野生では、産まれた瞬間から生存競争が始まります。
カメで見てみると、ウミガメなどは、産まれた浜から海に出るのも大変。
そんな番組を、テレビで何度も見た記憶があります。
わが家で飼っているミシシッピニオイガメたちも、きっとそうだったと思います。

さぞかしや「恐ろしい思い」「痛さ苦しさ」を乗り越えて、ここまで生き延びてきたのでしょう。
「だけど、もう心配はいらないよ、優しいオジサンが大切に育ててあげるからね!」と、言葉を掛けながら「レップフォレスト」から買って(保護して)帰ったミシシッピニオイガメを、わが家の水槽に放します。
とても怪しい光景ですが、この言葉には理由があるのです。
わが家で飼育している親のミシシッピニオイガメたちは、ほとんどが「B品」と呼ばれるカメなのです。
カメのB品とは、手や指などに欠損があったり、甲羅がズレたり欠けていて、売り物として価値の低い状態のことを示します。
わが家のミシシッピニオイガメは、どの様な状態かと申しますと。

甲羅に穴が空いた個体ばかり。
そのカメたちの特長から推測するに、アメリカはフロリダ州近辺の個体群だと思われます。
そのフロリダには、ミシシッピニオイガメの天敵であるアリゲーター科の「ミシシッピワニ」が分布しており、わが家の個体は、その天敵に襲われながらも逃げ生き延びた個体たちなのです。
つまり甲羅に空いた穴は、全てミシシッピワニの歯によるもので、体長1~1.5mほどの若ワニの歯型と合致します。
そんな状態ですから、お店で売れ残り、長期滞留在庫となってしまっていたのです。
レップフォレストの店主に「取引のある他店に、まだ同じ様な穴あき甲羅の個体が売れ残ってないか?」聞いてもらったところ、さらに数匹ミシシッピニオイガメが集まり、全て私が保護。
やはり、フロリダ個体群ばかり。
歯型からして、正面から咬まれたり、斜め横から咬まれたり、かなり深い咬み跡の個体もおりました。

(この個体は真正面からガブリ!)
本当に野生とは、厳しく逞しいものです。
ワナから足を引きちぎっても尚、逞しく生き延びているイノシシと被ります。
ミシシッピニオイガメたちは、今では皆すっかり元気になり、2世も誕生し、傷もだいぶ目立たなくなってきました。
ミシシッピニオイガメは、小型で丈夫で飼育の楽々な、とても人懐っこい良いカメです。

是非とも飼って頂きたいオススメのカメなのです。
これから先、私は、わが家のミシシッピニオイガメより確実に早く、あの世に行ってしまうでしょう。(それほどにカメは長生き)
出来ればその前に、彼らを生まれ故郷のフロリダに帰してあげたい。
それが、本当の幸せなのでしょう。
カメで見てみると、ウミガメなどは、産まれた浜から海に出るのも大変。
そんな番組を、テレビで何度も見た記憶があります。
わが家で飼っているミシシッピニオイガメたちも、きっとそうだったと思います。

さぞかしや「恐ろしい思い」「痛さ苦しさ」を乗り越えて、ここまで生き延びてきたのでしょう。
「だけど、もう心配はいらないよ、優しいオジサンが大切に育ててあげるからね!」と、言葉を掛けながら「レップフォレスト」から買って(保護して)帰ったミシシッピニオイガメを、わが家の水槽に放します。
とても怪しい光景ですが、この言葉には理由があるのです。
わが家で飼育している親のミシシッピニオイガメたちは、ほとんどが「B品」と呼ばれるカメなのです。
カメのB品とは、手や指などに欠損があったり、甲羅がズレたり欠けていて、売り物として価値の低い状態のことを示します。
わが家のミシシッピニオイガメは、どの様な状態かと申しますと。

甲羅に穴が空いた個体ばかり。
そのカメたちの特長から推測するに、アメリカはフロリダ州近辺の個体群だと思われます。
そのフロリダには、ミシシッピニオイガメの天敵であるアリゲーター科の「ミシシッピワニ」が分布しており、わが家の個体は、その天敵に襲われながらも逃げ生き延びた個体たちなのです。
つまり甲羅に空いた穴は、全てミシシッピワニの歯によるもので、体長1~1.5mほどの若ワニの歯型と合致します。
そんな状態ですから、お店で売れ残り、長期滞留在庫となってしまっていたのです。
レップフォレストの店主に「取引のある他店に、まだ同じ様な穴あき甲羅の個体が売れ残ってないか?」聞いてもらったところ、さらに数匹ミシシッピニオイガメが集まり、全て私が保護。
やはり、フロリダ個体群ばかり。
歯型からして、正面から咬まれたり、斜め横から咬まれたり、かなり深い咬み跡の個体もおりました。

(この個体は真正面からガブリ!)
本当に野生とは、厳しく逞しいものです。
ワナから足を引きちぎっても尚、逞しく生き延びているイノシシと被ります。
ミシシッピニオイガメたちは、今では皆すっかり元気になり、2世も誕生し、傷もだいぶ目立たなくなってきました。
ミシシッピニオイガメは、小型で丈夫で飼育の楽々な、とても人懐っこい良いカメです。

是非とも飼って頂きたいオススメのカメなのです。
これから先、私は、わが家のミシシッピニオイガメより確実に早く、あの世に行ってしまうでしょう。(それほどにカメは長生き)
出来ればその前に、彼らを生まれ故郷のフロリダに帰してあげたい。
それが、本当の幸せなのでしょう。
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