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生きもの二人三脚

カノ対イノシシ

今日はカノが頑張りました。

私は仕事を早上がりし、カノと裏山散歩にGO!

カノは山に入ると同時に、山の中腹に向かって猛ダッシュ。

何かのニオイを捉えた様子。

すぐに激しく吠え出します。

吠え方からして、これはイノシシだと判断。

すると「ドタバタ」とイノシシが逃げ回る音と、足に伝わる振動。

「まずい!これはデカい」と私は直感します。

振動が伝わるときはいつも20貫(1貫=3.75㎏)超えの大物。

「カノが危ない!」

まだ12貫程の母イノシシと、その子イノシシとしか対峙したことのないカノ。

今回はそんな甘くはない相手であることは明白。

一度スイッチが入ると、我を忘れてしまうカノ。

まだ未熟で、経験の浅いカノ。

私は焦ります。

鳴き声のする山の中腹に向かって、今度は私が猛ダッシュ。

すると、カノに鳴き落とされてきたイノシシが私の前方7・8mで止まり、吠えまくるカノと向き合っています。

「デカ!」

やはり20貫超は確実。

「このままではマズイ!」

イノシシの3m手前で激しく吠え立てるカノと、そのイノシシの間に向かって今度は私が突進。

まるでレフリー。

突進してくる私に気が付いたイノシシは慌てて逃げだします。

手負いのイノシシでない限り、人を見るとイノシシは逃げ出すのです。

私はカノを捕まえ、ヤメさせるつもりだったのですが、手が滑り捕まえ損なってしまいました。

逃げたイノシシをまた追い始めてしまったカノ。

また山の中腹でドタバタやりだし、私は更に登ります。

その間も「ガサガサ」「ワンワン」「ドタバタ」と私は気が気ではありません。

そして現場に近付き、なんとかカノを捕まえてバトル終了。

イノシシは山の上の方に逃げ去ってしまいました。

「ハァ ハァ」と息の荒いカノはイノシシの逃げた方向に行きたがり、まだ興奮冷めやらぬ感じ。

私は「頑張ったね、もういいんだよ、また今度ヨ~シヨシ」となだめ、頭を撫でます。

あのイノシシに対して初めからシッカリとした鳴きがあり、躊躇なく立ち向かったカノ。

たいしたもんだと感心する一方、私が一刻も早く鳴き止め現場に到着しなければ危ないと感じた今回。

もう実戦以外では、カノを山に入れてはいけないと言うことが分かりました。

4月初旬から始まる有害捕獲で、まずはカノの様子を見てみようと思います。

果たしてどうか?

やってくれそうな予感がします。
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(上がカノ。相手が違うよ!)

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犬舎作り⑤

このところのバタバタで頓挫してしまっていた犬舎作り。

実はレンガ敷きの段階で、まだ悩んでいます。

毎日の掃除や衛生面を優先させるべきか、土の地面を設けて犬たちのストレスフリーを優先させるべきか?

本当は、その2つを両立できれば何の問題もないのですが・・・・・

ご近所迷惑の問題、スペースの問題などを考慮に入れると思うようにはいかないのです。

そして、それとは別に私や家族の前に立ちはだかる「マダニ」の問題。

ノミ・ダニを殺してくれる薬を使用してはいますが万能ではなく、必ず生き残りがおります。

有害捕獲の時期はダニの活動期。

毎週、次から次へと犬舎にダニを連れて帰っている状態。

こんなダニたちを一気に水で流してしまいたい!で、レンガ敷きとしました。

しかし、土や砂利の上ではしゃぎ回る犬たちは楽しそう。

コンクリートやレンガの上では、明らかにその「はしゃぎ」にブレーキが掛かっています。

コケたりぶつかったりすると痛いのを知っているのでしょう。

ついでに穴も掘らせてあげたい。(でも、ほどほどにしてもらいたい)

全てレンガ敷きにすると、どうなるんだろう。

穴掘り好き好き犬のコーシンとカノはストレス溜まるだろうなぁ。

拙速に作業を進めると「あっ、しまった!」となるのは明白。

庭の空きスペース上、この犬舎が最後の作品になると考えると、人も犬もストレスなく共存できるいい空間を作り、有終の美を飾りたいのです。

やっぱりレンガ敷きやめるかな・・・・・

・・・って、もう買っちゃってるよ!
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(ヤマごめんね、ちょっと置かせて。オシッコ掛けないでね)

そうだ!仕切り柵の固定観念のを捨てよう、もっと考えよう。

なんだかナイスなイメージが湧いてきたぞ。

「ドッグラン」スタイルでいくのはどうだろう。

たぶんそのうちに「犬の散歩」ギブアップするもの。

今はヤマが骨折療養中のため、コーシンとカノの散歩がメインですが、それでも結構大変です。

出来れば1日1頭、コンタクトをしっかり取りながらのローテーション散歩に切り替える予定。

ヤマも、もう半月ほどしたらリハビリ散歩をはじめたいところですし・・・・・

これ以上睡眠時間を削ることも、晩酌をやめることも出来ない私には、これしかないのです。

シッカリとした広々犬舎を作るから楽しみに待っててね。「カノ」
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(狭い庭なのに?)

カメたち本格始動!

わが家のカメたち、やっとお目覚め。

昨年の異常気象により、冬眠を見送ったニホンイシガメの子ガメたちは、このところの暖かさで食欲全開。
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庭のカメ池で冬眠していた親ガメは、犬舎製作に伴う強制移動により叩き起こしてしまったため、少し始動が遅れたもののもう目はパッチリ。

外国のカメたちもやっと「お目覚めスイッチ」が入りエサを食べ始めました。

私にとって「カメたちの目覚め」は嬉しい反面、ちょっと憂鬱なことも。

エサを食べだす、つまり便をしだすと言うことになりますので、も~水替えが大変!

カメにとって「水」は生活の基礎であるため、飲み水でもあるのです。

カメをよ~く観察してみますと、時々、水をグビグビと飲んでオシッコをチャ~チャ~しております。

誰だってオシッコは飲みたくありませんよね、ウンチもブレンドされていれば尚更に。
(お食事中の方、スイマセン)

そうなんです、水が汚れてくるとカメは水を飲まなくなり、脱水症状を起こしてしまうこともあるのです。水の中なのに・・・・・

したがってカメの水替えは、この時期から冬眠の始まる10月末ぐらいまで、頻繁に行わなくてはならない重労働。

でも、カメたちのことを思うと、サボる訳にはいかないのです。

猟犬の世話にカメの世話、おまけに息子の世話に仕事少々、そうそう有害捕獲も。

何かを削らないと時間が足りない!

そうだ睡眠だ、睡眠時間を削ろう。

えっ?なんか横で家内と息子が言っている。

「晩酌時間を削れ」(家内)「酒やめろ」(息子)

こ、これはもしかして同じ意味ではないのか?

「それは出来ません!生きていけません!」

焼酎は私にとっては、カメにとっての「水」と同じなのです。

脱水症状を起こしてしまいます。

ついでに言いますと、主要な栄養補給源でも。

補給無くしては動けません。

車で言えばガソリンみたいなものなのです。

わかって下さいよ~・・・

いろいろ楽しい犬散歩

春、到来!とやっと実感できるようになった今日この頃。

桜も満開、いつもの年より花に勢いと鮮やかさがある様に感じます。
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(この桜の木の下はわが家のワンコたちの「草食べポイント」真夜中、かすかな月明かりに浮かび上がる姿も壮観)

毎日2回、朝5時と夜は10時の犬散歩。

家の近くの山裾がいつもの散歩コース。

夜の散歩は12時くらいの時もあり、その時間帯は実にスリリング。

犬散歩は犬との意思疎通を深めるためと「ニオイ」への反応を確認するために一頭ずつ別々に行きます。

そしてあえて同じコースをヤマ・コーシン・カノの3頭で3周。
(今、ヤマは骨折療養中のため散歩はお休み)

およそ1時間の小走りランニングは私にとっては良い運動になり、晩酌の酔いは完全に抜けてしまいます。

「スリリング」の理由は「イノシシ」の山裾お食事タイムだから。

真夜中、真っ暗な山裾で耳を澄ますと「ガサッ、ガサッ」と藪の中から音がします。

時には「パキッ!」と小枝を踏み折る音や「ブヒブヒ」鳴く声までも。

その音が遠いときでも風向きが良いと、家を出た直後から犬たちはソワソワ。

ニオイに向かって突き進むときのリードを引っ張る力は強烈で、犬ぞりレースに出たら優勝間違いなし?のパワー。(おかげで私の指はリードだこでカッチカチやねん)

出来るだけイノシシを刺激しないように、近付かないで犬の反応を観察。

不用意に近付かないのは犬たちが激しく吠え立ててしまうためもあります。
(一度、パトカーが来てしまい、慌てて家に逃げ帰ったことがあります。犯人は私たちですゴメンナサイ)

大抵は私と犬自身の聴覚より、犬たちの嗅覚の方が勝りますが、イノシシの残臭にも犬たちは反応しますので、次の日明るいうちにその反応場所を見て確認。

そこにはイノシシの仕事跡(エサを食べるために土を掘った後)があり、私は犬の反応具合とイノシシのいた時間帯の見極めや、見切りの訓練に役立てています。

その都度、散歩の順番を変えて犬たちの反応具合を比較してみると、それぞれ僅差ではありますが「コーシン」「カノ」「ヤマ」の順で鼻が利くようで、カノが経験を積み重ねればコーシンと同レベルになりそう。
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コーシンは空中臭も地面臭も100点満点の反応で、いつも驚かされてしまいます。

ハッキリ言って猟犬をやめて警察犬になってもやって行けそう。

ヤマに関しては若干コーシンに劣りだしたので、高齢が影響しているのかな?と思っています。

そんなワクワク夜散歩に比べると、朝散歩はまた別な楽しみがあり、頑張って早起き。

この時期、朝5時を過ぎると明るくなりだし、山の鳥たちの「さえずり」合戦が始まります。

今朝などは、もう明るいのに山の奥の方では「ヒョー ヒョー」とトラツグミが残業ねばり鳴き。

夜聞くとチョット不気味ですが、明るくなって聞くのは乙なものです。

すると次はヘンなウグイスが鳴きだし、コーシンと顔を見合わせクスクス呆れ笑い。
(コーシンの表情がそんな感じに見えてしまいました)

「ホ~ホケキョ、ホ~ホケキョ、ケ ケ ケ ケキョ ケキョ ケキョ・・・・・」がお手本鳴きなのですが・・・・・。

このウグイス「ジョージョゲキョ、ジョージョゲキョ、ジョゲ・・・ゲキョ ゲキョ ゲキョ・・・」と声はかすれて小さく、下手くそと言ったらありゃしません。

私はズッコケそうになりながら、鳴きやませないように大笑いしたいのを必死でこらえながら思います「早く上手にならないとお嫁さんが来ないぞ」と。

そんな毎日、犬たちのおかげで何だか楽しい朝晩。

あっ!そうか!

犬たちを散歩に連れて行ってるんじゃなくて、私が犬たちに散歩に連れて行ってもらっているのかも・・・

・・・これからもお願いします。

健康維持のためにも!

任務完了!

土・日で娘の引っ越しが何とか終わりました。

手続き、生活雑貨の買い揃え、力仕事もこなしてくれた家内は疲れ果ててクタクタ。
「ご苦労様でした!」

家で留守番、猟犬3頭の世話をしていた息子は同じく疲れ果ててクタクタ。
「ありがとね!」

道中、オンボロ車から積み荷が落ちないか、その車が故障しないか心配だった私はヒヤヒヤ。
「まともな車乗れ!」

当人、娘は新生活にワクワク。「4年間を有意義にすごして下さいよ!」

バタバタしながらも、家族一丸となって一仕事やり遂げた感があります。

私は力仕事と運転のみでしたが、家内がインテリアに詳しいので助かりました。

そして「お、ねだん以上。ニトリ」の「ニトリ」にもかなりお世話になりました。

このお店、ご存知の通りインテリアに関する物はバッチリ揃っており「お、ねだんナリ」の物も中にはありますが、ほとんどの物は「以上!」でそのコスパの高さにビックリ!

例えば、カラーBOX一つ取ってもスゴイ進化。

アイデア満載で強度もバッチリ、価格も安い!おまけに組み立てやすいで文句無し!

私が知らなかっただけではありますが「目からウロコ!」的な商品も沢山。

ここ数年、猟犬を連れて「山の中」をウロウロしている間に「世の中」は随分進んでおり、私は完全に浦島太郎状態。

ちなみに、私は「良いモノは良い」と言わせて頂いているのであって、「ニトリ」のまわし者で御座いませんのでご安心ください。

「良いモノ」と言えばもう一つ。

引っ越し初日に食べた、近鉄線沿いにある「ねぎ茶屋」と言う「お好み焼き屋さん」のお好み焼き。

「お好み焼きは何処で食べても同じ(失礼!)」と実感していた無知な私。

その美味しさに感動!そしてその感動のあまり、ランチタイムなのに生ビールをいただきます。
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(このお店の看板メニューは「ねぎ焼き」だそうで、お会計のときに知りました。早く言って)

その後、娘の部屋に戻り、家内と娘は作業続行。

私は酔っぱらってお昼寝。(だって夜通し運転してたんだもの)

そんなこんなで、引っ越し作業を終えて日曜日の真夜中過ぎに帰還。

色々ありましたが、思い出に残る引っ越し旅でした。
お引越し

また近いうちに娘のところに行こう!

「ねぎ焼き」食べに!娘に会いに。

娘の引っ越し準備

娘が進学し、一人暮らしを始める事となりました。

親としてはその準備を進めるにあたって、段取りだけでも大変。

そして毎週末はお店回りで、気が付いてみると家の中には買ったモノでゴチャゴチャ。

一人暮らしとは言え、生活必需品を揃えると結構な量なのです。

女子ともなれば尚更に。

「姿見?そんなもん要らんだろ。手鏡で十分じゃ!」と言ってみたところ娘と家内から集中砲火を浴び撃沈。

そんなもんなんですね。

知りませんでした。

そしてこの時期一番問題なのは引っ越し便。

時間指定はもちろん、着日指定も危ういのです。

かくなる上は自家便で行くしかない往復900㎞。

(私+家内+娘)×新名神(一部120キロ試験走行区間あり)=軽トラ、の式が正解なのか私の勇気では解けなかったため、良識で考えてみたところ答えはビッグホーンが正解となりました。

しかし、この答えで本当に正しいのか少し自信がありません。

もうそろそろ30才を迎えるビッグホーン。

高速道路も走る備えも「全く無し」と言うことで、まずは最新鋭の装備をするため車屋さんへGO!

「すいませ~ん。ハイウェイカードのやつ付けて下さい!」

「ハァ?ハイウェイカードォ?・・・イーティーシーじゃないの?」

「そ、そう、それそれETC、そうだよETC・・・(汗)」

「・・・ですよねぇ(呆)」

未だにJRのことを「国鉄」と言ってみたり、デジカメのことを「写真機」と言ってしまう私の脳内の海馬は、数十年前より機能を停止しているに違いありません。
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(キーを捻ると「カードが入っていないわよ!」と言うオネーさんの声と、このコックピット。これぞシュールレアリスム)

早速、ビッグホーンの車内にテトリスが如く荷物を詰め込み、屋根にもテンコ盛り。
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(アルミBOXは軽トラより拝借)

途中で落ちたら大惨事になりかねないので、しっかりとロープとタイダウンベルトで固定します。

家に溢れていた引っ越し荷物がスッキリして行くにつれて考えます。

長い間一緒に暮らしてきた娘とは、しばしの別れ。

そして、そのまま他県へ就職・結婚となれば、毎日顔を合わせるのは、もうこれが最後。

なんだか寂しくなりますが、学生として一生懸命に学び、人としても色々な経験を積み重ねて成長した娘に、たまに合うのも良いものかな?などと。

「イヤ、いかんいかん、こんな感慨にふけりながらの作業は危ない。集中しよう」

と、気を引き締め直し、積み荷のロープ点検をするのでした。



ニュー狩猟ベスト

先日、猟友会の総会がありました。

相変わらず新人の入会は無いようです。

これ以上メンバーが減ると隣町の猟友会に吸収され、わが猟友会は分会に格下げとなってしまいます。

「どうしたらいいだろう。分会になれば町からの補助金や委託金も減らされる」と会長。

「皆さんがヤメなければいいのです」と私。

「俺なんか、おっ母にもうヤメロ!って言われてる」とMさん。

「次の更新でやめるだよ」と実戦師匠と会長。

「ダメ!ヤメさせない!そうだ新人を入会させなくてはヤメられない〝猟友会鉄の掟″でいきましょう!」と私。

「え~っ!キビシ~なぁ。ガッハッハッハッハ~」と一同。

酒も入っていないのに、もう宴会状態。

この日は私も含めて皆さんもうヤル気なし。

そして新しい猟友会ベストの配付。

「おっ!カッコイイ!」と一同。

私もこのデザインは好み!

今までの「これ一着で」と言うよりは、上に羽織って「人の存在」をアピールするタイプ。

サイズもS・M・Lとあり、女性や若者を意識した感じ。

猟友会の本気度と焦りが伝わってきます。

ど~です!
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狩猟を始めてみたくなったでしょ!?

帽子もカッコイ~!

犬舎作り④

いつも日本の政治家さんたちを見ていて思うのです。

何を以て「政治家」なんぞになろうと思ったのか?と。

皆さん初めはそれぞれに素晴らしい「志」があったのでしょう。

しかし、その環境によって「倫理観」「正義感」が歪み、口だけの「志」となってしまったのか?

明らかに異なる「私たちの常識」と「政治家の常識」に戸惑いを感じます。

多数派かそうでナイかで判断される「常識」ではありますが「政治家の常識」も政治家方々の中での「それ」だとすると残念な気持ちにならざるを得ません。

もとは同じ国民なのに、地位が変わると常識も変わってしまうのか?

または、それが生きものとしての「性」が勝ってしまう引き金を引いてしまうのか?

生きものはそもそも「自分さえ生き残れば良し」と考える利己的なもの。

その本能があるからこそ、今日まで生き続けているのです。

そんな利己的な本能から抜け出しつつあるのが「人間」ではないかと私は考えています。

歴史上の偉人の中には「抜け出した人物」が大勢いました。

私利私欲は投げ捨て、人々のために生涯をかけた方が何人も。

そんな人物は現代において時代遅れで、リーダーとはなれないのだろうか?

この豊で平和ボケした民主主義の「歪み」がそうしているのだとするならば、私たち国民にも大きな責任があります。

目の前の「おいしい話」にしか耳を傾けない国民が多すぎ。

そして、その人たちを利用しようとする政治家が多すぎ。

長い物に巻かれる事が大嫌いな私ではありますが、そんなことを言いながら、気が付くと時々利己的な思考に陥ってしまっている自分に気が付き、情けなくなります。

これからも続くであろう人生を「清廉潔白」に生きてみようと新たに誓いを立てながら、私は黙々とレンガを並べるのでした。

カノ、よろしいでしょうか!
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(ちょっと歪んでるよ!)

「あっ!ホントだ。地ならしが甘かったかな?」

近いうちにキレイに敷いたレンガの画像をアップします。

自分を追い込まないと、なかなか作業が進まない意志の弱い私。

でも、レンガ600枚は素人にはキツイな、重さも1トン半だもの。

頑張ろう。

ブリーディング・マスター

狩猟期間中、バタバタしていて全くお邪魔していなかったキケンなお店「レップフォレスト」

両・爬虫類・ミーアキャット・ハリネズミ・フクロモモンガなどのエキゾチックアニマルがひしめくペットショップ!?
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店内は、生きものたちの生活適温に設定しているため常夏状態。

よって、店主は真冬でも半袖・短パン姿。

このままの格好でコンビニに買い物に行くので、周りの人達からは変態扱いされます。

そんな店主、とても寛容な人で怒ったところを見たことがありません。

そして話し上手なので、店主との会話を楽しみに来店するお客さんも多いのです。

しかし、問題も。

店内がとてもキタナイのです。

雑然と並ぶケージの間を走り回る逃げたエサ用のネズミやコオロギ。

床に落ちたままのゴミ。

ニオイも強烈。

店内でエサ用のネズミやコオロギを大量に飼育しているので、どんなに換気扇を回してもダメ。

仕方がないとは言え、もうチョット何とかならないものかと。

でも、お客さんは帰りません。

マイナス面をガマンしてでも長居したくなる心地のいいお店なのです。

「あっ!わかったぞ」これは店主の作戦だ。

これで店内がキレイでニオイも無ければ、長居し続けるお客さんでごった返してしまうハズ。

お客さんの回転率を上げるための作戦だったのか!

それにしてもこの「作戦」やり過ぎ、何とかして。

まだ、あります。

この店主「儲ける」と言うことを知りません。

素晴らしいクオリティーの生態を、儲け度外視で販売することもしばしば。
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一度、仕入伝票見せてもらい「こんなに安く売っちゃダメだよ!」と進言したことがありますが、「お客さんと約束したから裏切るような事は出来ない」と原価同然で販売しておりました。

よって、自家繁殖個体の販売でお店が成り立っている状態。

ヤモリ・ヘビからミーアキャットまで、何でも御座れのブリーディング・マスター。

ミーアキャットは毎年何ペアも赤ちゃんを産みます。

その赤ちゃんを目が明く前から人口授乳で手塩にかけて育て上げるため、みんなベタ慣れちゃん。

また、各種繁殖の秘訣をいつも教えて頂いているため、私は店主のことを「繁殖の師」と仰いでおります。

私の「繁殖」における最終着点は「猟犬」

今まで店主から教わってきた事と、猟の先輩方からのアドバイスをあわせて何とか成功させたいものです。

?店主からはヘビとヤモリしか教えてもらってないぞ。

犬ってタマゴ産まないよなぁ。

いや待てよ?昔、お父様が狩猟をやっていて、家で「猟犬を何頭も飼ってた」って言ってたぞ。

今度聞いてみよう!

単管パイプ

こちらの地域では3月15日に狩猟期間が終わりとなりました。

今期の猟も、色々とドラマチックなことがありましたが「ホッ」とする間もなく4月からは有害捕獲が始まります。

しかし、仕事や家族の事も含めて春はいつもバタバタ。

ましてや犬舎作りなど始めてしまったこともあり尚更に。

いや待てよ、猟友会の会長さんは話の分かる方だからどうだろう。

「犬舎作りは捕獲隊に必要不可欠な猟犬のための作業。これも捕獲業務の一つと考えますので1ヶ月の間、私は犬舎作りに専念させて頂く所存であります!」って言ってみようかな?

たぶん「3月31日までに作れ!」か「もう来んでよろしい!」のどっちかだな。

ヤメとこ。

でも、ゴールデンウイーク中には新犬舎を完成させる予定。

毎年、春になり暖かくなってくると工作意欲が湧き上がり、何かを作ってしまうのです。

そんな私のお気に入りは「単管パイプ」

その単管パイプを見ているだけでワクワクし、つなぎとめる「クランプ」の17㎜ナットを締め込んでいるときに無性の喜びを感じるのです。

ハッキリ言って変態。

垂直・平行、そしてクランプの締め込み具合や向きなど、キッチリ組もうとすると意外に奥が深く、作業に夢中になり1日がアッと言う間。

これで新犬舎が出来上がれば、今までに作製したカーポート・コーシン小屋・パーツ棚などと合わせて「単管パイプを伝ってわが家を一周できるかも!」ってくらいの遊具状態。
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(一見、ウッディーな感じ)

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(でも、裏は「びんぼっちゃま」)

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(ちょっと失礼!)

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(大型エンジンも吊れます)

コスト的にも文句なしの安さで、無限に広がる単管パイプの利用方法。

各種アタッチメントを組み合わせれば意外なモノも作れます。
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(リアにワンタッチ、ビッグホーン用クレーン。単管パイプと足場ブラケットの組み合わせ120㎏全然OK!)

春の一時(夏に作業をすると、いつも熱中症で倒れます)、休日は単管パイプと戯れていたい。

あ~、でもカノのデビュー戦があるなぁ。
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(そうです!)

やっぱり仕事早帰りするかな?出来るかな?