私の職場での話です。
15年ほど前に「フッ」と気付いた鳴き声。
「うん?あの鳴き声は・・・・・猛禽類かな?」
社屋の最上階に上がって外を眺めてみると、明らかに猛禽類と思われる鳥を2羽発見。
「親子だろうか?だとすると会社敷地内のどこかに営巣しているのかな?」
2羽をよ~く見てみると、目の下にチーターのような黒いラインがあります。
「ハヤブサ」か「チョウゲンボウ」か?
家に帰って記憶を頼りに調べてみると、おそらく「チョウゲンボウ」であろうことが判明。
それからというもの、毎年この時期になると、外の鳴き声が気になりだします。
誰よりも早く出社し、静かな職場で耳を澄ましていると、チョウゲンボウの鳴き交わす声。
「キィー、キィー、キィー、キィー」
私は急いで社屋の最上階に駆け上がり「そ~っと」窓を開けます。
そして窓枠の下から、これまた「そ~っと」顔を出し観察。
それほどに、彼らは警戒心が強いのです。
気分はもう市街地の「白兵戦」
朝のお食事タイムでも始まるんだろうか?
彼らのエサは、もっぱら社屋周りを飛び交う鳥たち。
チョウゲンボウのわりに「鳥」をエサにすることが多いようで、時には「ドバト」も食べているようです。
敷地内を調べてみると、むしられた大量のドバトの羽が散乱していることがあります。
その上にある建造物は、頻繁にチョウゲンボウがとまっているところ。
ドバトの糞害に悩んでいる会社側としてみれば、チョウゲンボウはありがたい存在。
そんな彼らの生息に気付き、観察し始めてからは、毎年確実に幼鳥たちが巣立っています。
そして夏頃になると、山や田んぼの方へ生活の場を変えるようで、私としてはちょっと寂しいのですが・・・・・。
今日も朝早くから、空に響き渡るチョウゲンボウの鳴き声。
コンデジを片手に、社屋の最上階へ駆け上がります。
そ~っと顔を出して撮影。
「遠いな~」デジタルズームでも確認するのがギリギリ。

親鳥かな?
と、別の鳴き声がする方向を見てみると「あれ?」
今度は幼鳥かな?
幼鳥は親鳥と比較して警戒心が弱いため、接近してみることに。

屋上に通ずる非常階段にそ~っと出て、よく見ると、まだ綿毛が残っているあどけない表情の幼鳥。

すると、けたたましく鳴き出した親鳥。

「近寄り過ぎました。ごめんなさい!」と退散しようとしたところ、死角となっていたところにもう1羽の幼鳥がいたようで、2羽の幼鳥が飛び立ちます。
その先にはもう1羽とまっており、上空には親と思われる2羽.
併せて5羽のチョウゲンボウ。
今年は3羽巣立ったのかな?
夢中で観察しているその間に、次々と出社してくる社員。
この中にチョウゲンボウに気が付いている人はいるのかな?
いや、いるハズがない。
こんなことに気が付いて楽しんでいるのは「私だけ」
ヘンな優越感に浸りながら「サッ!」と自分の机に戻り、然も朝から仕事をしていたかのように振舞います。
ところで、この「職場のチョウゲンボウ」について一つ疑問が。
私が気付いてからの15年間、営巣しているのは同じ親なのか?世代が替わっているのか?それとも別の血筋の親なのか?とても気になるところです。
今後は職場の机の中に双眼鏡を忍ばせておいて、チョウゲンボウの観察を本格的にしてみようかな。
個体識別なんて出来るのだろうか?
何れにしても、野性の逞しさを感じずにはいられません。
これからも、窓枠の下からオジサンが顔を出していることがあると思うけど、気にしないでいいからね。

決して怪しい者ではございません。
生きもの好きのヘンなオジサンです。
怪しいかぁ・・・・・。
15年ほど前に「フッ」と気付いた鳴き声。
「うん?あの鳴き声は・・・・・猛禽類かな?」
社屋の最上階に上がって外を眺めてみると、明らかに猛禽類と思われる鳥を2羽発見。
「親子だろうか?だとすると会社敷地内のどこかに営巣しているのかな?」
2羽をよ~く見てみると、目の下にチーターのような黒いラインがあります。
「ハヤブサ」か「チョウゲンボウ」か?
家に帰って記憶を頼りに調べてみると、おそらく「チョウゲンボウ」であろうことが判明。
それからというもの、毎年この時期になると、外の鳴き声が気になりだします。
誰よりも早く出社し、静かな職場で耳を澄ましていると、チョウゲンボウの鳴き交わす声。
「キィー、キィー、キィー、キィー」
私は急いで社屋の最上階に駆け上がり「そ~っと」窓を開けます。
そして窓枠の下から、これまた「そ~っと」顔を出し観察。
それほどに、彼らは警戒心が強いのです。
気分はもう市街地の「白兵戦」
朝のお食事タイムでも始まるんだろうか?
彼らのエサは、もっぱら社屋周りを飛び交う鳥たち。
チョウゲンボウのわりに「鳥」をエサにすることが多いようで、時には「ドバト」も食べているようです。
敷地内を調べてみると、むしられた大量のドバトの羽が散乱していることがあります。
その上にある建造物は、頻繁にチョウゲンボウがとまっているところ。
ドバトの糞害に悩んでいる会社側としてみれば、チョウゲンボウはありがたい存在。
そんな彼らの生息に気付き、観察し始めてからは、毎年確実に幼鳥たちが巣立っています。
そして夏頃になると、山や田んぼの方へ生活の場を変えるようで、私としてはちょっと寂しいのですが・・・・・。
今日も朝早くから、空に響き渡るチョウゲンボウの鳴き声。
コンデジを片手に、社屋の最上階へ駆け上がります。
そ~っと顔を出して撮影。
「遠いな~」デジタルズームでも確認するのがギリギリ。

親鳥かな?
と、別の鳴き声がする方向を見てみると「あれ?」
今度は幼鳥かな?
幼鳥は親鳥と比較して警戒心が弱いため、接近してみることに。

屋上に通ずる非常階段にそ~っと出て、よく見ると、まだ綿毛が残っているあどけない表情の幼鳥。

すると、けたたましく鳴き出した親鳥。

「近寄り過ぎました。ごめんなさい!」と退散しようとしたところ、死角となっていたところにもう1羽の幼鳥がいたようで、2羽の幼鳥が飛び立ちます。
その先にはもう1羽とまっており、上空には親と思われる2羽.
併せて5羽のチョウゲンボウ。
今年は3羽巣立ったのかな?
夢中で観察しているその間に、次々と出社してくる社員。
この中にチョウゲンボウに気が付いている人はいるのかな?
いや、いるハズがない。
こんなことに気が付いて楽しんでいるのは「私だけ」
ヘンな優越感に浸りながら「サッ!」と自分の机に戻り、然も朝から仕事をしていたかのように振舞います。
ところで、この「職場のチョウゲンボウ」について一つ疑問が。
私が気付いてからの15年間、営巣しているのは同じ親なのか?世代が替わっているのか?それとも別の血筋の親なのか?とても気になるところです。
今後は職場の机の中に双眼鏡を忍ばせておいて、チョウゲンボウの観察を本格的にしてみようかな。
個体識別なんて出来るのだろうか?
何れにしても、野性の逞しさを感じずにはいられません。
これからも、窓枠の下からオジサンが顔を出していることがあると思うけど、気にしないでいいからね。

決して怪しい者ではございません。
生きもの好きのヘンなオジサンです。
怪しいかぁ・・・・・。
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