前々回の話の続きです。
過去の出来事と決別すべく、私は決意を新たに漁港へ向かいます。
この漁港は当時ヒイラギを大量に釣った、まさにその漁港。
東京からはるばる足を伸ばしたこの漁港も、移住した今となっては、すぐ近く。
自転車で向かいます。
せっかくなので、受験勉強中の息子を「息抜きに」と称して強制連行。
そう、私は一人では寂しいのです。
今日は何としてでもヒイラギをたくさん釣りあげ・・・
「ヒイラギ御膳を味わい尽くそう!」計画を完遂。
それを以って過去との決別とする訳です。
果たして、私の拙い料理の腕前を補うだけの旨さをヒイラギが有しているのか!
それとも心の傷が深くなるだけなのか!
あっきょ ワクワク~🎵
さて、今回のタックルは・・・・・悩ましいな。
この時期は放流したてのチャリコ(マダイの幼魚)が漁港内に多く、ヒイラギと生息場所が一緒。
チャリコへのダメージを最小限に抑える釣法は・・・・・
やっぱり、一本針のウキ釣りでしょう。
トリック仕掛け(サビキ)のような大量破壊兵器の使用はヤメておきます。
本当は釣りをしないのが一番なのでしょうけど・・・そうもいかない。
早速、釣り開始。

すると・・・すぐさまウキが沈み込み・・・
釣れたのはフエフキダイの幼魚。

本来フエフキダイは、比較的に暖かい海を好む魚。
この漁港で釣ったのは初めて。
以前、南方の海で成魚を釣って食べたことがありますが、非常に美味しい魚です。
幼魚でも、きっと美味しいでしょう。
息子との協定で、釣針が簡単に外れた個体はリリース。
釣針を飲み込んで生存が危ぶまれる個体はキープとしました。
その後も釣れ続けるフエフキダイの幼魚。
ウキ下の調整が適切でないと、釣針を飲み込まれてしまいます。
と、あれ?何だこりゃ?
フエフキダイに混ざってコショウダイの幼魚か?

おっ、お次は、ヨスジフエダイの幼魚!

この魚はフエフキダイより、さらに南方系。
以前、これも南方で成魚を釣ったことがありますが・・・
ヨスジフエダイはシガテラ毒を持つ個体が多いため、食べるのをヤメました。
幼魚なら毒も無いでしょうが・・・小さすぎ。
と、これまたなんじゃ?
おそらくチカメキントキの幼魚。

ここで、こんな魚たちを釣ったことが無いため、一人で騒いで喜んでいる私。
大切なことをスッカリと忘れていました。
肝心のヒイラギが一匹も釣れないのです。
以前、この時期のこの場所にはウジャウジャいたのに。
あの嫌われ者のネンブツダイだって全然釣れないのです。
なんかヘン!
この海。

海水温を計りませんでしたが、かなりの高温状態なのかもしれません。
いわゆる一般的な魚である、メジナ、メバル、ベラ、そしてハゼ類も全くいないのです。
気が付いてみると、フエフキダイの幼魚のオンパレード。
今日のところは、ヒイラギを諦めて帰ることに。

それにしても、海の様子の変貌ぶりには驚きました。
以前、釣具屋を営んでいた時は、釣魚調査で毎週のように伊豆のあちこちで釣りをしていたので、尚更です。
とくに、この10年くらいの変化は急激すぎます。
そんなことを考えながら漁港内のマリーナ横を通り抜けると・・・
おぉ・・・デカッ!
クルーザーを運搬するのに使っているのでしょう。

このフォークリフトは、もはやモビルスーツレベル。
これを操ってガンダムと戦ってみたい。。。
家に帰って・・・
ヒイラギのとばっちりを受けた可哀そうなフエフキダイの幼魚たちを頂くことにしました。
唐揚げと、南蛮漬けで歩留り100%!?
海の神様、これで許してください・・・
食べてみると・・・

やっぱり抜群に「旨い!」
デキればヒイラギと比較してみたかったな。
次は別のポイントで、ヒイラギを投げ釣りで狙ってみようと思います。
それにしても・・・
今日は驚きの多い一日でした。
過去の出来事と決別すべく、私は決意を新たに漁港へ向かいます。
この漁港は当時ヒイラギを大量に釣った、まさにその漁港。
東京からはるばる足を伸ばしたこの漁港も、移住した今となっては、すぐ近く。
自転車で向かいます。
せっかくなので、受験勉強中の息子を「息抜きに」と称して強制連行。
そう、私は一人では寂しいのです。
今日は何としてでもヒイラギをたくさん釣りあげ・・・
「ヒイラギ御膳を味わい尽くそう!」計画を完遂。
それを以って過去との決別とする訳です。
果たして、私の拙い料理の腕前を補うだけの旨さをヒイラギが有しているのか!
それとも心の傷が深くなるだけなのか!
あっきょ ワクワク~🎵
さて、今回のタックルは・・・・・悩ましいな。
この時期は放流したてのチャリコ(マダイの幼魚)が漁港内に多く、ヒイラギと生息場所が一緒。
チャリコへのダメージを最小限に抑える釣法は・・・・・
やっぱり、一本針のウキ釣りでしょう。
トリック仕掛け(サビキ)のような大量破壊兵器の使用はヤメておきます。
本当は釣りをしないのが一番なのでしょうけど・・・そうもいかない。
早速、釣り開始。

すると・・・すぐさまウキが沈み込み・・・
釣れたのはフエフキダイの幼魚。

本来フエフキダイは、比較的に暖かい海を好む魚。
この漁港で釣ったのは初めて。
以前、南方の海で成魚を釣って食べたことがありますが、非常に美味しい魚です。
幼魚でも、きっと美味しいでしょう。
息子との協定で、釣針が簡単に外れた個体はリリース。
釣針を飲み込んで生存が危ぶまれる個体はキープとしました。
その後も釣れ続けるフエフキダイの幼魚。
ウキ下の調整が適切でないと、釣針を飲み込まれてしまいます。
と、あれ?何だこりゃ?
フエフキダイに混ざってコショウダイの幼魚か?

おっ、お次は、ヨスジフエダイの幼魚!

この魚はフエフキダイより、さらに南方系。
以前、これも南方で成魚を釣ったことがありますが・・・
ヨスジフエダイはシガテラ毒を持つ個体が多いため、食べるのをヤメました。
幼魚なら毒も無いでしょうが・・・小さすぎ。
と、これまたなんじゃ?
おそらくチカメキントキの幼魚。

ここで、こんな魚たちを釣ったことが無いため、一人で騒いで喜んでいる私。
大切なことをスッカリと忘れていました。
肝心のヒイラギが一匹も釣れないのです。
以前、この時期のこの場所にはウジャウジャいたのに。
あの嫌われ者のネンブツダイだって全然釣れないのです。
なんかヘン!
この海。

海水温を計りませんでしたが、かなりの高温状態なのかもしれません。
いわゆる一般的な魚である、メジナ、メバル、ベラ、そしてハゼ類も全くいないのです。
気が付いてみると、フエフキダイの幼魚のオンパレード。
今日のところは、ヒイラギを諦めて帰ることに。

それにしても、海の様子の変貌ぶりには驚きました。
以前、釣具屋を営んでいた時は、釣魚調査で毎週のように伊豆のあちこちで釣りをしていたので、尚更です。
とくに、この10年くらいの変化は急激すぎます。
そんなことを考えながら漁港内のマリーナ横を通り抜けると・・・
おぉ・・・デカッ!
クルーザーを運搬するのに使っているのでしょう。

このフォークリフトは、もはやモビルスーツレベル。
これを操ってガンダムと戦ってみたい。。。
家に帰って・・・
ヒイラギのとばっちりを受けた可哀そうなフエフキダイの幼魚たちを頂くことにしました。
唐揚げと、南蛮漬けで歩留り100%!?
海の神様、これで許してください・・・
食べてみると・・・

やっぱり抜群に「旨い!」
デキればヒイラギと比較してみたかったな。
次は別のポイントで、ヒイラギを投げ釣りで狙ってみようと思います。
それにしても・・・
今日は驚きの多い一日でした。
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