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生きもの二人三脚

鹿肉の定番料理

ご飯のおかずに好し。

酒の肴にも文句なし。

もちろん、そのまま食べてもヤメられない止まらない。

みんな大好き鹿肉竜田揚げ♪

その昔、鯨肉竜田揚げが国民食だったように、現代では鹿肉竜田揚げが国民食⁉

くらいに国家を上げて鹿肉を食せば、鹿も本来の生息密度に戻るはず。

そんな鯨肉の赤身と鹿肉は共通点が多いと感じます。
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だから どちらも竜田揚げと相性がいいのかな。

そこで今日は鹿肉で竜田揚げを作ることにしました。

まずは漬け汁。

スライスした鹿肉600gに対して・・・
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醤油大さじ4
酒大さじ4
ニンニク1片(おろし)
生姜20g(おろし)

これらを合わせます。

そこに鹿肉を漬け込み15分。

汁気をキッチンペーパー等で取り、片栗粉を塗します。
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あとは170~180℃の油で揚げるだけ。

上手に揚げるコツは、揚げ過ぎないことと、油をシッカリ切ること。

今回もイイ感じに揚がりました。
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では、いただきます。
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旨い! 食感も最高!

私一人で400gほど食べてしまいました。

でも鹿肉はヘルシーだからカロリーゼロ!

・・・な訳ないけれど。

まずは、ごちそうさまでした。



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鹿スペアリブ 侮りがたし

シカ肉は濃い目の味付けが私の好み。

なので、スペアリブも甘辛の濃い目で。

スペアリブ(アバラ)1㎏に対しての煮汁は こんな感じで調整しました。
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醤油        150ml
酒        150ml
みりん      150ml
水         500ml
おろしニンニク   5片
おろし生姜     30g
ハチミツ      大さじ5
砂糖        大さじ1

まずはスペアリブをキレイに水洗い。

そうしたらフライパンで表面を焼きます。
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キッチンに漂う香ばしい素敵なニオイ♪

適度に火が通ったら煮汁の中へ焼き色の付いたスペアリブを投入して、後はひたすら煮込むだけ。

途中で煮汁の味を確認します。
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この時点での調整は大切。

2時間ほど煮込んで試食をしたところ、いい感じに仕上がっていました。

昨日はその時点で火を止めて、私は寝ることに。

そして今日の晩餐。

もっちり食感と甘辛の味付けが抜群に合う鹿スペアリブに舌鼓。
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七味や山椒とも相性がいい。

味変しながら夢中で食べてしまいました。

これは旨い!

鹿スペアリブ、侮りがたし。

私的には猪スペアリブと甲乙つけがたい。

今日も自然の恵みに感謝の一日でした。




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鹿のアバラ

増え過ぎたニホンジカを本来の生息密度に戻すための間引き事業『ニホンジカ管理捕獲』

「美味しくいただく分だけを獲り、自然の恵みに感謝する」との狩猟の本質からは大きく外れています。

でも、そんなことを言ってはいられない程に事態は深刻。

時には農業の根幹が揺らぐレベルにまでニホンジカによる食害が及ぶこともあります。

よって、私たち狩猟者はニホンジカを獲り続けるしかない。

獣害を減らすことが狩猟者の唯一の社会貢献でもありますし。

しかし、そうは言っても可能な限りシカ肉を有効利用したい。

手が回らないからといって、そのまま埋却や焼却施設に持ち込むなどは、あまりに忍びないのです。

現実は難しい場面もありますが。

でもな・・・

シカ肉にはシカ肉の旨味があり、食材として優れた面も多い。

また捕獲の際に血肉となったり、一般的に食用としない部位は犬の餌として重宝する。

つまり、シカ肉も殆ど捨てるところが無い。

そんなことで今回はシカのアバラを頂くことにしました。
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血肉アバラとなったり、三枚肉の薄いものは風や天日に晒して干しアバラに。

これは犬の大好物。

昼間はカラスに持って行かれるため、乾燥は夜風に任せます。
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一方、肉の厚い物は煮込みスペアリブに。

味付けはイノシシのスペアリブよりも甘辛めにするのが我が家の好み。

シカの肉質には、その方が合うと感じています。

では、今から仕込み開始。
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明日が楽しみです。



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猪スペアリブの妙

煮込みタイプの猪スペアリブは様々な味付けで楽しめます。

「この味付けじゃないとダメ」なんてことは無く、どれもがお好みレベル。

猪スペアリブには、そんな包容力があるのです。

因みに、今までに試した味付けは・・・

塩煮、甘辛しょう油煮、赤ワイントマト煮、おでん出汁煮、そして、寄せ鍋の残り汁煮。(写真は赤ワイントマト煮)
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猪スペアリブとの相性は、どれもが甲乙つけ難く、夢中で食べ続けてしまう美味しさでした。

そんな中、今回試したのは鶏白湯しょうゆ鍋の残り汁煮。
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鶏の出汁がタップリと出ている残り汁に、猪スペアリブと大根を入れてトータルで5時間ほど煮込みました。
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肉が「ほろっ」と軟骨と共に骨から外れて、食べやすい状態になるまでには、それくらいの時間を要します。

圧力鍋ならば調理時間を短縮できますが、仕上がりの好みの問題から私は使用しません。

では、いただいてみます。

それにしても、ビジュアル的に厳しいな。

あまりに肉々しい。。。

引いて撮っても何だか怪しいし。
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でも、味は最高!大根も旨い!

やはり猪スペアリブは面白いのです。

魚介出汁も合うし、今回の鶏出汁とも相性抜群。

おそらく鍋汁の場合、どんな味でも美味しく仕上がるのでしょう。

今宵は飲み過ぎてしまいました。




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イノシシ背骨の友

今日は富士山が真っ白。

私はバイク通勤で凍えてしまいました。

車で出社した若手に外気温を聞くと「3℃でした♪」と。

急に寒くなり過ぎ!

こんな日の夕飯は、お鍋にしましょう。

本当は猪鍋にしたいところでしたが・・・

業スーで半額処分の鶏肉を大量に買っていたため、今晩は とり鍋に。

その とり鍋のツユは、同じく業スーで買った『鶏白湯しょうゆ鍋』

〆は うどんで・・・とも思いましたが、ピンと来たのがイノシシの背骨。
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このツユで煮込めば抜群に美味しくなるのではないかと。

自称、ジビエ料理研究家、、、の血が騒ぎます。

そして、その旨味をタップリと染み込ませたくなるのが大根。

もう迷うことはない。

いつもの如く猟犬たちの上前をハネることに。

今回は背骨を下茹でせずに、軽く水洗いした状態でツユの中へ投入。
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同時に大根も入れます。

灰汁を取り除いたあとは、気長にコトコトと。
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明日が楽しみです♪




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