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生きもの二人三脚

フレンチジビエ料理と有害鳥獣捕獲

今日は午前中は雨が持ちそう。

とのことで、春からの有害鳥獣捕獲が始まってしまいました。

ちょっと消極的な気持ちの私。

ここから8月までが結構キツいのです。

熱中症との戦いになるし、ダニだらけで油断できないし。

猟犬たちだって暑さでキツそう。

まずは朝の作戦会議。
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捕獲区域は役場からの指示で予め分かっていたため、今日はトラとマルコを出動。

タツを抜けられると厄介な捕獲区域なため、ミドルレンジが得意な2頭としました。
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まずは尾根まで上がります。

クンクンと・・・獲物のニオイが香るよう。
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猟犬たちを放つと、程なくして鳴き出しました。

追った先のタツに無線を飛ばします。

そして鉄砲が山々に木霊し・・・でも無線は無し。

「鳴らした人は無線を入れてよ」と無線を飛ばす私。

大物猟を殆ど知らない新人さんが何で捕獲隊に入っているのかは分かりませんが、そのくらいは知っておいて欲しいな。

結局、その新人さんのところに掛かったシカは全てハズシ。

ちゃんと教えてあげないとダメかな。

まぁ、次は頑張ってね。
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その後、ベテランさんたちがシカを捕獲。

と、足元に燦然と輝く物体を発見!

また、アーティストの血が騒ぎます。。。
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テイクアウトすることに♪

適度に、私とのコンタクトを取りに戻って来るトラとマルコ。

次はイノシシの寝家へとGO!

すると、トラとマルコの動きが慌ただしくなり・・・鳴き出しました。

程なくして銃声がドシャン!

「イノシシを転がしました」と無線で若手凄腕ハンターさん。

そしてまた、違う方向で銃声が2発。

今度は「ごめん、イノシシがタツの外へと行っちゃった」と、ベテラン凄腕ハンターさん。

離れたところをイノシシがスッ飛んで行ったようです。

こればかりは仕方がないですね。

こっちの方はトラが追跡。

一方、転がした方のイノシシは、マルコのお手柄。
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その後、なんとかトラを回収。

ハズした方のイノシシには逃げられてしまいました。
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そして雲行きが怪しくなってきたため、今日はこれでお仕舞い。

長時間にわたり捕獲区域内を歩き回った私。

もうクタクタ。

早く家に帰って、シャワーを浴びて・・・

ダニを洗い流したい・・・汗もだけど。

この時季の有害鳥獣捕獲はやっぱりキツイな。

本部に戻ると・・・

おぉ!そうだった!

今期からのお弁当を、捕獲隊の隊員でもあるフレンチシェフさんが用意して下さることになっているのです。

ウッホホ♪ 楽しみ~♪ 

待ってました~!

その名もなんと!「猟師が食べる フレンチジビエ料理」
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シブすぎ!

もう我慢できん、オープ~ン!
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お品書きまである~!
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いっただきま~す!

こ、これがプロの味なのか ((((;゚Д゚)))))))

旨すぎ~!

ウオ~! オレは猛烈に感動している~!!

有害鳥獣捕獲、最高!

国民のために頑張るぞ!

「熱中症」だ「ダニに噛まれて痒い」だなんて、なんのその!

有害鳥獣捕獲が始まって、なんだか嬉しいヤル気満々の私♪

ちょっと移り気な年頃のオッサンなのでした。。。



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猟犬と悪魔のスープ

今日は、この猟期最後の日曜日。

絶好の狩猟日和に胸も高鳴ります。
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以前、お世話になった方々から勢子役を仰せつかった私。
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その大役に最高の状態で臨まなければと。

猟犬の頭数を増やして完全鳴き止めする作戦も考えましたが、それでは忍びない。

私の勢子撃ちで終わってしまいます。

やはり、タツの皆さんに撃って頂いてこそ、そのご恩に報いることができたと。

そして「仕留める」に至るまでも楽しんで頂きたい。

それには「猟犬の鳴き」が手っ取り早いのです。

我が家の合唱団の中でもベテランの2頭を連れて行くことにしました。

コーシンとトラ。

この2頭の鳴きは強烈。
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「鳴き」でイノシシにプレッシャーを与えるタイプの鳴き止めを猟芸としています。

そして鳴き止めた場合は私が状況に応じて、勢子鉄砲を一発。

イノシシはタツ場へとスッ飛んで行くのです。

ここで、以前から試そうと考えていた生体実験に踏み切ることに。

それは猟犬をパワーアップさせる実験。

筋肉をフル稼働させ続けるために、猟の数日前より塩気の多いエサを給餌。

ここに至るまでは、私自身を検体とした実験も重ねてきました。

数日前より塩気の多い食べ物を酒の肴としてみたのです。

そうしたところ、足が攣らなくなりました。

しかし、これは諸刃の剣。

私の場合は高血圧による様々な成人病に晒されることにも。

一方、猟犬の場合は頑張り過ぎてイノシシ攻撃を受けてしまったりと。

でも、百戦錬磨のコーシンがいれば、それは大丈夫でしょう。

トラを上手くリードしてくれるハズです。

そこで調理したのが、イノシシを必ず捕獲するためのスープ。

名付けて「悪魔のスープ」
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作り方は簡単。

煮干しとキャベツや白菜を茹でるだけ。
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ところが一つだけ頭を使うことが。

塩分濃度です。

平たく言いますと「塩加減」

煮干しは4%程度の塩分を含んでいます。
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それを加味した上で、全体の塩分濃度が「0.9%」つまり生理食塩水程度の塩加減とするのです。

これは海水のおよそ4分の1ほどの塩分濃度。

けっこう塩辛いです。

これをドッグフードにかけて一週間ほど与えました。

そうしたところ、今日の2頭はヘン!

猛り狂ったかのようにイノシシを鳴き立て続けたのです。

それは明らかにいつもとは異なるレベル。

二回戦とも強烈でした。

タツの皆さんも大興奮!

私もハッスル!

そうしたところ、なんと!

見切った通りにイノシシが起きたものの、全てタツを抜けられてしまいました。

鳴き止め現場に追い付けなかった私にも問題大あり。

塩気の多い酒の肴に、いつもより飲み過ぎてしまい、体重増。

いつものように走れませんでした・・・足は攣らなかったけど。

肝心の2頭は張り切りすぎて、二回戦ともイノシシを山裾に落としてしまい・・・

さらに私が鳴き止め現場に追い付けず・・・タツの間隙をサヨナラ~♪と。

その後も、私が鳴き止め現場に追い付けませんでした。

私の無線によるアシストも、後手に回ってしまいましたし。

「悪魔のスープ」が「悪夢のスープ」となってしまったのです。

猟期最後を有終の美で締めくくるハズだったのに。

でもまぁ、たまにはこんなこともあります。

って「たまに」の巻き狩りなのに・・・

もう、お仕舞いなのに・・・

皆さんごめんなさい。

しかし、良いこともありました。

多少、喉が渇いたものの、最高気温20℃以上だったにもかかわらず、疲労感はありません。

それはコーシンもトラも、そうみたい。
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これは決して負け惜しみではありません。。。

それともう一つ。

初めて確認できた事がありました。

同じ悪魔のスープを食べさせていたマルコ。
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そのマルコの排せつ物の中に犬回虫が。

犬回虫は、既に天に召されていました。

これは塩気が効いたのか?

犬回虫には本当の「悪魔のスープ」となったのかもしれません。

よって私の実験は今後も続くのでしょう。。。

でも、普段はスープに塩を追加投入するのはヤメておいた方が良さそうです。

・・・・・

マルコに駆虫薬を飲ませないと。




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ナイスな猟師小屋

猟師小屋。

この「隠れ家」的な響き。

狩猟者ならば誰もがワクワクすると思います。

もちろん私もその一人。

何れは絶対に自分の猟師小屋を作り、大勢の猟師でワイワイやるのが夢。

そんなお手本とも言うべき猟師小屋に、今日はお邪魔をしました。

中に入ると、ほぼ普通の家。。。
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室内灯だってLEDだし、冷蔵庫も最新式の大型が2台もあるし、液晶テレビだって。

おまけに10人は寝泊りできます。

そして水は湧水を引いていたりと。
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何しろ、すんばらしいのです。

やっぱり猟友会会長率いる猟隊は一味違うのです。

たまに共猟させて頂くと、勉強にもなるのです。

そんな今日の猟果はシカばかり。

下草が殆ど無いのにも関わらず、シカの生息密度はまだまだ高い。
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イノシシは、その痕跡すらありませんでした。

私は勢子として、鳴き犬パックで巻き狩りに臨みました。
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それはそれは賑やかな猟場に。

山々に木霊するコーシンとトラの鳴き声に、私の無線の声も弾みます。
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でも、この猟場は以前に私が谷にズッコケ落ちて・・・

と言うか、転落してしまった思い出の?場所。

おぉ...危ない危ない。
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自分が掴む木の枝は、絶対に枝先を見るべし!

今の時期なら、新芽が有るか否かを必ず確認!

無ければ枯れ木かも!

おバカさんな私は「お~っと、危ない」と確認せずに掴んだ木が枯れ木で・・・

真っ逆さまに。

今、何とかブログを更新できているのも、担いでいたオート5のおかげ。

先台と銃床がバッキリボッキリと。

しかし、それが転落のショックを吸収してくれたのです。

いささか話は逸れましたが・・・

猟師小屋。
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狩猟者となった喜びを存分に味わうことが出来ます。

今日も一日、楽しませて頂きました。

お世話になりました。




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出会いの多い一日

昨日のイノシシを追って、今日もカノとマルコで同じ猟場に出猟しました。
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あまりにもの強風で、昨日はイノシシの捜索を諦めざるを得なかったのです。

足跡を見切る限りは12貫ほどの手ごろなイノシシでした。

なんとか捕獲したいところ。

いっそのこと、コーシンとトラの力業で獲ってしまおうかとも考えましたが、それではつまらない。

覚醒しかけているマルコの訓練には持って来いの大きさのイノシシですから。

その対峙訓練の先導犬は、やはり私の手足のように動いてくれるカノが適役。

猟場をしばらく進むと、その作戦通りにカノがイノシシを起こし、それにマルコが続きました。

GPSで確認する限り、2頭はシッカリと足並みを合わせて、イノシシと対峙。

しかし、ここでも私が追い付けない。
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動いては止まり・・・を繰り返し、とうとう私から300mも離れてしまった・・・

ところが暫くすると、カノとマルコが戻って来たのです。

そこで私は慌てるハメに。

カノの口周り、そしてGPSに血が付着。

慌てて調べるも、口の中も含めてカノに外傷は無し。

普段、中サイズ以上のイノシシには、あまり口を使わないカノですが・・・

「父ちゃん、早くこっちに来てヨ」と言わんばかりのカノについて行きます。

そしてカノとマルコがイノシシと対峙していたであろう近辺に到着。

しかし辺りを捜索するも、対峙現場の特定には至らず。

よって、そこからイノシシの足跡を追うことも出来ませんでした。

どんな展開だったのかは定かではありませんが、未練タラタラのカノと・・・
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体力不足でクタクタのマルコ。
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とりあえずイノシシが逃げたであろう方向に進み、途中の川で一休み。

すると何処からともなくやって来た、他の猟隊のプロット君。
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「あれ、キミは何処から来たんだい?」と頭を撫でると、シッポをフリフリ。
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カノとマルコにも優しく接してくれます。

とても扱い易いシッカリと訓練された猪犬であることが伺われます。
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はい、カノ・・・嗅がないの。

私たちはこれ以上進むのをヤメることにしました。

この先では、このプロット君の猟隊が猟を行っているハズ。

こんな時は私たちは動かないのが一番。

放っておけば、プロット君は自分の猟隊へと帰って行きますから。

3頭はお互いに挨拶をして・・・プロット君は元山へと帰って行きました。
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その後、猟車への帰り道で、今度はマルコがシカを発見。
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それにカノが続き・・・

先ほどの無念を晴らさんがばかりに猛追を掛けます。

あっと言う間にマルコを追い抜き、シカを追っている様子のカノ。

と、思っていたら2頭の鳴き声がこっちに向かって戻てきた!

マズイ!

川沿いを来るのか!

経路沿いを来るのか!どっちだ!

すると「ドッタカ ドッタカ」と地響きを伴った足音。

「デカいぞ!」と構えたその方向は私から20m離れた経路の方。

川沿いと睨んでいた私は経路の方向に銃を向け直します。

そこに猛スピードで3段角の大シカが2頭!

しかし、手前のボサで角しか見えない!

引き金に添えた指にブレーキを掛けます。

無理をするのはヤメました。

その後ろをカノが矢のように追いかけ・・・少し遅れてマルコ。

まぁ、仕方がないですね。

しばらくして戻ってきた2頭。

と、同時くらいに川を挟んだ隣山から聞こえてくる犬たちの鳴き止めの声。

そちらに向かおうとするカノとマルコを制止し、逆方向へと誘導。

鳴き声からして隣山には4頭くらいはいる感じ。

いっそのこと私が行って仕留めてしまいたいくらい。

そんなことを考えながらも先を急ぎます・・・

あれ?

少し先にハンターならぬハンターカブを発見。
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ライダーさんに話を伺うと・・・

「林道を進んでいたら道が狭くなって・・・でも何処に繋がってるのかなぁ・・・」と。

この先は走行困難箇所があることと、幾つにも経路が枝分かれしていて、帰り道を誤ると迷ってしまう旨を伝えました。

私の方はハンターカブについてアレコレと質問。
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ハンターカブ・・・欲しい・・・。

そして、しばしの雑談を。

最後にお互いに写真を撮り合い、ライダーさんは元の林道へと引き返していきました。

その直後に遠くの方で銃声が一発。

「あっ、カノの獲物を獲られちゃったね。あのプロット君が頑張ったのかな」
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と、カノとマルコに話しかけ・・・

家路につくことにしました。
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帰り道の途中、先輩勢子Tさんの家に寄って、猪犬のチビちゃんを見せてもらうことに。

ご本人は猟に出掛けて不在でしたが、娘さんにお願いをして・・・

ウヒョ~可愛い~♡ 
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コロンコロン♡
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スッカリと癒されてしまいました。
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お邪魔しました♪ありがとね♪
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猟は残念な結果となりましたが・・・

カノのマルコへの気遣いぶりや、マルコの成長が確認できて私は大満足。

それに色々と出会いもありましたし。

今頃、ライダーさんはSNSに私たちとの出会いをアップしていることでしょう。

私もブログにアップさせて頂きましたからね♪

今日は、なんとも楽しい一日でした。




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ミノフスキー粒子

今日は予報のとおり、朝から強い風が吹き荒れました。

厳しい猟になりそうな予感。
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こんな日は掛け声なしでも私の位置を意識し続ける和犬のカノ1頭で臨みたいところ。

一方の洋犬たちは、掛け声をかけて私を意識させている間はカノと変らぬ捜索範囲。

ところが掛け声を全くかけないと、その範囲は広がりがち。

強風の日は、その掛け声が上手く届かない事が多いため、使い辛いこともあります。

でも、和犬のような動きを見せるマルコならカノとだったら大丈夫なハズ。

よってマルコの訓練も兼ねてカノと2頭で猟場へと。
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猟場に到着して見切ってみると、いいサイズのイノシシの足跡を発見。

カノは既に獲物の存在を気取っています。
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しかし、強風を避けて奥山の猟場を選んだものの、それでも木々が激しく揺れて風音も大きめ。

猟において「音」に頼ることの多い私としては、やはりヤリづらい。

とりあえず2頭を放ち、猟を開始。

すぐに獲物を見つけたようで、2頭揃って一気に走り出しました。

そして、程なくしてGPSからの情報が途切れます。
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電波障害です。

追跡方向からして谷間に入ったのでしょうが、この奥山の猟場は谷だらけ。

ムムッ!忌々しい!

音もGPSも頼りにならず、完全な有視界戦闘状態。

こんな時は、その忌々しさを紛らわすために・・・

原因は『ミノフスキー粒子』にあると考えるようにしている私。。。

その影響を回避するために・・・

犬たちが居るであろう谷筋に沿った尾根上に移動するかな。

などと考えていたら、犬外れでシカがこちらへ逃げてきた・・・

で、御免。

よろけたシカは、そのまま尾根下へと。

別のシカを追ったであろう2頭はそのままにして、私は半矢のシカを追います。
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そうしたところ、50mほど下ったところでシカは絶命。

尾根の猟車までは100m以上はあるため、30mほど下った川沿いの農道へシカを下ろし、犬探しに。

程なくして2頭を回収し、本命のイノシシを追い直します。
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しかしその後、更に風が強まり、猟を断念。

2頭を猟車に乗せ・・・
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農道に下ろしたシカを回収し、その後、家路につきました。
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それにしても今日の風も何とも忌々しい。

花粉の飛散も相当なものだったのでしょう。

クシャミが止まらないわ、目が痒いわで更に忌々しい。

そんな時も・・・

ミノフスキー粒子に例えて気持ちを紛らわせている、少年の心を忘れない私。。。

富士山までもがミノフスキー粒子のせいで霞んで見えます。
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なんとも手強い粒子なのです。

車だって、こんなだもの。
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ところで・・・
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動くガンダムの実物を見たいな。




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