fc2ブログ
 

生きもの二人三脚

私はサルになる

夏の間は杉の大木の上から照っていた太陽。
SC06245.jpg

ところが冬に向かうにつれて太陽が下がり・・・

昼間の2-3時間は、杉の大木のせいで犬舎に日の当たらない区画が出来るようになってしまいました。
SC06250.jpg

これは実家でも同様の事が起こっています。

昼間の2-3時間、父が寒い寒いと震えている。

日差しの温もりが欲しい季節なのに、杉の大木がそれを遮るとは何と皮肉なことよ。

どちらも地権者には許可を得ているため、伐採しても良いのですが、どうしたものか。
SC06246.jpg

ド素人の私では、どうすることも出来ない杉の大木群。

高さは20mほどもある。

しかし父と猟犬たちのことを思うと、俄然ヤル気が湧いてきました。

枝打ちならば私でも出来る。

以前、高さ10mほどの栗の枯れ木は・・・
SC00864.jpg

小一時間で半分に。
SC04920.jpg

そこで本格的に作業を進めるために昇柱器を物色して、先程ポチりました。

これを猟で使うピン無しの足袋に装着して、安全帯と共に大木を登るのです。
fg2a.jpg

幸いにして私は煙と同じで高い場所が大好き。

小学生の頃は校内の給水タンク塔に登り、教頭と担任の先生から注意を受けたことがあります。

「あんな高い所に登って危ないと思わなかったの?」の問いに・・・

「思いません。登りたかったので登りました。隣の高校が良く見えました♪」と答えて呆れられた記憶があります。

また中学生の頃は山頂の電波塔に登り、眺望を楽しんだりと。

「下にいた友達が米粒くらいに見えたんだよ♪」と得意気に父に話したところ、完膚なきまでに怒られましたが。

でも、今回は父のお墨付き。

「おぉ、頼むよ!」と。

その言葉に調子に乗って・・・

天に昇ってしまわぬよう、安全第一で作業を行いたいと思います。



応援ありがとうございます!
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

スポンサーサイト



こんなところに大本営

犬舎移設地に建つ築50年の古家。

この古家をリノベーションして完全無欠の猟師小屋にしてしまおうと計画しています。

敷地内には解体場と残滓埋却穴、そして犬舎を完備。

古家内は数人が宿泊できるようにして、ダイニングには大きなテーブルと薪ストーブを設置。

コンロや燻製器も ぬかりなく。

プロパンのガスコンロとは別に、イワタニの『炙りや』と、自宅の玄関に鎮座している自作燻製器を持って行く予定。
DSC03656.jpg

と、そんな構想なのです。

今の段階では解体場、埋却穴、犬舎はOK。

古家の方は、とりあえず寝泊まりは大丈夫。

廃材を組み合わせて作ったベッドは、深い眠りへと誘ってくれます。
SC06059.jpg

時々、猟犬たちに叩き起こされますが。

昨晩の犯人は野ネコでした・・・2回も。

因みに野ネコとは、ノラネコより更に山中での生活に順応したワイルドなネコのこと。

私はそんな野ネコのことを「イズヤマネコ」と呼んでいます。。。

ところで・・・

ダイニングには、まだメインの照明を取り付けておらず。
SC06060.jpg

これは梁を接合してからの予定ですが。

洗面所、トイレ、風呂場は照明も含めてバッチリと修復。
SC06058.jpg

とくにお風呂は快適♪

最新鋭の給湯器を備えました。

おぉ~いい湯だな。
SC06063.jpg

この調子で作業を進めれば、一年後には構想にかなり近付いているものと思われます。

そんな中、一つだけ謎な出来事があったのです。

どんなに隙間を塞いでも、掃除したはずの床や壁にヤモリの糞が付いている。

リノベを進めるにあたり、その様な隙間は次々と修復しているのですが。

ところが昨晩に、その謎が明らかに。

開け閉めしていなかったトイレの引き戸を掃除したところ・・・

引き戸と壁の隙間に3匹の大きなヤモリを発見。
SC06062.jpg

でも刺激しないように引き戸を元に戻します。

「なるほど、ここだったんだ」と妙に納得。

しかし冬へと向かう今の季節、外に放つのは可哀そう。

爬虫類好きの私は、彼らに「レツゴー三匹」と名付け、そのまま見守ることに。

それにしても、空間認識能力の高いヤモリならではの大本営にはビックリ。

これではイノシシやシカの能力の高さも言わずもがな。

翻弄されっぱなしなのも頷けます。




応援ありがとうございます!
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

黄昏時のマイティ・ソー

続いていた職場でのバタバタが一段落。

しばらくは仕事が早めに切り上げられそうです。

とは言っても職場から犬舎移設地に直行しても、1時間もすると辺りは暗くなりだします。

夏の間は、もう2時間は作業が出来たのですが。

今日も日暮れ前に到着して、まずは猟犬たちのお食事タイム。

すぐに作業に取り掛かります。

単頭飼育区画の増設が まだ終わっていないのです。

まずはチップソーで単管パイプを切断。

単管パイプの梁を渡して・・・
S__2097158_0.jpg

同じく単管パイプの杭をムジョルニアで「ウリャ~!」と打ち込みます。
S__2097157_0.jpg

それを梁とクランプで接続。

と、この時点で日暮れまで秒読み段階。

皆さん、今日はここまでで宜しいでしょうか。

クンクン、まぁ、仕方がないワン。。。ってな感じかな。
S__2097155_0.jpg

この15分後には手元が分からなくなるほどに暗くなってしまいました。

まさしく秋の夜長。

今週末からは寒気が近付くようです。




応援ありがとうございます!
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

最後っ屁

今日は仕事が早く終わったため、色んな物を犬舎移設地へと運び込みました。

中には届いたばかりの新兵器も。
SC05967.jpg

我が家にて封を開けると、逞しい姿が露わに。
SC05968.jpg

これは、やってくれそうな予感がします。

犬舎移設地に着くと、もう日が暮れそう。

まずは猟犬たちのお食事タイム。

それが終わってからの荷物の搬入。
S__2089009_0.jpg

夜は真っ暗となる犬舎移設地。

ビクセンの天体望遠鏡が久々に活躍しそう。

星を見るのが楽しみです。

あと、電源のいらない昔ながらのストーブは、東日本大震災の時に買ったまま一度も使用せず。

南海トラフ地震に備えていたのですが。

では、新兵器の掃除機を試運転。

おぉ、なんと強烈な吸引力!

試しに部屋の掃除に使って・・・ついでに虫の死骸も!

それが全ての過ちでした。

部屋中に充満する、あの独特な臭い。

死骸と思っていた物体は、死んだフリをしていたカメムシでした。

もう最低。

強力カメムシ臭発散機と化した強力掃除機。

やはり、やってくれます。。。

すぐにスイッチを切りました。

問題なのは、師匠の忘れ形見。

遺品整理の時に「よろしかったら連れ帰って下さい」と長男さん。

飼育をお願いされてしまったのです。

我が家からのお引っ越し。

これからも よろしくね、シカ造君。。。
477503088328966244_0.jpg

さて、どこに掛けましょう。

・・・・・

いつまで経っても消えない古家のカメムシ臭。

その足で我が家に帰ったのは言うまでもありません。




応援ありがとうございます!
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

獣医師のアドバイス

じゃんさんのブログを読んで「そうそう我が家も」と獣医さんへ。

イトちんの兄妹たちを先頭に猟犬たちの集団接種に行ってきました。

貯めていた小遣いの全てが猟犬たちの安全に役立つと思うと、感慨もひとしお。

安堵のあまり、色んな涙が出てきます。。。

そして、いつもお世話になっている獣医さんには犬舎移設地のことを伝えました。

私の決断に驚きを禁じ得ない獣医さん。

「毎日 世話しに通ってるんでしょ。大変だね」と。

古家に泊まる場合もあることを伝えると、笑われてしまいましたが。

直後に真顔になった獣医さん。

「その場所は日当たりは良いの?」と。

伐採による抜群の日当たりの良さと・・・
SC05876.jpg

古家の土台下の日陰のことを伝えると、笑顔が戻りました。
SC05782.jpg

「それなら大丈夫だね。犬は日陰で飼うと長生きしないからね。すぐにダメになっちゃうよ」と。

日光に当たって体全体を温めることは、免疫力アップに大きく貢献している旨を教えて頂きました。

人もそうですが、犬の場合は、とくにそれが顕著だと。

これは犬たちが日向に拘ることを実感していた私としても、合点のいく話。

昨日は私も猟犬たちと一緒に日向ぼっこ。

しばし犬舎の中で昼寝をしてしまいました。

そんなことで・・・

これから単頭飼育区画を増やす上でも、獣医さんのアドバイスは『日当たり』の重要性を再認識させてくれました。

風対策と併せて万全を期したいと思います。




応援ありがとうございます!
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村