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生きもの二人三脚

感謝の繁殖

いや~嬉しいなぁ♪

食料捕獲作戦!の じゃんさんと猟仲間の若き勢子さんのところへ子犬たちが旅立ったのは昨年の夏のこと。
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子犬たちは個室のファーストクラスでフライト。。。
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私も同行して じゃんさんもとへと向かったのでした。
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そんな子犬たちは立派な若犬となり、先導犬と共に頑張っているとのこと。

チビチビでプリチーだったイトちん。
倍返しちゃん

今ではこんなに逞しく。 じゃんさん写真借りたよ~♪
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ラブリーだったライ君とナナちゃん。

コロンコロンのライ君、気張れ~!
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ナナちゃんグッスリお寝んね。
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それにしてもライ君、立派になったなぁ♪
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順調に成長している姿を見ると、育て下さった皆さんへの感謝の気持ちが込み上げてきます。

そしてカノへの感謝も。

カノの強い母性には感動すら覚えました。
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まさしく母は強し。

この歳になっても、生きものたちから教えられることばかりです。



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三重地犬の子を取るべきか

三重地犬のカノが発情フェロモンを放ちだしたようで、オスのユキカゼ号はウキウキ状態。

カノは三重県の猪狩師 龍さんと猟仲間さんとの間で作出された猪犬の最後の子。
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その血筋の中で繁殖可能なメスは、ついにカノのみになってしまったのです。

カノは持ち前の鋭い動きと勇猛さの中に慎重さを兼ね備えた まずまずの犬。

猪を足止めさせてシッカリと鳴きもあるため、台雌としても十分な資質を有していると判断。

ただし大型の猪との対峙で見せる慎重さは、50㎏以下の猪ではどこへやら。

度重なる交戦で犬歯1本半を失ってしまいました。
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この段階で血筋存続ために早々に引退させて妊活開始。

後に私好みの猟芸を示すユキカゼ号との間に子を授かりました。
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ユキカゼ号は温厚かつ冷静な 判断力の高い犬。

今現在の捕獲率は8割で、これもまずまず。

激しめのカノ母さんと、パワフルで温厚なユキ父さん。
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子たちはそれぞれの親に似て気質は色々でした。
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で、ここ数日は冒頭のように悩ましい状態に。

カノの体を考えると、これが最後とした方が良さそうな繁殖タイミング。

熱中症を考えると冬場の方が安心ですし。

夏のカノの子育ては暑さとの戦いでした。
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子たちはヒンヤリしたコンクリートに貼り付いて気持ち良さそうでしたが。
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さて、どうしたものか。

カノの血筋の存続を確実なものとするならば、もう一度 子を取るべきか。

それともカノの子のスルガに次を委ねるか。

そうなるとオス探しがまた大変ですが。

アレコレと考えているうちにカノの発情期が本格化しそう。

兎にも角にも悩みます。



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悩ましい猟行

豚熱や錯誤捕獲の影響で猪がスッカリ減ってしまった私の猟場。

農作物被害の減少や豚熱伝播の抑止の観点からは好ましい事だと言えます。

しかし、猪犬に仕込むべく三重地犬の若犬たちの訓練は中止せざるを得ない状況で、完全に宝の持ち腐れ状態。

「鹿は獲物ではない」と教え込むにおいても、猪が居ないことには理解させ辛い。

このまま今猟期を棒に振っていいのだろうか。

そんなことを思いながら、頭の中では猪の居そうなところを考えてみます。

でも、どこを考えても鹿だらけ。

参ってしまいます。

昨猟期に訓練を行ったユキカゼ号は鹿を深追いせず、猪を獲ることが仕事だと理解してくれました。
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5回の出猟で4頭の猪を獲らせてくれたことからも、それが伺えます。

その間、あえて鹿には引き金を引きませんでした。

ユキカゼ号はそれを覚えていると思うのですが・・・更なる理解を固定したい。

そんなことで、明日は鹿への反応確認も含めてユキカゼ号と出猟してみるか。

猪に当たると いいのだけれど。



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ワンワンポッキー

さて、洗濯物を取り入れましょう。

補修した猟服を洗って干しておいたのです。
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仕事で遅くなったものの、乾燥には絶好の気候で乾き具合はいい感じ。

ではキレイに たたみましょう。

って、違うやんかコレ。たためんわ。カチカチやねん!
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どうやらピンチハンガーを間違えたようです。。。
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と、わざとらしいボケ突っ込み、ゴメンナサイ。

鹿アバラにタコ糸をチチワにして取り付けて、それを洗濯バサミに挟んで吊るしたのは数日前。
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天候が味方してくれたおかげで、鮮度の良いままカチカチの骨付き鹿ジャーキーが完成しました。

これがまた酒の肴には たまらないのです♪

って、違うやん、ワンワンポッキーやで!
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またもや わざとらしいボケ突っ込み、ゴメンナサイ。

猟犬たちのオヤツの出来上がり♪

なんだか遊星からの物体Xみたいだけど。。。

さぁ、綱引きならぬ骨引きだ!

負けないぞ!

カノの必死の形相が見たかっただけですが。
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イジワルしてゴメンネ。

ポリポリと美味しそうに食べてくれました。

カノ、一日一本だよ♪




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鈴木厚雄さんと猪犬マコ

昨夜、犬舎移設地のベッドで横になりながらラインの動画に見入ってしまいました。

浜松の猪狩師 鈴木厚雄さんからラインで この猟期の成果を送って頂いたのです。

今は亡き私の師匠とは猪犬つながりの盟友でもある鈴木さん。

その御年を感じさせない猟運びで、猪犬マコと共に次々と大イノシシを仕留める様は圧巻の一語に尽きます。

また、このマコが凄い。

鹿児島の猪狩師が作出し、仕込み上げられた状態で鈴木さんの所へやって来たマコ。

マコの猪犬としての能力の高さと共に、仕込み手の技量の高さが一瞬で分かるほどの究極の猟芸。

そしてそれを完璧に使いこなす鈴木さんの高い技量。

拝見させて頂いて実に気持ちが良いのです。

そんな状況判断に優れるマコは、勇猛さの中にも決して猪を侮らない慎重さを有している。

これで2才とは驚きです。

まさしく真の一銃一狗・・・それもこの御年で・・・失礼。
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体重は・・・デカ!
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お次は・・・これもデカイ!
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吊るすと更に・・・厚雄さん、横に立てばよかったのに。
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重さは・・・

えっ、意味が分からないんですけど。。。
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と、これは11月に入ってからの一部。

マコは中島猪犬訓練所の三重地犬をベースに作出した猪犬に、四国の地犬をかけ合わせたミックス犬。
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鈴木さん曰く「60年猪狩りをしてきた中で、これほどの犬は初めて」とのこと。

分かる気がします。

私は そんな鈴木さんから勇気と元気を頂いた次第。

我が家の中島犬 ユキカゼ号と、その子たちの仕込みにも火が着きました。
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しかし、豚熱の影響もあり、私の猟場は開店休業状態。

そんな窮地の猪は、そっとしておいてあげたい。

ところが犬舎移設地の鳥獣保護区の森には猪が沢山いる。

嗚呼、狩猟の神様のなんと意地悪なことよ。

しばらく辛抱が続きそうです。



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