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生きもの二人三脚

猟車の無線機取り付け位置

グループ猟には欠かせない車載無線機。

もちろん単独猟でも何かと役立ちます。

おそらく普通の大物猟猟師であれば、猟車には車載無線機を装備しているハズ。

そこで気になるのが車載無線機の取り付け位置。

これは車種や無線機のタイプ、そして「好み」によっても色々。

果たして、どこに取り付けるのが一番良いのか悩みます。

つまり、どこに取り付けても一長一短。

よって最終的には、やはり好みの問題か。

今まで多くの先輩方の車載無線機の取り付け位置を見て来て、ちょっとした傾向があることに気が付きました。

ここでは軽トラで考えてみることに。

まずはその具体的な位置。

下から行きますと・・・

センターコンソールの運転席側下。
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センターコンソール内。
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ダッシュボード上。
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そして天井。
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大別すると、この4ヶ所。

その中で重視する要素としては、配線の取りやすさ、ディスプレイの視認性、操作性、耐久性への配慮。

あとは動作・行動を妨げない位置か。

これは無線機のタイプである「オール一体型」か「ディスプレイ分離型」かでも異なりますが。
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以前、猟仲間に無線機全般を扱う会社の社長を務められる方がいました。

私はその方に、理想的な車載無線機の取り付け位置を伺ったことがあります。

すると社長さんはこんなことを。

「無線機の冷却ファンのことを考えた方がいいよ」と。

「できるだけ冷却ファンに土埃を吸わせないような位置を考えたら」とのことなのです。

吸い込んだ土埃による基盤への悪影響や、冷却を妨げられた電子部品への悪影響は無視できないと。

実際に無線機の故障で持ち込まれるのは、取り付け位置の低いモノが多いそう。

先輩方の無線機で故障が多かったのも、センターコンソール下の運転席側。

ただしマイクの使い勝手は、低い位置やセンターコンソールに取り付けた方が収まりがイイ感じ。

確かに天井に着けると、マイクコードが鬱陶しい場合も。
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リールを付けるしかないのかな。

本当はセンターコンソール内にキレイに納めたいけれど。

なんとも悩ましい車載無線機の取り付け位置。

やっぱり好みの問題ですかね。




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狩猟ベストに悩む

私は猟友会ベストの愛用者です。

ただし「使いつけている」だけで、好んで使っているわけではありません。
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他のベストを試したことが少ないため、どれが良いのか分からず、未だに猟友会ベストなのです。

今までに使ったことのあるのは田上商店のベスト。

使い勝手も良く、品質も満足が出来るもの。
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タツ役の時に、猟友会ベストの下にインナーベストとして使っていました。

したがいまして、このタイプのオレンジ色を注文しようとしたのですが、昨年は完売続き。
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なんでかな?と思っていたら、理由は簡単でした。

猟友会ベストが、あの新しいタイプに完全に移行してしまったからのようです。
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この新しいベストは実用性はイマイチですが、視認性は抜群。

なので寒い時季ならば先ほどのようにベストを二重に着るか、リュックやウエポを使用するか。

しかし、勢子役の私の場合は冬でも汗だくになってしまったり・・・

ボサの中を進むにあたってはイバラなどの棘のある植物との戦いになることもあるため、極力出っ張りを無くしたい。

また、ほふく前進をして対峙現場に近寄らざるを得ない場合もあるため、どうしたものかと。

やはりベスト一着に全てを納めたいのです。

つまり勢子役でなくても、私のように考える狩猟者が多いため、メーカー品のベストが早期に完売したりするのでしょう。

昨年に田上商店さんに問い合わせて時は「東北の猟友会が大量にまとめ買いした」と言っていましたから。

さて、狩猟ベストに拘ってしまう欲張りな私としては・・・

生地や縫製の強度、ベストの丈長・サイズや収納性、そしてポケットの位置や数、そのフタの止め構造等、様々な要求を満たしたものを探しています。

その点において、旧タイプの猟友会ベストは収納性の良さだけが愛用の理由で、あとは最悪。

縫製の弱いところは縫い直して、その上からラテックスを染み込ませて強化。
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マジックテープ部も全て強い物に付け替えました。

それで何とか使えています。

本日、試しに猟友会事務局に旧タイプベストが残っているかを確認したところ、答えはノー。

全国の猟師から文句を言われているそうですが・・・

今後、あの新しいタイプ一本でいくそうです。

因みにサイズはS・M・Lで夏用メッシュタイプも含めて、全て三千円也。

あんな使い難いベストに統一してしまうなんて・・・

よし、それならば秀吉でいこう。

「使えぬのなら、使えるようにしてみせよう猟友会ベスト」

どの様にするのかといいますと、収納を増やすのです。

100均の小物入れなどをベストに縫い付けるだけ。

ベストの内側に付けるのがミソ。

外側だと引っ掛かりが多くなってしまいますから。

貧乏くさくならないように一工夫してみたいと思います。

それとは別に・・・

やはり狩猟ベストは、何種類か購入して使い比べないと分かりませんね。

まだ在庫が残っていることを祈るばかりです。





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猟友会の七本槍

戦国時代の合戦で、功名をあげた武将を「七本槍(しちほんやり)」と呼んでいたのはご存知のとおり。

当時は「七」のゴロが好まれていたんですかね。

この七人に選ばれた武将はにとっては、これ以上の誉れはなかったことでしょう。

そんなことをフッと思いながら、せめて道具の槍だけは良い物を作ろうと作業開始。
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「良い物」との定義は難しいのですが。

ところで・・・

こちらの猟友会の中にも「七本槍」に例えてみたくなるような猟師が何人かいます。

残念ながら若手猟師の中には一人もいないのですが、先輩方の中には何人も・・・

だったのですが、だいぶ亡くなられてしまった・・・。

つい先日も、捕獲業務の時にお世話になった先輩猟師が急逝。

この方は、賤ケ岳の七本槍に例えると「福島正則」みたいな方だったな。

まさしく豪傑。

以前、その方が猟犬の訓練中・・・

猟犬がイノシシを咬み止めしたそう。

鉄砲も剣鉈も持っていなかったため、岩石を両手で持ち上げて、殴り掛かって仕留めたとのこと。

立ち会っていた訓練仲間は未だに昨日の事のように話します。

供養祭の直会でも、ちょっと酒乱気味だったし。。。

昨年も、あんなにお元気だったのに・・・。



そうだ、今思えば・・・

私の師匠も、私的には七本槍の一人でした。

筋が一本ビシッ!と通り、骨のあるところが「加藤清正」みたいだったな。

なにしろ「猟犬」においても凄い人でした。

遺品を整理していたところ、猟犬の系統図を何枚も発見。

「系統図を作るために東海以西を何年も巡った」と話してくれたのを思い出します。



先日、止め刺し用の槍が完成しました。
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止め刺し専用のナイフを作り替えただけですが。
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本当は、こんなものを作る予定も、使う予定も無かったのですが・・・
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捕獲業務での役割り上、仕方がなくなってしまいました。

今後は罠に頼ることも多くなりそうです。

隊員としては、獲物たちに極力苦しみを与えずに事を済ませるのも重要な仕事。
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冒頭の「良い物」とは、そんな処理を行える槍なのでしょう。
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獲物に悲鳴を上げさせるようでは失格。

槍使いは「突き」以上に「引き」も大切かと。

そんな練習を今は段ボール相手に行っています。

「なんだかなぁ」と思いつつも・・・

そこは拘りたいところなのです。




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狩猟装備の重量

『オマエもこうなるぞ』の中で「狩猟装備分くらいは痩せないと」なんて言ったのはいいけれど・・・

大物猟における狩猟装備の総重量って、いったいどのくらいなんだろう。

猟服と履き物は除外して量ってみました。

まずは一般的なタツ装備を並べてみます。
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こうやって広げてみると装備品は多いものです。

◦ 鉄砲(銃袋付き)
◦ 弾帯と弾(スラッグ弾15発として)
◦ 無線機(通信用、マーカー用、GPS)
◦ 剣鉈、小型ナイフ
◦ 引き綱、リード、備品(手帳、ビニール袋、防虫・忌避剤)
◦ ベスト、帽子、手袋

お~やっぱり重いな・・・痩せられるかなぁ。
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(ウメは含まず)

実際には、これに飲料水、猟場によってはノコギリなどの解体道具もプラス。

すると、7kgくらいにはなります。

タツならば、リュックなどを利用した方が収まりがいいでしょう。

私の場合、勢子役のときは装備品を出来るだけ軽量化します。

急行することが多くなりますから。

弾数は5発に減らし、防虫剤や小型ナイフは携帯せず。

剣鉈も大型な物から、軽量で小型な物に変えます。
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タツ場などで枝を払ったりはしませんし、止め刺しだけ出来ればいいかと。

またイノシシと猟犬が絡んでいる時は、あまり大きな剣鉈だとかえって使い難いことも。

完全に機動性重視で行くのですが、それでも重い。

やはり鉄砲が重いのです。

そんな極端な例として・・・

同じ捕獲隊の、ご高齢の先輩勢子さんは、とうとう鉄砲を持って来なくなりました。
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鉄砲を持っていると疲れる・・・と。

なので捕獲業務で巻き狩りの時は、私が遊撃役の戦闘員として、いつもお供をしています。

猟場を覚える意味もあるのですが。

イノシシと猟犬が対峙し、絡みだすと先輩が「あっきょ君、行け!」と。

私はまるでショッカー戦闘員のようにイノシシに突撃するわけです。

じきに秋の有害鳥獣捕獲が始まりますので、またお供することも多いでしょう。

今度、言ってみようかな。

先輩勢子さんに「あっきょ君、行け!」と言われたら・・・
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右手を高々と上げて元気良く 「イ~!」



そう言えばショッカー戦闘員の黒いタイツで思い出した。

数年前に別の先輩勢子がスズメバチに襲われている猟犬たちを助けようとして・・・

数ヶ所をスズメバチに刺されて、全身が腫れ上がり入院。

猟友会ベストの下には黒い長袖シャツを着ていたのです。

猟犬は黒色のばかりが標的に。

秋の有害鳥獣捕獲での事故でした。

・・・・・

いやマズいぞ、マルコ。
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冬になるまで山訓練はヤメよう。

なにしろ秋の捕獲業務に従事される猟師さんは気を付けて。

黒い出で立ちは避けた方がいいかもしれません。

スズメバチの攻撃性を煽ってしまうようです。

マムシだって秋は昼間も行動しますし。

午前中、日当たりのいい場所は気を付けて。

って、こんな話だったかな?

どこで脱線したんだろう。

でも、秋の低山はキケンです!




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狩猟靴を考える

猟期前になると狩猟グッズをアレやコレやと考えだします。

その中で一番大切なのは消耗品のチェック。

安全狩猟に関わるものとしては、やはり靴からか。

私は現在、荘快堂のスパイク足袋「朝霧」とゴムピン足袋「若葉」を使用しています。
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勢子役だと山中を駆け回ることが多いため、必然的に足袋タイプに。

また、こちらの地域の猟場は急斜面や滑りやすい斜面が多いのです。

よって、半数以上の猟師さんが足袋タイプを選択されています。
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様々なメーカーの足袋を履かれていて、材質や作りもそれぞれ、価格もピンキリ。

この荘快堂の二つは高価な部類に入るようです。

その分、作りはシッカリとしていて、長時間履いていても疲れませんので私は結構気に入って使っています。

通常はスパイク付きの朝霧を。

岩の多い猟場や、他の勢子の猟犬も引き連れて行く時は、ゴムピン底の若葉を使用。
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スパイクだと岩場では滑ることもありますし、猟犬が多いと誤って足を踏んでしまうこともあるためです。

足袋タイプの良いところは、幅広から来る安定感と、親指に力を入れて踏ん張ったり、斜面に親指を引っ掛けて登れることだと実感しています。

一方、問題点としては、ジッとしていると他の靴より冷えやすいこと。

それと、オシャレ🎵じゃないこと。

オッサン臭いのです・・・私はオッサンだからいいのですが。

本当は軍用靴やトレッキングシューズでオシャレに決めたいところなのですが・・・
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やはり、それらだと重くて勢子には向かないのです。

それにワンシーズンで靴底がダメになってしまうでしょうから、履きたくても履けない。

スパイク靴でコスパを考えるならば、釣具屋で売っているような廉価品でも良い物があります。

その他には、長靴は解体時に必要となりますので、水漏れのチェックを。

また、鳥猟や巻き狩りでも長靴は普通に使えますので重宝します。
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罠猟師の方などは殆どが長靴ですし・・・獲物が地面を荒らしてしまいますからね。

ただしスパイク付きではない普通の長靴を使用する時は、靴底のカカト部のエッジが効いているものを選ぶと、下りでスッテンコロリンし難くなります。
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下りでは、エッジがしっかりとブレーキの役目をしてくれるんですね。

なのでスパイク無しの場合は靴底に気を付けた方がいいでしょう。
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私は猟犬の訓練で様々な靴を試してみました。
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時には誤ってクロックスのままで出掛けてしまったり。
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やはり、かかとのエッジが無いフラットな靴底だと、お尻と背中が必ず泥だらけになってしまいました。

当たり前ですね。

何だかんだと試してみたくもなるのですが・・・

くれぐれも狩猟靴選びは慎重に。

自分の狩猟スタイルに合わないないと感じたらすぐにチェンジ!

そして「靴底がすり減って滑るようになってきたな」と感じたら、ケチケチせずに新品に買いかえること!

本当はこれが一番大切なのだと思います。

これは私自身への戒めとして書き残しました。

靴底の擦り減った狩猟靴を、ケチケチ使ったが故に谷底に転落してしまったのです。

安全狩猟は、まずは足元から。

今から新品のスパイク足袋をポチりたいと思います。




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