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生きもの二人三脚

ヤマ復活!?

2月18日の猟でイノシシに左足を咬まれ、骨折してしまったヤマ。
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幸いにも、平行するもう一本の骨が何とか大丈夫だったため、ギプスをせずに抗生物質のみの安静治療。

1ヶ月後には瞬間的であれ、左足を地面に着けられるようになりました。

日を追って、その時間が徐々に長くなっていくのを確認できた段階で一安心。

獣医さんが言われた通りの経過で回復。

3週間ほど前からは散歩を再開し、毎日徐々にその距離を長くしています。

日に日にびっこを引く回数が減り、足の動きも速くなり、ヤマ本来のスピードが戻って来てこれまた一安心。

足首の動きもスムースなところを見ると、筋や腱も問題なさそう。
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何はともあれ「よかった!」

そうなると考えるのが「猟」への復帰時期。

サカリが終わったカノの先導犬として、ヤマには是非とも頑張ってもらいたいのです。

カノにとっては、これからが猟犬として成長するにあたって、大切な時期。
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年を重ね、全てにおいて落ち着きが見えてきたヤマであれば、カノに無理をさせることなく猟を教えてくれるでしょう。

コーシンが猟において私との協調を強く意識し、洋犬のわりに使いやすく仕込み上がったのはヤマのおかげだと思っています。

逆に、私を意識し過ぎるカノには「若干の自立」と「捜索の勘」を教えてもらいたいのです。

とは言っても、獲物がいればすぐに起こしに掛かるカノですので、むしろ「イノシシは危険、注意して掛かれ」「シカは足が速いから追っても無駄」を教えてくれればとも。

コーシンの場合、初めの1年はヤマとピッタリ足が合い、非常に使い良い「組み犬」でした。

ところが2年目より「イノシシは気を付けないと危ないのは分かったけど、シカは追い付いちゃうよ!」と、コーシン。
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獲物がシカだった場合は、2頭の足が全く合わなくなってしまったのです。

それだけなら、まだいいのですが、問題はそのあと。

離れてしまったヤマとコーシンが、別々にイノシシに乗れ替え(追い替え)てしまい、勢子もタツもバタバタしてしまう場面が何度もありました。

これでは、なかなか獲物は捕れません。

そんなことを鑑みると、ヤマとカノはピタリと足が合い続けてくれそう。

その分、私は猛ダッシュで山中を走り回らなくてはいけませんが・・・・・

何故なら、2頭の「足が揃う」と言うことは、イノシシを止める場面が多くなるから。

カノは「興奮」にスイッチが入ると、ヤル気満々のイノシシに対してでも、恐れずに咬みに行ってしまう気がするのです。

そこがヤマとコーシンとの違いで、毎日、見ていて分かります。

「イノシシ」とはどんな獲物なのか?カノが理解するまでは心配。

「おい!冷静になれ!こいつはキケンだぞ、もっと間合いを取るんだ!」

な~んて、ヤマがカノを落ち着かせてくれたら良いのだけれど・・・・・

何れにしても、ここ暫くは勢子が神経を尖らせておかなくてはいけない時期。

「ヤマ、今回のケガで、油断は禁物だって分かったでしょ」
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(あくびなんかしてないで)

「キミは忘れっぽいんだから」
ヤマお眠
(聞いてるのかなぁ)

「頼みますよ、カノを」
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(寝ちゃったよ)

ヤマの復帰は連休明けぐらいかな?

ちょっと心配。

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有害捕獲 ①

さぁ!今日は有害捕獲。

まずはイノ子ちゃんに「おはようございます!」
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もう10才になる可憐な「女の子」

有害捕獲隊の本部を提供して下さっている農家さんが、大切に飼っています。

それにしてもいい天気。
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いっちょ頑張りますか。

タツ不足と言うことで、今回タツ役の私は、新人さんを連れて持ち場に向かいます。

「新人さん」とは言っても、年は私より少し上。

お仕事はお医者さんだそうで、老隊員の皆さんは、ちゃかします。

「AEDを背負って来い」とか「猟車に救命医療器具と担架を積んどけ」などと言いたい放題。

「本当にお世話になっても知らないよ!」と、私は新人さんの味方をしますが、しつこいご年配の方々はやめません。

「猟犬がイノシシに切られたら頼むな!」とも。

「あっ!それは、こちらもお願いします!」と、私。

味方になっていません「ごめんなさい」

さて、ここからは本気モード。

新人さんの配置もバッチリ。
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私は上から見守ります。

おっ!いい通り(獲物がよく使う道)があるある。
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こんな感じかな?狙い方向の確認をします。
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先輩勢子さんから「犬放したよ~」と無線が入り、巻き狩りスタート。

しばらくすると、勢子声が遠くの方から聞こえてきます。

「タツ前のボサに差し掛かったな、獲物が起きるぞ!」

予想通り、直後に犬が鳴き出します。

すると山頂の尾根近くのタツで銃声が鳴り響き、山々にその音が木霊します。

「シカ、止めました」と無線。

その後も、別のタツで鳴り響く銃声。

どの無線もシカを撃ち捕った報告。

その後、犬たちは、ぐるりと私たちの後ろの寝場に回り込みます。

いつまでも、初めの方向を向いている新人さんに「うしろ気を付けて」と無線を入れた次の瞬間、黒く大きな塊が新人さんの後ろに迫ります。

新人さんも、黒く大きなイノシシも、お互いの存在に気が付きません。

その距離5m。

新人さんの真横をイノシシが通った頃、初めてお互いに気が付きます。

慌てる二人?

イノシシは新人さんいる方向に向きを変え、新人さんは2発「発砲」

その距離2m。

ひるんで逃げるイノシシ。

矢(弾)をくらったと思った私は、あえて矢を掛けませんでした。

しかしその後、ノリ(血のり)を引いているか確認をしに100m近く跡目(足跡)を付けてみましたが、その痕跡は無し。

犬も後を追いましたが、完全に抜けられてしまいました。

要するに、新人さんの撃った弾は、イノシシにあたってはいなかったのです。

残念!

私が言うのもなんですが、これも経験。

ドンマイ、ドンマイ。

後で分かったのですが、寝家で起きて逃げたイノシシに、周辺にいたシカが驚き、こんな結果になったようです。

私は尾根の獲物の回収に向かいます。
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この日は3頭のシカを捕獲できました。

山から引き出したシカは解体し、皆で分配。
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残りは、頑張った猟犬たちに。

最後に皆で反省会。
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振り返ってみると、刺激的な一日でした。

私は見ているだけでしたが・・・・・

次は先生!頑張って下さいよ。

それと、猟で何かあったらよろしくお願いします。

私も犬も。

自転車通勤

健康維持のために再開した自転車通勤。

片道25㎞のサイクリング。

とても爽快です。

私はフレックスタイムに近い通勤形態ですので、職場には誰よりも早く到着し、さっさと仕事を終わらせて、とっとと家に帰ってしまいます。

よって、会議や立ち合い業務がなければ、夕方、明るいうちには帰宅。

そうです、私は「釣りバカ日誌」のハマちゃんみたいな会社員なのです。

そんな、早く帰宅できそうで、天気のいい日はGO!サイクリング自転車通勤。

今の相棒は、昭和のニオイぷんぷんのデコチャリ派生モデル「丸石スポーツ自転車」

セミドロップハンドルにチェーンカバーと泥除け、リアキャリアには釣り用バッグを装着。

これでウインカーを付ければ、もうデコチャリ。

外装7段、ギアレシオも中途半端なところがお気に入り。

さぁ~出発!

朝、薄暗い時間に家を出て、防潮堤ロードに着く頃には、もう日は登り始めています。
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海岸には、キスの投げ釣りをしている人がポツポツと。

G・Wに入れば、この海岸は釣り人でビッシリです。
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この道をひたすら走り続けて・・・・・
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次は田園地帯を通り、ある目的の場所に向かいます。
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その目的とは「湧水」汲み。

ここの湧水はとてもまろやか、優しい喉ごしの水なのです。
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この湧水をペットボトルに汲んで、後ろのバッグに満載。

湧水の下流には、オオカナダ藻の可愛らしい花。
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あともう一漕ぎで職場、自転車が重い!

すると、川のせせらぎの音。

渓流さながらの、この会社近くの川。
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この淵にはアマゴがいます。

「あ~釣りしたい!」

後ろ髪を引かれる思いで会社に到着。

ドンドン仕事を片付けて・・・・・

さぁ~帰ろ!はや!

帰りは折角だから「撮り鉄」

私は「撮り鉄」じゃないけれど、電車はやっぱりワクワクするなぁ。
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それにしてもレトロ。

半世紀以上お疲れ様でした。

そう言えば、この中の1台をインターネットオークションに出しているそうで・・・・・。

確か、1円スタートだったと記憶しているけれど、まだ落札されていない・・・・・。

ちなみに、送料は落札者負担!だそうです(沈)。

さらに田んぼの中を進んで、新しくて速いのもパシャ。

ここは「撮り鉄」の方々のお気に入りポイントだそうです。
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お次はバードウオッチング。

田んぼに水が入ると、鳥たちも色めき立ちます。

耕運機はエサの追い出し係。

アオサギはせっせと何かを食べてます。
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その横の田んぼではカルガモたち。
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と、よく見ると今度は、田んぼのファイター「ケリ」
ケリ

この鳥はヒナが巣立つ頃、強烈に排他的になります。

毎年、初夏になると、私の頭スレスレに親鳥は攻撃を仕掛けてきます。

身を挺して子を守る姿に、攻撃されながらもチョット感動!

今年も、お手柔らかに。

ケリを後にして、また海沿い。
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わが家い向かって、ひたすらペダルを漕ぎ続けます。

「勢子」としての体力づくりのために始めた自転車通勤。

逆に「勢子」をしていたおかげでペダルの軽いこ軽いこと。

「狩猟よありがとう!」そんな感じです。

気が付くと、海沿いを外れ、川の橋の上。

あ~そうか、端午の節句だ。
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河原を眺めながら漕いでいると、んっ?カラス?

よく見ると「オオバン」
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皆で何を食べているんだろう。

よく見る鳥だけど、水面の以外でオオバンを見るのは初めてです。

自転車だと、いろんな出会いがあるな。

景色の流れもゆっくり、自然の音も耳に入ります。

そして、季節の香りも。

もう一踏ん張りで家だぞ。

今日も色々とあった自転車通勤でした。

犬の外飼い、室内飼い

犬を飼い始めてたった2年の私が言うのもなんですが、いつから犬の室内飼育がこんなにも増えたのでしょう。

私が幼少の頃、室内で犬を飼っている家庭は今ほど多くはなく、庭に犬小屋がある姿は普通でした。

当時、室内犬の流行は確か・・・「ポメラニアン」「チン」ぐらいだったと思います。

あとは皆、外飼い。

中型犬は「スピッツ」「柴犬」

大型犬は「シェパード」「コリー」「ポインター」「ドーベルマン」「チャウチャウ」など。

血統書付きの大型犬飼育は、お金持ちのステイタスだったのかもしれません。

立派な家には、立派な犬が玄関前をウロウロとしておりました。

夕方になると、あちこちで聞こえる犬の鳴き声。

きっと、お散歩やお食事タイムだったのでしょう。

住宅街の「音」に犬の鳴き声が、とけ込んでいたように思います。

それから時は40年以上流れ、私は犬を飼うことになり「犬」を意識しだすと、様々な変化に気が付くことに・・・。

散歩をしている小型犬は可愛らしく、まるで「ぬいぐるみ」

「柴犬」「ダックス」「プードル」「ビーグル」など、年を追うごとに小さくなるのです。

大型犬も、ほとんどが選手交代。時々見る「秋田犬」にはホッとしますが。

そして中型犬は、昔ながらの大きさの「柴犬」「シェトランドシープドッグ」

・・・そう言えば「スピッツ」はどこに行っちゃったんだろう?

本当に、犬の流行り廃りは、時代の流れ同様に激しいと感じます。

ところで、わが家のある住宅街の「音」に耳を澄ましてみると、もはやそこに犬の鳴き声はありません。

あれだけ近所に犬を飼われている家があると言うのに・・・・・

冒頭にも述べたように、中型犬も大型犬も、皆さん室内飼いなのです。

あのグレートデンも。

庭に犬小屋が「ポン」と置いてあるような家は一軒も無いのです。
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あるのはわが家だけ、3つも。

よって、わが家は良くも悪くも目立ってしまいます。

小さなお子さんを連れたご家族や、通園中のチビちゃんたちにとっては「動物園」

「こ~んに~ちわ~!」と元気なカワイイ声が聞こえます。

ご年配の方々にとっては「和みの場」

何か外で話し声が聞こえるな~と思って外を見てみると、おじーちゃん、おばーちゃんが楽しそうに犬たちに話し掛けています。
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(ヤマはみんなの人気者)

そして、お散歩中のワンちゃんたちは「ハイ、お友達~」で「ご挨拶寄り道」

そんな方々やワンちゃんたちのおかげで、わが家の犬たちは猟犬に大切な「フレンドリー精神」がバッチリと鍛えられています。

私自身もそのおかげで、近所の人たちと、よりコミュニケーションが増えました。

地域によっても室内飼い・外飼いの比率に差はあると思います。

そんな中、時代の流れ、飼育犬種の変化、人と犬との関わり方の変化など、様々な要因や事情で、増えていると思われる犬の室内飼い。

昔は室内で大型犬を飼っていると「あの家は非常識だ、どうかしてる」と言われました。

今はどうでしょう?

多分、ほとんどの方が何の抵抗もありません。

逆に、外飼いしていると「あの家は非常識だ、近所迷惑を考えろ」と言われるかも。

エスカレートして外飼いは「動物虐待だ!」なんて言われたらどうしよう。

その時は一緒に寝ようか!カノ。
カノピー
(・・・・・・・・。)

犬の寿命

今回はコーシンとカノの予防接種に行ってきました。
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(「さぁ~皆さん猟に行きますよ!」「・・・なんだか・・あやしい」)

無知な私は、いつも思うのです。

「近頃あんまり犬の伝染病なんて聞いたことないな」と。

とくに「狂犬病」なんてもう何十年も聞いてないし、本当に予防接種をする必要があるんだろうか?と。

子供の頃に教えてもらったのは、人も犬も感染すると「非常に死亡率が高い」ということ。

やはり、これだけ国が徹底して予防接種を行っているのだから、きっと気を抜けないウイルスなのでしょう。

そう言えば「ニホンオオカミ」が絶滅してしまった理由の一つが、ヨーロッパから連れ込んだ犬が保有していた狂犬病やジステンパーウイルスによるものと考えられています。

輸入犬が多い現代ならば尚更なのかな?

「昔に比べたら犬の寿命は延びたね~、昔は5・6年が平均寿命だったもの」と、獣医さんの話を聞きながら会計をしていると、ヨボヨボのミニチュアダックスが来院。

気になった私は、飼い主の方に「この子は、おいくつですか?」と尋ねてみたところ、なんとビックリ!御年19才!

小型犬は長生きさんが多いようです。

それに比べると大型犬は短命だそうで「何故なんだろうか?」と、いつも不思議に思います。

せめて「小型犬と同じくらい生きてくれたら」とも思いますが、これだけ犬も種類が分化し、固定化されてくると、もはや別の「生きもの」と考えてもいいのかもしれません。

飼い主さんに抱っこされながら散歩?しているチワワと、どっちが散歩に連れて行ってもらっているのか分からないグレートデン。

どちらも、毎日私の家の前を通るのですが、どう見ても同じ「犬」だとは思えません。

チワワはまだ見慣れているのでいいのですが、グレートデンは理解不能の大きさ。

非常に小柄な飼い主さんが、2頭のグレートデンを連れて散歩している姿は、馬飼の牧場を思わせます。

と、同時に引きずられている姿を見ると、心配にもなります。

いっその事、グレートデンの背中に鞍を乗せて、跨って散歩した方がいいのではないか?とさえ。(飼い主さん、失礼過ぎる表現をお許し下さい)

イノシシ猟をするために改良された品種であるグレートデン。

狩猟者として、ちょっと興味はありますが・・・・・

って、犬箱に入らんわい!

でも、あんなに立派でも短命なんだろうか?

つい、要らぬ心配をしてしまいます・・・・・。

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あっそうそう、燻製作りが趣味の獣医さんから「よかったら、これ食べてみて」と頂いたイノシシ肉の燻製。

かなり厚みがありますが、どちらかと言うとジャーキータイプ。

これは絶品でした!

こんなに美味しく上手に、どうやって作るんだろう。

今度ヤマを連れて行くときに、作り方を教えてもらおうと思います。

猟犬用GPSとマーカー

狩猟において「猟犬」は欠かせない存在です。

実際に銃猟において「猟犬」がいなくては獲物は捕れません。

しかし、猟犬によるトラブルが多いのも事実。

よって、獲物を効率的に捕獲するため、また猟犬によるトラブルを最小限に食い止めるためには、猟犬へのGPSとマーカーの装着は必要不可欠なのです。
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(いつも頼りにしている私の神器)

ところが、GPSとマーカーは「一部のモノ」を除いては、電波法に抵触してしまうのです。

この合法の「一部のモノ」は、最新型でも実猟では使い物になりません。

私は実際に使用してみて「これをよくも製品化する気になったな」と思える代物と確認。

電波の飛び、アンテナの形状、電源容量の設定、機能、プログラミング、全てにおいて実猟に沿っていません。

使えなければ「合法」でも意味が無いのです。

環境省は「違法なGPS・マーカーは使用するな」と通達してきます。

それは、ごもっともなこと。

では、なぜ環境省がこのところ、そんなことを強く言い出したのか?

この合法品メーカーが、誇大アピールし過ぎたからです。

環境省の方とお話をさせて頂く機会があり、それも確認済み。

不完全なモノを完全が如く宣伝するこの行為は甚だ無責任であり「合法」などと謳うあたり非常に偽善的だと思います。

環境省も猟犬がいなければ「捕獲事業」が成り立たないのは、十分に分かっています。

従来のワナ猟だけでは、そのうちに行き詰まることも。

大日本猟友会は何をやっているのか?

環境省に働きかけ、総務省(電波法)と調整し「狩猟バンド」を設けるように折衝するのが役目ではないのか?

「ダメだ!」と言われたら「じゃ~やらない」と言え、と言っている訳ではないのです。

「山の生態系」正常化に向けて各省庁と猟友会がタッグを組んで、より合理的・効率的な流れ作らなくては、いけない時なのが分かっているのに・・・・・。

「捕れ!」と言うのならば、環境整備をして頂きたい。

不備だらけのその陰で、苦労をしているのは現場の人達なのです。

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何も装着せずに猟犬を山に放せと言うのか?

訳が分かりません。

ダニ対策

先週土曜日の有害捕獲で、犬も私も相当数のダニを山から持ち帰ってしまいました。

今は卵から孵ったばかりの小さな赤ちゃんダニも含め、ダニが活発に動き始める時期。

どうやって動物たちに取り付こうかと、あの手この手でアタックを試みるのです。

小さなダニは背の高い草や笹などに這い上がり、そこを通り掛かった動物がそれに触れると一気に取り付く作戦。

大きなダニは「通り」(獣道)や「寝家(寝屋)」(獲物の寝床)の地面に潜み、取り付く作戦。

獲物が多いところにはダニも多いのです。

よって、犬は皆さんご存知の「フロントライン」とブラッシングで対処。
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(スプレータイプは即効性あり)

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(これは首の付け根に染み込ませるタイプ。即効性なしの駆除用)

人は「キンチョール」で対処。
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(お馴染みのやつです)

キンチョールはダニを殺すまでには至りませんが、確実に嫌がりますので、忌避剤的な使い方。

効果はそれなりにあります。

スプレータイプのフロントラインがキンチョールぐらい安ければ、どんどん使いたいのですが・・・・・。

タツの人たちも、足元にはしっかりとキンチョールを散布しますが、それでも足元を見ているとお構いなしで這い上がってくるダニもいるのです。
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(こんなサイズのは、ズンズン上ってきます)

ハイキングされる方も忌避剤などを使用した上で、休憩時などは場所選ばないと、とんでもない目に遭ってしまうことも。

木陰で休まれるときなどは、敷物の上で是非!

そしてもっと大切なことは、山から帰ったら、すぐに身にまとっていたモノを全部脱ぎ、洗濯機で漬け置き洗いすることと、人はお風呂かシャワーへ直行すること。

でも、これで安心してはいけないのです。

服は干して乾いても、他の服と一緒に取り込んではいけません。

ダニが「100%」服から取り除かれていない可能性が非常に高いから。

洗濯ぐらいで、ダニは死なないのです。

取り込む前にキンチョールを吹いて暫くそのままにしておくか、取り込んでもその服は別で保管します。

更に更に油断してはならないのが「体」

侮れないのは小さな赤ちゃんダニ。

皮膚が軟らかく、露出していないところに取り付くのです。

ハッキリと、人体のその部位を書くと「不適切なワードがあるのでダメです」とブログの運営者の方から怒られ、削除を求められてしまいそうなので、ここは一つ伏せながらも分かるように。

そう、あそこです「お 〇 〇」の穴の中です。

「キャ~エッチ~!」

あっ!これは大丈夫だわ。

「おヘソの穴の中」です。

この、おヘソの中によく隠れていて、おヘソの中や周りを吸血。

痒いのなんのって!

それと、もう一ヶ所。

「キンタマ袋」です。

あっ!しまった、これはアウトかな?

まあ、具体的な方がいいでしょう、大切なことだもの。

いずれにしても、ダニを無理に引っ張り取らずにキンカンなどを塗り、ダニが嫌がって自分から離れるのを待ちます。

ダニの口器が皮膚内に残ると、いつまでも痒いのです。

女性の方の場合も、こんなのことを参考にして、チェックしてみましょう。

もうこれ以上は、私は恥ずかしくて書けません。

こんなことを書くぐらい、家族全員がダニ被害に遭って(遭わせて)おり、対策は周知徹底されていたハズなのですが・・・・・。

次の日、家に帰ると、息子が取り込んだベランダの洗濯物。

私の猟服と、皆の服がごちゃ混ぜ。

家内に怒られていました。

山であちこちダニにやられ、カユカユの私。
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(醜い私のお腹の画像ですいません。油断していたらやられてしまいました。こんな感じのときは、おヘソの中をチェック!(ちなみにライザップではございません))

痒いところがもっと増えそうだ、やだやだ。

スクランブル発進!

久々の有害捕獲。

わが家の猟犬たちは、ヤマが骨折療養中、コーシンはサカリの入口、そしてカノはサカリの出口。

有害捕獲のリーダーである猟友会会長には「しばらく、犬は出動できません」と伝えてあります。

「先輩勢子さん」と一緒に私は犬を入れるため、問題があるのです。

先輩勢子さんは、オス犬4頭にメス犬2頭の計6頭引き。

とくに、カノの「サカリ」は、タイミング的に問題が起こりそうなので、その点は会長も了承するしかないのです。

カノのお腹が大きくなってしまうと困るから。

よって、私は暫くはタツ役。

お気に入りの得物「オート5」で臨みます。

朝の見切りでは、どこも今一つで芳しくありません。
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有害捕獲では、その捕獲区域が決まっているため、あらかじめ獲物の有無を判断するための仕込みをしておきます。
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(左下にあるのがヌカ。右の通りの足跡は往復)

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(20貫近いイノシシの足跡だけど往復。抜けちゃてるかな?)

「ません棒(こちらの地域では、こう呼びます)」と「エサ場」が、それ。

「ません棒」とは、獲物の通りに小枝や笹で「通せんぼ」することを言います。
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(矢印がません棒。足跡の分かりにくい通りなどにコッソリ。落ちてるゾ!)

その小枝などのズレた方向で獲物の動きを推測。

それと足跡の向きと、エサ場の状況を合わせて、獲物が猟場に「居るか居ないか」を判断するのです。

しかし、獲物も大したもの。

ません棒に警戒し、通りを変えてしまうこともあるのです。

短時間で見切りをしなくてはならない私たちは、そこまでは見ていられません。

「獲物を獲る」ための「狩り」

「指定区域から有害鳥獣を減らす」ための「捕獲事業」

そこが「狩り」と「捕獲事業」の違いだからです。

この日は、どの猟場も獲物が「居るか居ないか」が半々のところが多く、悩みます。

情報を持ち帰り、皆で作戦会議。

「だったら、デカい違う山をやろう!」と言うことで、急遽、もう二組の勢子を立てることに。

「サカリ入口のコーシンだったら大丈夫かな?別々の場所から犬を入れるし!」

と、考えた私は「コーシンと行きま~す!」と、挙手。

すぐに家に帰り、コーシンを犬箱に、そして得物は水平二連勢子銃に交換。
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で、結果は、先輩勢子さんの犬たちが、咬み止めしたイノシシを、刺し留めした1頭のみ。

昼食を取った後は2回戦目。

「猟場はどうしよう」と言うことで「半々」の中でも、獲物がいる可能性の少しでも高そうなところに決定。

この猟場はそれほど広い場所ではないため、先輩勢子さんにお願いします。

すると、先輩勢子さん「良かったらカノを連れてくれば?」と。

続けて「こっちはメスだけにするよ、カノも訓練させた方がいい」とのお気遣い。

ありがたいことです。

よって更に、カノを連れて行くため、家に急向。

ちなみに本部から家までは、5分も掛かりません。

そしてここに「即席アマゾネス軍団」が結成されたのです。

猟場に犬たちを入れ、間もなくしてコーシンとカノがシカを起こし、猟場内を2周。

最後は、見事にタツの間をシカは抜け、コーシンと共にサヨ~ナラ~。

カノは1周目で帰ってきました。
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その後、コーシンはシカを諦めて40分遅れで帰還。

タツの人たちは「犬がピッタリと後に付いていたので、撃てなかった」と。

ガンガンに獲物を追う「コーシン」の様な犬を、狭い場所で使うのは考えモノです。

その点、カノの方が使い良いと感じました。
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(先輩勢子さんとカノ)

「いいかい、カノ、シカは適度に追った方がいいんだよ」

「ワンと鳴いてちょっと追うだけでいいから」

「コーシン姉さんを真似してはいけないよ」

やっぱり、カノはコーシンと一緒に引きたくないなぁ。

ヤマ、早く治ってちょ~だい!
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などと考えていたら、なんか首でモゾモゾ。
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(ダ~ニエルさ~ん。気温が上がってくると、これだからイヤ)

赤マムシ

わが家の赤マムシ。
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昨年の10月から、訳があって飼っています。

老師匠と猟期に向けて、猟場状況の確認をしている最中に捕獲したマムシなのです。

捕獲した理由は、猟犬が被害に遭ってしまうから。

マムシに咬まれた犬は死にこそしませんが、咬まれたところが腫れ上がり、とても痛がります。

よって、川向こうの猟場の外に放そうと思ったのですが、なんか様子がヘン。

よく見ると皮膚が裂け、その傷口に大きなマダニが食らい付いているのです。

どうりで動きが鈍いわけです。

何でもありの「マダニ」恐るべし。

「マムシなんて殺しとけよ」とマムシの厄介さを何度も経験している老師匠。

ごもっともです。

私は「マムシ酒でも作るかな~」と、とぼけて容器に入れます。

その後、山中で獲物の動きや寝場などの確認ついでに栗拾い。

「おい!こっちにいいのが沢山あるぞ!」っと老師匠。

気が付いてみると、袋にいっぱいの山栗。
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(その時の山栗で作っった「渋皮煮」)

朝から夕方まで山を散策し、楽しんだ1日でした。

家に連れて帰ったマムシは、マダニを取り除き、様子を見ます。

その時に赤マムシであることに気が付きビックリ、お腹が真っ赤か。

数日後、エサを食べてくれたので一安心。

このまま、カメ部屋で冬を越させることにしました。

年が明け、先月まで季節外れの大雪、4月に入っても気温が安定せずで、どうだろう。

もうそろそろ山に帰しても大丈夫かな?

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ケージ内の赤マムシを見て思います。

そして老師匠のことを思い出します。

老師匠はその後、病が急に悪化し、昨年の暮れに亡くなられました。

あれが私との最後の山歩きとなってしまったのです。

この「赤マムシ」を眺めていると「最後の山歩き」「犬たちの訓練や猟」などなど。

老師匠と、それこそ二人三脚で歩んできたことが思い出され、感謝の気持ちで頭の中がいっぱいに・・・・・

赤マムシを見ていると、涙があふれてしまうのです。

なんだかヘンな光景です。

「老師匠」いつまでも犬たちのことを見守っていて下さいね。

ついでに私も。

ご町内の皆さま、ごめんなさい

ニュースを見ると、未だに脱走犯の方は逃走中だそうで、警察の人たちは何をモタモタしているのかと。

私は応援に馳せ参じたくなります。

わが家の犬たちを連れて。

事件を、あっ!という間に解決してしまうでしょう。

などとアホなことを考えていたら、わが家の犬たちが脱走してしまいました。

犬の脱走は1回や2回ではありません、もう何回も・・・・・自慢している場合ではありません。

これは、その脱走要因を予見できなかった飼い主に、全ての責任があります。

犬に何回も脱走されるような飼い主には、本来、犬を飼う資格など無いのです。

と、厳しく自分を戒めておいてから、家族総出で犬探し。

今回の脱走犯はコーシンとカノ。
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手強い相手です。

しかし、私の捜索手順や采配も慣れたもの。

まずは全員に携帯電話を持たせ、自転車で各方面に散ります。

私は山の入り口付近の見切り。

家内は家近辺の捜索。

息子は町内の交通量の多い大通りや交差点へ。

娘がいたときは、いつも公園周りの捜索をお願いしていました。

今回は娘の分、私は公園と山の入り口付近を見切りましたが、足跡は無し。

その段階で家内に連絡を入れ、家で待機を指示。

理由は、犬たちの首輪に家の電話番号が書いてあるからです。

私は、そのまま町内の1番外枠捜索に切り替え、通行人や道路工事誘導員の方々に犬の目撃情報を聞いて回ります。

その情報から、犬たちは町内の外に出ていないと判断。

つまり、獲物はタツ場の中にまだいるのです。

ならば、町内の大通りや交差点が危ない!

と、その瞬間、私の携帯電話に息子から連絡が・・・「まさか‼」
ショック

「コーシンとカノ、捕まえたよ~!」

ホッと胸を撫で下ろします。

息子が交差点付近で探していたところに、コーシンとカノが「遊ぼ~!」と飛びついてきたそうです。

すぐに現場に到着した私を見た途端、コーシンとカノは「ごめんなさ~い!」と反省した様子でシッポをフリフリ。

何事も無くて良かったです。

今回の脱走原因は、家内が門の扉を閉め忘れた上に、それに気付かずに私が庭に犬たちを放してしまったため。

犬たちからすると「あっ!門が開いている!お散歩なんだ~!ってリード付いてないし、オッサンもいないぞ!まぁいっか~行っちゃお~GO!」だったに違いありません。

一つ間違えば車の事故にもなりかねませんし、地域の皆さんにも迷惑が及んでいたことでしょう。

脱走犯のことで警察云々と言っている場合ではないのです。

もっと気を引き締めて飼育に当たらねば。

反省!