗は許されません・・・・・で、一安心。

コーシン、もう終わったんだよ、ご苦労さん。
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カノは転がったイノシシ横の土手の上で満足気な様子、こちらもご苦労さん。

民家の方々にはお詫びをし、汚したところを完全復旧。
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この様な場合のためにブラシと水はいつも軽トラに積んでいるのですが、今回は民家の方がブラシと水を快く貸して下さり助かりました。

最後は深々と頭を下げ、協力して下さった民家を後にします。

その間、山の上の方では・・・

この騒ぎでショロ抜けした(そ~っと抜け出した)もう一匹のイノシシをタツがハズシまくっている様子の無線。

最終的にはそのイノシシに逃げられてしまいました。

それでこの日はお仕舞い。

私は一足お先に本部に戻り捕獲したイノシシを降ろします。
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しばらくすると猟場より隊員が引き上げてきました。

皆でとりあえずお昼ご飯を食べ、その後にイノシシの解体。

奪った命を有効に利用させて頂きます。

そして最後は反省会をして解散。

今回も私は考えてしまいます。

捕獲業務中の事故(本人に過失の無い)や猟犬事故は、猟友会やそれを依頼した県や市町村がある程度は責任を取ってくれます。

だからと言って毎回こんな綱渡りの様なことでいいのかな?

もっと良い方法は無いのかな?

人の生活圏近くでの捕獲業務。

猟期中の猟より遥かに危険です。

それを考えたら本当はやらない方がマシ。

でも誰かがやらないと・・・・・

このジレンマはいつまで続くのだろう。
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健気な猟犬たちを見て思うのでした。




チョッシー

どうにも気になる調整池の『チョッシー』
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昨日のブログにも書いたように、その行動と状況が私の知識とは合致せず、正体が何なのか分からなかったのです。
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したがって今日は早めに家を出てジックリと観察し、その種の同定を試みることにしました。

明るい時間にあんな浅瀬で背中を出しているなどと言うことは普通は魚はしません。

出している場合は産卵行動の時が主。

ただしその時はオスがメスを追い回し、バシャバシャとやっています。

それも水草の上で。

そんな場合、種類はコイかフナ。

夜ならばナマズ。

でも夜ではないですし、バシャバシャもしていませんし、水草もそこにはありません。

のんびりウネウネと這うように泳いでいるだけ。

そのうねり具合、つまり体の曲がり方はライギョでもなさそう。
ライギョ

今までに浅瀬でのんびりウネウネしているライギョを見たことがありませんし。

普段は、一日の大半を木の棒のように真っ直ぐになって動かないのです。

背中を出している、そのナゾの生物「チョッシー」の大きさはおよそ80cm。

かなり大きい部類。

いよいよナゾは深まるばかり。

カミツキガメはウネウネできないし・・・   (以下、写真はウィキより)
カミツキガメ

アリゲーター・ガーも普段は木の棒みたいになってるし・・・
アリゲーターガー

ポリプテルスか?・・・いやいや大き過ぎる。
ポリプテルス

ハイギョか?・・・いるわけない。
ハイギョ

デンキウナギか?・・・もっといるわけない。
デンキウナギ

「う~ん、わから~ん!」

「チョッシーはやっぱりチョッシーでしかないのだ!!」

よ~し、かくなる上は最終手段。

「うりゃ!」

チョッシーの近くに石を投げてみます。

「ドッボ~ン!」

「バシャ!」

「ありゃ?」

ビックリして逃げ出すチョッシーの体の一部を確認できました。

チョッシーの正体は・・・・・

「な な なんと!」

大きな野ゴイ。

そして調整池を一周よ~く確認してみると・・・

水門付近以外は殆どが水深15cmくらいしかないのです。

コイが何かの目的を持って浅瀬にいたのではなく・・・

全体が浅くなった池の中で、仕方なく背中を出して移動していただけなのです・・・ウネウネと。

そんなことも分からなかったなんて・・・なんだか恥ずかしい・・・・・

一人で騒ぎながら調整池の周りをグルグル回って、おまけに石を投げ込んでみたりと・・・

きっと散歩中や農家の方たちは、そんな私をヘンなオジサン視していたに違いありません。

彼らからすれば私こそが調整池のナゾの生物。

そう、チョッシーだったのです。

私はガッカリと肩を落としながら職場へと向かうのでした。

あ~、4時半なんかに起きるんじゃなかった。

眠い・・・・・。




通勤途中に思う過去の過ち?

今日の駿河湾はベタ凪の無風で自転車楽々!
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いつもの海岸道を職場に向かって走っていると、ディーゼルエンジン音高らかに私を抜いていくシラス漁船。
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こちらでは3月半ばよりシラス漁が解禁ですが、どうも今年も不漁の様子。
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サクラエビと併せて不漁続き。

猟師さんたちは生活が成り立つんだろうか?と心配してしまいます。

あなたは自分の心配をしていればいいんですよ!と言われてしまいそうですが。。。

海の上では何とかシラスを食卓に届けようと頑張る猟師さんたち。
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これからはもっと大切にシラスを食べようと心に誓うのでした。

そう、一匹一匹数えながら大切に・・・って、それでは美味しくないですよね。

「ガバァ~ッ!」と豪快にご飯と一緒にかき込むのが美味しんですよね、大根おろしも添えて。

いったい一口で何匹のシラスを食べているんだろう?

気になるな・・・今度、数えてみよう。。。



海沿いの道から田園地帯に入ると、まだまだ雪の多い富士山が目の前に。
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ちょっと富士山が霞んでいる・・・・・

スギ花粉が終わって、お次はヒノキか、それとも黄砂かPM2.5か?

なんでもいいや・・・目がカユイな。

さて、その先の調整池に今日はどんな水鳥がいるだろか?

おぉ、ありゃ・・・あれだ。

オオバンだ。
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この辺の池や川には、いつも沢山いる水鳥です。

ところがオオバンは非狩猟鳥類。

鉄砲で撃ったり罠で捕ったりしてはいけません。

でも・・・実は・・・ここだけの話。

私は以前、この水鳥を食べたことがあるんです。

家族と一緒に鍋にして。

食味の方は・・・どうでしょう、かなりコガモに近い感じで美味しかったです。

問題なのは、そのお肉の入手方法。

それが鳥獣保護法に抵触するかどうかは分かりませんが・・・

ただ一つ言えることは・・・食べちゃったのは、もう5年も前のこと。

時効が成立してしまっているのです。勝手に。

あれはこの近くの川に掛かる橋の上での出来事でした。

自転車でせっせと職場に向かっていたところ、その橋の上でトラックが私を抜いて行った時のことです。

川沿いを飛んで来て橋を越えようとした鳥がトラックの角に当たって私の前に落下。

すぐさま自転車から降りてその鳥を確認しました。

それが、この非狩猟鳥類のオオバン。

可哀そうなことに即死でした。

この頃、狩猟を始めるにあたり、参考になるブログは無いものかと探し、あるブログに行き着いていました。

このブログが怪し過ぎた・・・・・

狩猟を趣味とする管理者が、自ら捕らえた「生」あるもは全て食糧としてしまう恐ろしいブログ。

しかし、私はこのブログにどんどん引き込まれ、いつしかその管理者を神と崇めるようになっていったのです。

まさにオオバンはその神が私に与えたもうた試練。

信仰の程度を試されているように思えたのかもしれません。

神の教えの一つに「美味しく食べてあげることが何よりの成仏」との尊いお言葉があり、実践した訳です。

職場でこっそりとオオバンを処理し、お肉は冷蔵庫。

そして早めに家に帰り、オオバン鍋にして家族皆で美味しく頂きました。

最後はもちろん雑炊に。

欲を言えば、もう一羽あった方がより出汁が出て、さらに美味しかったことでしょう。。。

そんなことを思い出しながらフッとオオバンの横の浅瀬を見ると、何やらうごめくモノを発見!
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コイ? ナマズ? ライギョ?・・・分からん。

この手のモノはスグに判別できるのが私の特技だったのですが、分かりません。

しばらく観察していたものの特定には至らず。

会社に遅刻しそうだったため、後ろ髪を引かれる思いでその場を離れます。

う~ん、何だったんだろう。

とりあえず調整池にいたので、そのナゾの生物には「チョッシー」と名付け、また後日調査としました。

そして職場に到着。

今日も真面目に働くぞ~!

そうそう忘れてました、その怪しいブログの名は「食糧捕獲作戦!」

訪問は自己責任で。。。




一日のんびりと

昨日は鉄砲の一斉検査がありました。

年に一回、警察の方に強制的に調べられてしまうのです。

「この人は鉄砲や弾を適切に管理しているのだろうか?」と。

したがって仕事は貴重な有休休暇を使ってお休み。

職場の人たちには申し訳ないなぁと思いつつ、時々確認の電話を職場へと入れてみます。

やっぱり私が職場にいないとスムースに進まないんだろうな~ということは無く、いない方が順調に仕事が進んでいるようなので一安心。

心置きなく警察の方から「面接」と言う名の取り調べを受けることが出来ました。

結果、私のずさんな管理がバレることなく・・・・・ウソウソ、ウソですよ!

「あっきょさんは、ちゃんと管理されていますから問題ありません」と生活安全課の課長さんから太鼓判を押して頂き検査終了。

正午前に家に帰って来ました・・・・・あ~腹減った!

お昼ご飯は「イノシシのスペアリブ」とカッコよく書きたいところですが・・・・・

実際には猟犬たちのエサの中から掘じくり出し、上前をはねて作った「残滓の煮込み」
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自分の浅ましさがイヤになりますが、この味はイヤになりません・・・美味しいな。

ごちそうさま~!
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そして、お昼寝。

さて、午後は何をしよう。

まずはカメの水替えをして・・・・・と、思ったら、おぉっ!

ハラガケガメが卵を産んでいる~!

なんでこの時期に?

このところの異常な気温変化に季節を勘違いしたみたい。

大切に回収し、水苔ベッドに包み込みます。
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無事に孵ってね。

そしてニホンイシガメやクサガメたちの水替えもしてスッキリ!
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と、そこへ息子が帰宅。

よしっ!

「ちょっと手伝って~」と庭に誘い出し・・・・・

「なになに、なに手伝うの?」と嫌がる息子を強制的に裏山まで連れて行きます。

実は裏山に仕掛けてあった箱ワナの位置が動いてしまったため、直したかったのです。

何者かによって動かされてしまったままの箱ワナ。
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どう考えてもイノシシ仕業ではなく、人の手によるもの。

「なんで?」なのです。

「ハイ、そっち持って~」で180度回転!

で、再設置!誰だか知らないけれど、もう動かさないでね。
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罠を後にして、梅の木を見上げると可愛らしい梅の実がたくさん!
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今年は梅酒を作ろうかな。

あともう少しの辛抱。

さぁ、帰ろうか。




シカよ山からは出さんぞ!

液晶テレビの後に、危うく事故続きになるところでした。

これだから民家が隣接する山での有害鳥獣捕獲は考えてしまうのです。

通常の猟とは異なる配慮や注意が必要となり、気を揉むばかり。

役場からの要請がある以上は仕方ないのですが、その辺は捕獲員の腕?の見せどころなのでしょう。

タツの張り方(射手の配置)や射撃のレベルアップ、猟犬の入れ方等、様々な事故防止に向けての意識を高める必要があります。



さて、日曜日はハイカーさんが多い山での捕獲業務。
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もちろん、その方々への配慮と注意は怠りません。

朝の打ち合わせを済ませ、それぞれの配置場所へと向かいます。

勢子役の私は、配置完了の無線が入るまで、コーシンとカノと待機。
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暫くして無線から「タツ配置OK、犬放して」と隊長。

「了解、犬放すよ」で猟がスタート。

コーシンとカノのリードを外します。

2頭は足並みを揃えて捜索開始。

すると程なくして尾根上に向かって2頭が猛ダッシュ・・・・・で、激しく鳴き出します。

「鳴き出したぞ」と静かに無線を飛ばし、GPSの猟犬たちの動きを見ると、獲物は凄いスピードで逃走している様子。

すかさず「起きたぞ(獲物が動き出した)」とまた無線。

逃げ方やそのコースからして獲物はシカであると判断し、その方面のタツに注意を促します。

コーシンとカノが猛スピードで獲物を追っている様子をGPSの画面で確認していると・・・・・

あれ?タツ配置の場所をそのまま通り抜けて行くではあ~りませんか!

山々に木霊する銃声と「止めたよ!」との無線を期待していたのに・・・なんにもナシ。

すると無線から叱責の声が。

「おいっ、なんで鳴らさ(撃た)なかったんだ!」と。

締めタツ(一番外側のタツ)の一人が、撃たなかったタツに怒っているのです。

後で聴いてみて分かったのですが、ボォ~ッとしていて真横をシカに抜けれたそう w( ̄o ̄)w

もう、Uさ~ん・・・・・。

仕出かしたところを隣のタツに見られちゃったんですね。

GPSを見ると、コーシンとカノは仲良く1km以上私から離れてしまい、私は寂しく一人旅。
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山椒の花が可憐だな。

「たぶん、カノはすぐに戻って来るからタツはちょっと待っててよ!」と私は無線を飛ばし、勢子声を張り上げ進みながら猟犬たちを待ちます。

すると、やはりカノだけが、こちらへ戻って来ている様子のGPS。

勢子声と呼び声に反応し、ズンズン近寄って来ます。

そして「シカは無理!速すぎる!」と言わんばかりに私の元へ帰還。
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なんでも有りのコーシン姉さんは放っておいて・・・

さぁ、もう一度やり直し!

イノシシ好きのカノと共に今度はイノシシの寝場に進行。

はい、矢印の方向ね・・・・・沼津アルプス?
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スグにカノは何かを気取ったようで・・・・・
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走り出し、鳴き出し、獲物が起きます。

カノの追い鳴きが遠ざかる中・・・

タツに無線を飛ばします。

しばらくすると銃声が間を空けて2発。

「イノシシ止めたよ!」との無線が二人より入ります。

あ~今度は良かった。

仕留めた現場に向かいながらGPSを確認すると、コーシンは近くまで戻って来ています。

その距離80m。

しかし、私が呼び声を掛けるものの、それを無視。

尾根の逆側へ走って行ってしまいました。

あれま?・・・・・もしや・・・・・

そして次の瞬間、お得意の強烈鳴き!

「ワァワァワァワァワァワァ~ン!」

その声に反応したカノ。

イノシシの止め現場よりスッ飛んで来て、私の前を横切り、コーシンの方へ走り去ります。

私は付近のタツに向けて「気を付けろ!」と無線。

その直後に「バァ、バァ~ン!」と銃声。

と、同時に「中ったと思うんだけど行っちゃった!オスジカだ!」と、捌き師匠のKさんの無線。

コーシンとカノの激しい鳴き声はどんどん山の下の方へと下がっていきます。

「ま、まずい!」

シカは猟犬に過度に追われると、開けたところに逃げる習性があるのです。

山から出た先には集落や交通量の多い道路が。

山中をズッコケて泥だらけになりながらも駆け下りる一人『ファイト~!イッパ~ツ!』の私。

鳴き止め現場に着くと猟犬たちとオスジカが壮絶バトル中。

オスジカの反撃も激しく、角で猟犬たちを突き刺さんがごとく突進を繰り返しています。

落石止めの壁が、シカの民家への侵入を防いでくれていたのが何よりでした。

しかし、私の後ろ5mのところはその壁の切れ目。

通す訳にはいきません。

先頭で果敢にアタックするコーシンが邪魔。

おまけに民家からは見学しているご夫婦が。

撃ち難いたらありゃしません。

私はご夫婦に向かって「ちょっと失礼します!撃ちますんで耳を塞いで下さい!」と告げ・・・

「御免」

「どうもすいません、お騒がせしました!」となったのです。
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この日の捕獲業務を終え、獲物が冷えるまで、一日の反省会。
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やっぱり、Uさんが隊長である猟友会会長よりお叱りを受けました。

「もっと集中していないとダメ!」

「は~い!ごめんなさい」と、素直なUさん。

ほのぼのとした光景に小学生の頃を思い出します。。。

そして奪った命は隅々まで有効に利用させて頂きました。
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また暫くは、山に向かって手を合わせる日々が続くことになります。

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コーシンもカノもお疲れさん。