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生きもの二人三脚

富士山と一年

昨年の暮れに購入した格安コンデジ。
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その割に意外と高性能。

折角なので、この一年間、自転車通勤の合間にせっせと写真撮影に励みました。
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(まだ田植え前の4月)

撮影に夢中になるあまり、二度ほど遅刻しそうになったりも・・・・・

しかし、写真の腕前は無いに等しく、いつもコンデジはオートモードで撮影。

マニュアルを読んでもイマイチ理解ができないのです。

たとえ理解したとしても・・・撮影時には忘れているのです。

それと、悔しいことも沢山。

「今日は面倒だからカメラを持って行くのヤ~メヨ!」

な~んて思って出勤すると・・・・・

富士山の頂上付近には、見事なまでの傘雲が!

滅多にないことなのに・・・・・

伝書バトの一斉スタートも遅刻覚悟で撮るべきだったなぁ。
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富士山バックにスゴかっただろうなぁ・・・・・

様々なシャッターチャンスを逃してしまいました。

そんな中、一年を通して観てきた「富士山の四季」

その雄大さと美しさ、改めて気が付きました。

まるで銭湯の壁絵が如く?
田植え富士
(6月後半の富士山は、まだ雪が残っています)

夏から秋にかけては霞が掛かりっぱなし。
収穫富士
(9月には、もう稲の刈り取り)

10月15日は初雪化粧。
初冠雪富士

う~ん! 残念! 傘雲くずれ。
くずれ傘雲

つい先日は、なんちゃって撮り鉄!
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(このポイントは、撮り鉄さんたちの撮影ポイント)

こんな壮大な富士山を目の前にしながら、今まであんまり・・・・・

もっと、この当たり前に感謝をしなくてはいけませんね。

富士山に抱かれての生活、ありがたいことです。

そうそう、生活水だって富士山の伏流水だもの。
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近いうちに富士山登山にでも行ってみようかな。


このブログにいつも訪問頂きまして、ありがとうございます。
来年も皆様にとって良い年になりますようお祈り申し上げます。

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自然保護団体

こちらの地域でも数々の自然保護団体が活動しています。

山や河川の自然を守るために尽力されている姿は、いつも敬意を持って見守るばかりです。

一例をあげてみますと、名水百選にも選ばれている近所の「柿田川」と、その「湧水群」での活動がそう。
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この自然保護団体は、この川の水源域を買い上げるなどして、その保全に当たっています。

我が家の家庭用水は、この湧水を水源としているため、尚更この自然保護団体を応援したくなるのです。
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今までに、この「柿田川」で、その団体による様々なイベントに参加させて頂きました。

「アユ」と「モクズガニ」の放流。
太陽母さん

アユ釣り大会。
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(アミエビによる餌釣りで意外と釣れます)

と、その後のお楽しみ!
あゆ惑星

初夏の自然観察会。
秋造 捕る
(子供たちに親切に教えて下さる団体の方々)

このイベントは今でも毎年催され、どれも子供たちを対象としており、環境保全意識を高めるためにも大いに役立っているのです。



話は変わって、これとは全く別の自然保護団体の話です。

4年ほど前なのですが、有害鳥獣捕獲の実施にあたり、その団体から抗議を受けたことがあります。

もちろん、捕獲業務を委託した役場にも抗議があったようで・・・・・

「なにも殺すことはナイではないか」と。

団体の執拗な抗議のため、ついには、ある地域の有害鳥獣捕獲を取り止めざるを得なくなったのです。

感情論?とも捉えられる理屈に対して、現実論で捕獲業務に当たらざるを得ない役場と猟友会。

妥協点が見出せない中で「世の中には色んな考え方があるもんだ」と改めて考えてしまいました。

有害鳥獣捕獲を正当な業務とするならば、山や農家の現状を理解できない彼ら団体に問題があるのか?

それとも、その切実なる現状を分かりやすく具体的に説明できていないことも考えられる役場に問題があるのか?

などと考えていたら、ここ2年あまり、その団体が抗議の声を上げなくなったのです。

なぜだろう。

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(有害鳥獣捕獲の箱ワナにて)

生態系バランスの大切さや、山や農家の現状をやっと理解できたのだろうか?

または彼ら自身の目で、それらの現状を確認できたからなのだろうか?

それとも実際に被害に悩まされている方々からの直接的な抗議が、その団体にあったのか?

理由は分かりませんが、ここ2・3年のニュースやドキュメンタリー番組が取り上げた数々の野生動物被害報道も、その流れの一つになったのかもしれません。

そう考えるとある意味、その自然保護団体の考え方は慎重であり、全うな抗議だったとも言えるのです。

「イノシシやシカを殺すのは簡単だが、もっと他の方法はないのか?」

「そもそもそんな必要はあるのか? もっと動物たちに対して寛容に考えてもいいのでは?」

「忌み嫌い、いたずらに恐れることはないのでは?」

そんなことだったのかもしれません。

そのうち機会があれば、じっくりと話し合ってみたいものです。

他国の保護団体で「可哀そうだから殺すな!」とか「知能が高い生きものだから殺すな!」などの理屈。

私は「?」と考えてしまう「ご都合主義」的な考え方。

「経済動物」とされている動物、牛・豚・鶏などは「可哀そうじゃないのか!」「知能が低いなんて失礼だ!」と言いたい。

それに経済動物以外、食べてはいけないのか?

そんな偏った思想や様々な思惑の絡んだ団体とは違うように思います。



先日、日本の国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退。

IWCの基本理念であった「クジラ資源の保全と有効利用」が、いつしか「クジラの保護へと変ってしまった」との日本政府の説明。

そうだとするならば、脱退も止む無し。

私も賛成です。

オーストラリア政府の断固とした「商業捕鯨反対」は何故なのか?

もっと詳しく伺ってみたいものです。

しかし「日本の食文化」としてのクジラは別として、クジラを「食糧資源」と捉えた場合はどうなんだろう?

毎年、年間数百万トンもの食べ物を廃棄している日本人。

世の中に「無駄」なモノなど無いと言われますが、これだけは明らかなる「無駄」

無駄と言うより、むしろ「罪!」そして「もったいない!」

こんなことでは罰が当たります。

IWCの会議の中では、どんな話し合いになっていたんだろうか?

「食糧廃棄物を大幅に減らしてから考えるべき」

「近海の水産資源も安定的に守れない日本の漁業に対する不信感」

オーストラリア政府はじめ他の国々が、そんなことも考えての会議であったとしても不思議ではありません。

それ以外にも、動物保護意識の高いオーストラリアならではの理屈も勿論あったのでしょう。

しかしそこは、クジラが公海上に生息する固有種ではなく、個体数も多い以上、もう少し柔軟に考えて頂きたいものです。

新聞のIWC記事を読みながら「捕鯨」について改めて考えると同時に、自然保護活動や狩猟についても色々と考えてしまいました。

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冒頭の自然保護団体である「柿田川みどりのトラスト」のような活動に、将来「自然の保全」と「子供たちのため」に携わってみたいものです。

素晴らしい活動だと思います。

食糞

お食事中の方がいらっしゃいましたら、ゴメンナサイ。

食べ物の話の後で誠に恐縮ではありますが、ご容赦ください。

この題目は、私の純粋な疑問と切実な悩みでもあり、先日も悲しい出来事があったりしたため、取り上げずにはいられなかったのです。

因みに私自身のことではありませんので、お間違いのないように・・・・・い、いや、そうでもないかも・・・・・

ところで「食糞」とは、生きものが排泄物を食べてしまう行動のことを言い、ご存知の方も多いと思います。

ここでは、その中でも「犬の食糞」について述べたいと思います。

尚、ここから先は様々な配慮により「排泄物」や、よりストレートな表現は避け、それらを「ソフトクリーム」

また「食糞」と言う言葉自体、如何なモノかとも思いますので「摘まみ食い」と言葉を変換させて頂きます。

以下、我が家のワンコたちの「摘まみ食い」について考察するとともに、ある出来事について・・・・・(´;ω;`)ウゥゥ



我が家の猟犬「レツゴー三匹」の「ヤマ」「コーシン」「カノ」
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ヤマは全てのソフトクリームを適切に認識しており、摘まみ食いなどは絶対にしませんので、問題なし。

問題なのはコーシンとカノの摘まみ食い。
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まずはコーシン。
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コーシンは自身のソフトクリームには絶対に手を付けませんが、山中に入るとイノシシのソフトクリームや他の小動物のソフトクリームに、くぎ付けとなってしまいます。

さすがに猟の最中には見向きもしませんが、リードを付けた散歩中は酷いモノ。

私も気が抜けません。

叱っても叱っても一週間もすると・・・・・

寄生虫やその卵(※以下まとめてチョコチップとします)による感染が危惧されるからです。

また、様々なウイルス感染も懸念されることから、シッカリと躾けなくてはいけないのですが・・・・・

ひとまずは、子犬の頃に比べるとその嗜好具合も薄らいで来たようで、経過観察をするしかなさそうです。

狩猟における私の老師匠曰く「猟欲の強い犬ほど他の動物のソフトクリームに興味を示すものだ」と言っておられました。

確かにコーシンの猟欲は異常なレベルかもしれませんが、さて如何に。



一方、カノは逆に?自分のソフトクリームが大好き!

子犬の頃からずっと・・・・・困ったものです。
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なんでだろう?

インターネットなどで調べてみると色々と書いてありますが、ホントなんだろうか?

「ワンコに聞いたことあるの?」「実際のところは分からないでしょ」と言いたいのですが・・・・・

私もカノに聞いてみたいものの、分かる訳もなく考え悩むのです。



二日ほど前、私が玄関ポーチにボーッと座っていると、カノが私のところにやって来て、いつものごとく耳や口の周りをペロペロと舐めてくれました。
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そう書くと何だか微笑ましい感じがするのですが、実際にはかなり激しく、私のところにスッ飛んで来て体当たり、そして耳や口をベロベロと激しく愛情表現。

まるでムツゴロウさんが、されてるみたいに。

ところがその日に限って何かヘン。

全然ヘン!

私の口周りをベロベロするカノの舌や口からヘンなニオイが・・・・・

ソフトクリームの香りがするのです。

「えっ!」と思った私が口周りを手で拭うと・・・・・

そこにはソフトクリームらしき付着物が・・・・・

恐る恐る嗅いでみると・・・・・

「ギャ~ァァァ!!」

慌てていつものソフトクリームポイントに行ってみると、そこには湯気をホカホカと上げている新鮮なソフトクリームが。

それも既に半分ほど食べられた状態で。

あ~っ、摘まみ食いしたなぁ。

叱っても効き目は無く、こっそりと食べているのです。

なんでだろう?

これもまた老師匠が言っていたことです。

「自分のソフトクリームを摘まみ食いする場合は、その犬にチョコチップがいることが多いぞ」と。

では、なぜ食べてしまうのか?

私の見解では、も、もしかすると・・・・・

「ハリガネムシ」を思い出してしまうのです。
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ハリガネムシはカマキリの腹部内に取り付くチョコチップ。

取り付くと、ある分泌物を出し、カマキリの行動中枢を支配。

ハリガネムシの産卵場所である水辺へと誘うのです。

カノも同じようなチョコチップの支配により「摘まみ食い」

そしてベロベロすることにより、そのチョコチップを拡散し宿主を増殖。

更なるチョコチップの増殖に加担してしまっているのかも。。。

脳内の行動中枢を乗っ取られて!?

ま、まずいぞ!新手の「バイオハザード」だ!

部屋に戻り、一部始終を家族に報告。

すると家内も息子も顔をしかめ、私から一定の距離を保ったまま。

その指をよく見ると、人差し指と中指がクロスしています。

ひ、ひどい・・・・・

私はもうアンデッド軍団の一人なのか!

唇に「チューチュー」「ベロベロ」してやる~!

でも、ホントにマズイぞ!

「はぁ!」と気が付いたら自分のソフトクリームを摘まみ食いしてたりして・・・・・

そしてその口のまま街中を徘徊。

感染者は女性ばかり・・・・・

さ、最低・・・・・。

感染拡大の前に逮捕されそう!

最悪のストーリー展開になってしまった。

なんでだろう?

サンチュと焼肉

よしっ!

夕飯はイノシシ焼肉にしよう!
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(以前の画像を思い出してます)

と、言うことで「焼肉にはサンチュ!」

近所のスーパーにサンチュを買いに行きます。

韓国の食文化には、いつも脱帽!

どれをとっても、美味しく、体にもいい「ベストマッチ」な食べ方がシッカリと確立されています。

焼肉にはキャベツでもレタスでもなく「サンチュ!」

いや・・・キャベツのザク切りはいいぞ。。。



さて、お肉を焼こうかな。

カットしたイノシシ肉を目の前にして・・・・・悩みます。

天気予報の大ハズレのおかげで、洗濯物はやむを得ず部屋干しに。

まだ湿っています。

これではマズイ、どんなに換気扇を回しても、洗濯物に焼肉のニオイが移ってしまう。

かと言って、洗濯物を移動させるのは面倒くさい。

で、名案!

焼肉をヤメて生姜焼きなら大丈夫でしょう。

家族も賛成してくれました。

ところが家内が一言。

「生姜焼きだったらキャベツの千切りでしょ」と。

「いいの いいの、サンチュは日持ちしないから今日中に食べちゃおう」と私。

「え~っ、生姜焼きに合うのぉ?」

「合う合う、合うに決まってるさ、焼肉にあんなに合うんだよ、生姜焼きに合わない訳がない」

との私の直感を超えた「確信」とも言うべき「生姜焼きとサンチュ」の見事なまでのハーモニー。

サンチュに巻かれたイノシシ肉生姜焼き、そして、それに少しだけマヨネーズを付けて・・・・・

あ~もうたまら~ん!

で、3人分の出来上がり!
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合計で700gのイノシシ肉を使用!

ちょっと多いかな?

「いっただきま~す!」で、生姜焼きにサンチュを巻いて食べてみます。

「・・・あれ?・・・・・なんか違う」

ならばと、マヨネーズを付けてみます。

「・・・・・・・・えっ?・・・・・もっと違う・・・」

無言で食べている家内と息子に恐る恐る伺ってみると・・・・・

「ダメじゃない?」 「サンチュの意味ない!」と、的確な評価。

私も同感。

サンチュの良さである「さり気ない風味と食感」が消えてしまうのです。

よって、生姜焼きとサンチュは・・・・・

全く以って合いません!

そんな食べ方をする人など、この世の中にはいないと思いますが、念のため。

仕方がないので・・・最後は全員でサンチュだけ「ムシャムシャ」と。

食べ切れずに残った生姜焼きは、次の日の夕飯のおかずになったのは言うまでもありません。

もちろん千切りキャベツを添えて。
生姜焼き

でも、良いことが一つだけありました。

サンチュで食べた初日は胃もたれ全くナシ。

脂ギットギトのイノシシ肉だったにも関わらず。
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ところで・・・・・

いったい、どの時点で歯車が狂ったんだろう?

そうだ、天気予報が悪いよ! そうそう!

・・・・・たぶん。

猟犬への思い

私の所属する猟隊は、長きに渡り「イノシシ猟」一筋。

ところが昨今のシカ増殖に伴い、そんな猟場はシカだらけ。

農家の方々も困り果てています。

相変わらずミカン畑の被害も大きく、電柵などのあらゆる防護策を講じていますが、シカの猛攻は治まりません。
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(手前のミカン木はシカによる食害で枯れてしまいました)

困ったものです。

それでも今年だけで、こちらの地域では8,000頭以上のシカ捕獲実績が功を奏し、以前よりは減ったように感じます。

イノシシも逞しいモノ。

そうなると、また増え始めているようで、狩猟者としては嬉しいのですが・・・・・

農家の方々は、どちらが増えても一緒かな?

ところで、大昔ならいざ知らず、現代において「狩猟」は本来「道楽」

しかし、懸命に命のバトンを繋いでいこうとしている山の動物たちを鉄砲で撃ち殺す狩猟は、一般の良識ある現代の人々にとっては理解しがたい「異常行為」であるハズ。

見方によっては、釣りの延長線上に狩猟はあるのかもしれませんが、一般的には受け入れ難いのです。

「自分が食べる物は自然から調達する」ことをモットーとしている方々からでさえ、狩猟は敬遠されがち。

ましてや、この飽食の時代に・・・・・

したがって「道楽」としては、尚更に「狩猟」は遠のいてしまうのです。

つまりこれから先、狩猟者が減ることは間違いありません。

それに追い打ちを掛けるように、高齢化や人口減少に伴う農村部の過疎化。

狩猟者が減るだけではなく、その地域の山や田畑の荒廃に起因する動物たちの生態系バランスの崩壊が懸念されます。

先ほどのシカ生息数の一時的な減少も全く意味が無くなってしまいそう。

そのような現状の中、環境省の働きかけもあり、この数年はワナ猟免状の取得者が増加。

しかし、その程度では、山の生態系バランス適正化にまでは踏み込めないでしょう。

それにはやはり、猟犬を使役した狩猟や捕獲業務は必要不可欠。

ところが・・・・・

現実問題として、こちらの地域においては、あと5~10年後、大変な事態になることが想定されます。

高齢化により、狩猟者が激減してしまうのです。
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(ここにいらっしゃる方々の平均年齢は74才・・・失礼!)

これは全国的に見ても同じかもしれません。

生態系バランス適正化、つまり「捕獲業務」で活躍されていた方々は、もっと減ってしまうのです。

それと連動して猟犬も・・・・・

その猟犬の存続自体も危ぶまれます。

私の周りで、猟犬の繁殖にまで手を付けている本格的な狩猟者は、数えても片手で十分に足りるほど。
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もちろん若い方などは皆無。

幸いにも私の親方は、そんな数少ない猟犬繁殖者の一人。

日夜、大物猟における「新たなる狩猟犬種」の作出を模索している方なのです。

今、取り組んでいることは、和犬と洋犬の長所を併せ持った新たなるイノシシ猟犬の品種固定。
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半世紀以上にわたり「イノシシ猟」と「猟犬」に向き合ってきた狩猟者だからこそなのでしょう。

その陰には、辛く悲しい猟犬との別れもあったようです。

そんな猟犬たちへの思いから、親方はこの猟場を守り続けてきた先代親方の墓石の隣に、こんな供養塔を設けています。
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「猪犬供養塔」
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月に一度は線香をあげて供養しているとのこと。
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一緒に隣で手を合わせる私としては、とても複雑な心境ではありますが・・・・・

間違ってもイノシシと猟犬の「命の交換ごっこ」のような猟にならぬよう、今後も狩猟に精進していこうと思うばかりです。

おじさんのクリスマスの歌

私は、どうもイギリスかぶれ。

明治期のニッポン工業の発展はイギリスのおかげ。

同じ島国同士、通ずるモノがあったのでしょう。

とくに船に関して、その礎は全てイギリス。

戦艦好きの私としては、イギリス「ヴィッカース社」製の「旗艦 三笠」は、見ただけで涙もの。
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私の頭の中では「工業製品」 = 「英国製」なのです。

それが高じて家内の車はローバーミニ。
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ビッグホーンだって実はハンドリングbyロータス。

同じように「音楽」も。

幼少の頃から「ビートルズ」にスッカリやられっぱなし。

小学生ながらに「なんだ! この旋律は!」と衝撃を受けたのを今でも忘れません。

そして時は流れても、クリスマスには必ずこれを聴きます。

これを聴いて気分を高めるのです。

ポールマッカートニーの「ワンダフル・クリスマスタイム」

ジョンレノンの「ハッピー・クリスマス」

この曲を聴くと、若い頃の思い出が走馬灯のように・・・・・

永遠のクリスマスソングだと私は思っています。

そんなこんなで他にも・・・・・

デビッドボウイ、クイーン、マイク・オールドフィールドなどなど。

気が付いてみれば、イギリスばかり。

なぜか引き付けられてしまうのです。

したがって、洋楽作業用BGMも彼らの曲が中心。



今日は年賀状をプリントアウトしながら・・・・・

ちょっと飽きたので、合間に自分の顔をプリントアウトしてみました。

出てきた出てきた。
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自分で言うのも何ですが、いつ見ても凛々しい顔!

そして「真面目にやれ!」と、家内と息子に怒られたのは言うまでもありません。

それにしても似ているなぁ・・・・・
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ごめんなさい。

猟犬の使役について

和犬、洋犬、ミックス犬。
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猟犬には様々なタイプがあり、それぞれに良し悪しがあります。

しかし、その良し悪しも使役する狩猟者の考え方や好みにより異なるため、一概にそう決め付けられるモノでもないのです。

また、好みとは別の意味で「優秀」と思っていた猟犬がそうでなくなったり・・・

「ダメダメ」と思っていた猟犬がシッカリと仕事をしだしたりと、変ってしまうことも。

これは飼育者、勢子、組み犬(一緒に猟をする他の犬)によっても左右されてしまうことがありますし、対峙した獲物の「大きさや気質」その時の「戦い内容」によっても変わってくることがあるのです。

具体的には、弱いイノシシと対峙して有利な戦いをすると、犬によっては調子に乗り、一見「良い猟犬」になったように錯覚させられたり、気の荒い、強いイノシシにヤラれて、いじけた「ビビり犬」に変貌してしまうことも。

一般的には、猟犬たちが起こした獲物を狩猟者が仕留めてあげればあげるほど、猟犬に実力や自信がつき、良い猟犬となっていきます。
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但し、猟犬としての仕込を行ったにも関わらず、猟の最中に遊んでいるような犬は、猟犬としてあまり見込みは無いでしょう。

そのような犬は、ここでは対象としません。

では、なぜ「猟犬云々」と狩猟者は考えるのかと言いますと、もちろん獲物を捕りたいから。

同時に「優秀な猟犬」は、その飼い主である狩猟者にとっては「誉」でもあり、信頼度にも関わります。
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そして、正常な判断ができる狩猟者ならば、猟犬に「ケガをさせたくない」「死なせたくない」との思いから「組み犬」やその頭数、実戦における対処について合理的に考えるのです。

中にはそんなことも考えない、考えられない狩猟者も多いのですが・・・・・。

私はつくづく思うのです。

巻狩りにおいて「勢子」の役割は大きく、その役割である「獲物を起こすこと」以上に大きく重いのは「責任」だと。

では、どのような責任なのか?

それは「猟犬の命」を守ること。

これをシッカリと心得、実行している勢子は、どなたも優秀ですし、私が尊敬し目標とする「狩猟者像そのもの」な方々。

その方々が勢子に入ると獲物が捕れ、猟犬は無傷、おまけにタツ役は楽しい、の三拍子そろっての最高の巻き狩りとなるのです。

この先輩。
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私の目標としている「勢子師匠」さんは、どんな猟犬を引いても獲物を起こし、タツに撃たせます。

その猟犬の気質や猟芸(獲物との対峙の仕方)を的確に見抜き使いこなす様は、まさに犬使い。

見切った獲物の大きさによって猟犬を絞り、最小限の頭数で攻めます。

その猟犬の頭数を絞るにおいても、猟場やタツ配置も含めて考慮に入れて選出。

ある時「あっきょ君。この猟場は、あっきょ君のヤマとコーシンを入れるのは止めよう。Oさんの犬だけで行く」との采配。

続けて「あっきょ君はこのタツに居ろ、頼んだぞ!」と告げられ・・・・・

ドンピシャだったこともありいます。

逆に「あっきょ君、ここはコーシンだけの方がいい」と6頭中、コーシン1頭だけを引き、見切り通りの猟果を上げられたことも。
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そんなことが猟期中に何度も。

全て勢子師匠が経験に基づき考えてのことです。

「獲物を捕らせてくれる犬が一番」などと言いますが、私はいよいよ分からなくなってきました。

狩猟は「1、犬」 「2、足」 「3、鉄砲」と昔から言われています。

巻き狩りにおいての要素を、重要な順番に記した言葉で、一番は猟犬、次はそれを引く勢子、最後は鉄砲を構えるタツの意。

しかし「獲物を捕る」ことが一義とするならば「違うんじゃないの?」と。

一番は「足」つまり「勢子」なんじゃないの?と思うようになってきたのです。

勢子がヘボでも猟犬が優秀ならば、ある程度はその猟犬がカバーしてくれるでしょう。

ところが、もう少し深く突き詰めていくと、やっぱり「足」

つまり優秀な猟犬を連れたヘボな勢子より、ダメ猟犬を連れた優秀な勢子の方が、獲物をタツに撃たせるのです。

もう一つおまけに言わせて頂くと、猟犬も勢子も優秀な場合は、タツに撃たせることも自分で勢子撃ち(勢子が獲物仕留める)することも自在。
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でも、いたずらに猟犬を危険に晒すこともないため、大抵は勢子撃ちをしてしまいますが・・・。

その差は何なのか?

一言で言うならば「観察力」

猟犬に対する観察力が一番に上げられるのではないのでしょうか。

勢子をしながら同時に猟場内の見切りも行い、猟犬の仕草と合わせて山や獲物の状況を測っています。

面白い極端な話があります。

勢子師匠が訳あって、ビビり犬を1頭だけ引いて勢子に入った時のことです。

一声も鳴けずに、毛を少しだけ逆立てながら尻尾を丸めたその犬の姿と顔の向きから、イノシシの寝場所を特定。
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そこに目掛けて声を出しながら石を投げ込み、それに驚いたイノシシが逃げ出し、タツに掛かり御用。

勢子鉄砲(獲物を驚かせ追い出すために撃つ鉄砲)を撃つとイノシシが凄い勢いで逃げ出すため、ゆっくりとショロ抜けさせるために「声と石にした」とのこと。

その先のタツには、射撃のあまりお上手でない御老体殿が配置していたから。

その臨機応変さに私は・・・・・笑ってしまいました。

そんなことやってみたいけど・・・・・私には無理。

そんな状況を目の当たりにしたものだから、いよいよ分からないのです。

噛み止め犬の使役を好む狩猟者は別として、そうでない私のような「鳴き止めてくれるだけで十分」と考えている狩猟者としては尚更に。

何れにしても勢子の立場から言わせて頂くならば「猟犬の使役頭数は少なければ少ないほど面白くて楽しい」

それは猟犬と勢子の「意志や動き」が同調できるから。
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私はそう考えていますし、実際にそうです。

「猟犬を沢山入れた方が捕れるのではないか? 」

そんなことは全く逆。

これをタツの人たちに理解してもらうには、まだまだ時間が掛かりそう。

少数の訓練された猟犬の使役は、獲物が捕れるし猟犬自身も守れるのに・・・・・

「ねぇ、カノ。 そうだよね🎵」
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「・・・・・・・・・・。」

「二週連続で週末の雨。

狩猟お預けで退屈な私は、そんなことを考えてしまうのです。

我が家の猟犬たちも退屈そう。
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てるてる坊主でも作ろうか。

エンジン音で分かってよ

仕事を早めに切り上げて、サイクリングに出発。

向かうはバスの整備工場。

車検の完了したビッグホーンを引き取るため、折り畳み自転車に跨りシャカシャカと。

漕いでも漕いでも変わらぬ風景。

トップギアでも遅いったらありゃしません。

それにしても、のどかな風景。
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この山々はイノシシの楽園・・・・・今日は関係ないか。

なんとか整備工場にたどり着き、色々と整備・修理内容を伺います。

そして肝心の車検代は11万3千円也!

安く済んで良かった。

主要部に問題は無かったのですが、劣化したゴム部品を交換してくれていました。

中でも燃料気化器系のバキュームホース類が新品になっていたのにはビックリ!

オイル交換も含めてサービスで・・・・・そう「タダ」だったのです!

「バキュームホースのヒビがよく分かりましたね」との私の問いに・・・

「アイドリングが少し不安定だったのでバキュームホースを確認したら・・・」と。

昔の車は、燃料気化器とエンジンとの関係で発生する負圧の変化で、様々な制御をしています。

今の車も、その負圧を元にコンピューターを介して様々な制御を行っているのですが、その感知方法はもっと合理的。

お利口なコンピューターの無かった時代の車は、負圧に頼る制御が沢山あり、超アナログ。

その分、バキューム(負圧)ホースも多く、それぞれのゴムの状態は大切なのです。

なのに・・・・・

今までに車検をお願いした整備工場は、どこも直してくれなかったどころか、指摘すらなかった・・・

「エンジン音で分かってよ」と言いたいのです。

もう10年以上もアイドリングが不安定だったのに・・・・・放っておいた私も悪いけど。

やっぱり、このバス整備工場にお願いして良かった。

人命を預かる「バス」の整備士さんは、目の付け所もレベルも別格だと感心した次第です。

ありがとうございます、お世話になりました。

キーを捻り、エンジンスタート!

しばらくするとエンジン回転数は落ち着き、アイドリングはピタッ!と安定。

エンジン回転の上昇も滑らか。

「おっ!さらに調子が良くなっちゃったぞ!」と、走り出してウキウキの私。

せっかくなので、農道で記念撮影。
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また、しばらく走って家に到着。

すると、けたたましく吠え掛かるコーシンとカノ。

「こらぁ! ワシじゃい!」
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「・・・・・・・・・。」

軽トラだと吠えないのに・・・・・

「エンジン音で分かってよ」と言いたい。

でも、殆ど乗らないから仕方ないか。

ビッグホーンは、もう少し乗った方がいいのかな?

でないと、このまま土に戻りそう。。。

シカ肉ジャーキー完成

さて、風乾工程に入って一日半。

燻製器内で風乾するために吸排気口は全開。
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肉の表面はどうなったかな?

初めはベタベタだったのが半日してペタペタに、そこから丸一日でサラッとしながらもシットリと変化。

シカ肉は弾力を残したまま、表面の水気が無くなりました。
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もういいでしょう。

次は、いよいよ燻煙工程。

今回も冷燻に。

本来、冷燻とは25℃以下の状態で長時間にわたり燻煙を掛ける燻煙方法のことを言います。

生の状態で長期保存を考えると「長時間」なのです。

ここで一捻り。

私の好みで、シカ肉の生の旨味と食感を残したい・・・・・

でも長期保存をする訳でもないし、そもそも、この薄い肉に長時間の燻煙は必要ない・・・・・

で、いつも短時間の冷燻にしています。

よって、スモークウッドを使用。

この線香タイプの良いところは、発熱量が少ないため、大きい燻製器だと冬ならば冷燻ができること。

燻製器が小さければ、もちろん温燻や熱燻にも対応できます。

また、スモークウッド本体をカット(カッターで切れます)して燻煙時間を調節することも可能(初めから切れている製品もあります)。

それでいて通常のチップによる燻煙と変らぬ「煙の質」

けっこう使えるのです。

このスモークウッドの木の種類は、全種類を試してみましたが、違いが分かるモノや分からないモノも含め、私はサクラが無難かな?と。

一時、よく作ったスモークサーモンで色々と試した結果も、やっぱりサクラかな?で、以来サクラ一筋。
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でもこれは、あくまでも私の好みなだけ。

ジャーキーはサクラ意外に試したことがなく、他にもっと合う木があるかもしれません。

とりあえず今回もサクラで2時間、燻煙をかけます。

薄切りの牛肉を使った場合は1時間くらいの燻煙で十分だと思いますが、このシカ肉は厚切りで水分量も多いため、2時間としました。

経験上、おそらくバッチリでしょう。



スモークウッドにガスコンロで火をつけたら、煙の出方を見ながら吸排気口の調節。

煙が一番多く出る状態にして、器内に煙を滞留させずに「掛け流しの湯」が如くバンバン排気します。

滞留させた煙だと苦味などの雑味が強くなり、味を損ねるのです。

具体的な説明は出来ませんが、これホント。

つまり煙はケチっちゃダメ。

玄関灯もスモークされて怪しい感じに。
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スモーク開始前の温度。
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30分後。
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60分後。
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そして120分後で燻煙終了。
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終始25℃以下の冷燻状態となりました。

因みに小型の燻製器で行うとサイズにもよりますが、器内は40~60℃ほどで、温燻となります。

より乾燥が進み、「生」感は薄らぎますが、それも美味しいので、これは好みの問題。



ここから二日間、燻製器内にて「寝かせ」の工程に移ります。

煙成分が均一になじみ、味がマイルドに。

断然美味しくなります。

そして、待ちに待った完成の時。

シカ肉ジャーキーの出来上がり!
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シカ肉の旨味がギュッと凝縮。

ソフトタイプのシカ肉ジャーキー。

早速試食・・・・・

旨味炸裂!今回も成功です。

ところで、なんでソフトタイプかって?

咀しゃく能力の著しく低下した先輩方に食べてもらうため。
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入れ歯の方も多いのです。

実は、この食感の方が私も好き。

ビールのあてでパクパクいけちゃうから。
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ウメはダメですよ。

次はイノシシベーコンを作るかな。

それとも、その前に正月用のスモークサーモンを作るかな。

燻製作りは、寒くなってくると俄然ヤル気が出てくるのです。

おセンチな年頃?

昨晩の睡眠中、夢の中で涙が止まりませんでした。

どうも近頃、年を重ねるたびに涙もろくなってきたように思います。

テレビのニュースなどで困り果て泣いている人の姿や、感極まり涙を流すスポーツ選手、はたまた時代劇ですら、涙を流す姿や感動的なシーンを見ると涙が溢れてくるようになりました。

この年になって、やっと人の心に共感できるようになって来たのでしょうか・・・・・



年賀状を書くにあたり、まずは住所録の整理をします。

住所録のチェックを確認するため、喪中ハガキを・・・・・

今までは、親御さんが亡くなられた旨のハガキが主でした。

しかし「ご本人が亡くなられた(主人が亡くなった)」との奥様からの知らせが一通。

私が新卒社会人の時にお世話になった方が亡くなられてしまったのです。

遠方の方だったのでハガキを受け取るまで知りませんでした。

今年も、お一人、また・・・・・

本当に素晴らしい方でした。

新入社員で右も左も分からぬ私を、教育担当でもないのに分かりやすく親切に教えて下さいました。

仕事が終わった後に居酒屋で楽しい酒をご一緒させて頂いたり、自宅に泊めて頂いたりも。

私が転職した後も、出張でこちらの方に来たときは連絡を下さったりと、その時の記憶が思い出されます。

65才で退職され「釣りでも始めてみるかな?」なんて今年の年賀状に書いてあったのに・・・・・

なんのお礼も恩返しも出来なかった・・・・・

切ないです。

その恩師とも呼べる先輩が、昨晩、私の夢の中に現れました。

私が居酒屋で一杯やっていると、左横の空いた席に「よっ!」と言って、その先輩が座ったのです。

亡くなったはずの先輩が私の横に・・・・・

夢の中で「これは夢だ」と分かりながらも先輩と言葉を交わし・・・・・

夢の中で号泣してしまいました。

先輩の姿は、最後に会った20年前のまま。

「はっ!」と目が覚めて、目尻と枕に手をやると、濡れていました。

先輩が会いに来てくれたのでしょうか・・・・・

絶対に忘れることが出来ない「夢」です。



このブログの趣旨からは外れた内容になってしまいました。

しかし「備忘録」とも捉えていますので、どうかご容赦ください。

書き残さずにはいられなかったのです。