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生きもの二人三脚

罪な未熟者

今日は発情期あけのカノと出猟。

今猟期のカノは空振り知らずで、いい仕事をしてくれています。
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さて、この猟場では如何に。

久々の出猟で、ワクワクしている感じがリードの引きで分かります。

でもここは一旦停止!
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ビリビリしちゃうからね。

私は以前、ここを跨いだ時に股間(ズボンの上から)を電柵に接触させてしまい・・・

大切なところがダメになるところでした。。。

さて電撃関所の向こうに広がる猟場には、見切りどおりイノシシが居るかな。
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おそらくは、このシダの群生地帯の中に14・5貫くらいのイノシシが寝ているハズ。

しかし、この猟場にはシカも3頭は入っている。

よって尾根伝いの捜索ルートは取らずに、寝家直撃の急襲ルートを取ります。
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尾根だと、見当を付けている寝家の逆側斜面のニオイも取ってしまいますので。

しかも悪いことに、風が逆側斜面から吹いている。

出来るだけ尾根から下がった斜面を進みます。

が、やはり先にシカのニオイに反応したカノ。

カノは逆側斜面へと。

逆側斜面にはシカが多いのです。

そして案の定、カノが鳴き出しました。

白いお尻をペンペンしながら逃げる2頭のシカ。

その距離50mはあるなぁ・・・遠いなぁ・・・

シカのお尻が、ちょうど標的紙の丸くらいの大きさに見えます。

フィールドでの50mは、やたら遠くに感じるのです。

私のブッタ切り平筒の水平二連。
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その有効射程は5m。。。

よし、イッチョ命中させてやる!

仰角よ~し!

なんてことはありませんが、素早くドシャン!

もうイッチョおまけにドシャン!

水平二連だから、これでお終い。

ところが、こんな水平二連でも、射撃場に行けば丸の中に全弾シッカリと収まります。

シカは行っちゃったけど。。。

でも命中していれば、カノから逃れることは出来ないでしょう。

すぐにシカの足跡を追います。

すると20mほど先に血のり。
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更に足跡を追うと、所々に。

出血量からして、かすった程度か?
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もろに弾を食らった場合は、こんな少量の痕跡ではありません。

GPSを見てみると、カノは300m先の川の中。

あぁ、やっぱり。

シカは「ヤバイ!」と思うと、水量の少ない川を逃走ルートに使ったりもします。

私は猛ダッシュを開始。

ミカン搬出用のモノレール沿いを走ってショートカット。
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農家さん、ごめんなさいよ!

写真なんて撮ってる場合じゃないけど。

そして、川に到着。
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お~い、カノやい、どこ行った~。

アタシはココよ。
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あのシカ、全然元気。
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堰堤でモタモタしている間に逃げられちゃった♪
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ところで、どこから上がったらイイの?
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と、言ってる感じ。

カノよ、すまん。

結局、シカを半矢のまま逃がしてしまいました。

これは銃猟として一番罪深いこと。

イノシシのように川などに逃げず、足跡を残してくれたら何処までも追えるのですが。

中途半端な射撃をしたつもりはありませんが、結果として同様の事に。

まだまだ精進が足らないと、反省しきりの猟となりました。

因みに、イノシシの足跡はインプット。

極端に少なくなったイノシシではありますが、来週またリベンジ。

この騒ぎで移動する猟場は分かっています。

足跡を追うのみです。



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強風下の猟

山を犬でかき回して獲物の移動を促し、罠に掛かるようにと提案したのですが・・・

連絡が取れた罠師に聞いてみたところ「全員、罠を引き上げたよ」と。

何名かは別の場所の罠を残したようですが、殆どは開店休業状態だそう。

ならば仕方がない、別の大きな山の高い場所を探ってみるかな・・・
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などと考えていたら、急に凄い南西風が吹き出しました。

本当に突風状態。

こんな日は犬を引き難いため、どうしたものか。

急遽、予定を変更。

大きな山の風裏で猟をしてみることに。

風が強過ぎると、犬はニオイを取りづらくなり、捜索に時間が掛かってしまうことも多くなります。

またイノシシを起こし切れない場合も。

そんな時は風裏で猟をした方がやりやすいのです。

強風の日が続いたりすると、風裏に獲物が移動していることも多いですし。

今日は発情期真っただ中のコーシンは、お留守番。

カノは発情期が終わった感じではありますが・・・

先輩勢子のTさんのハナのようになるとマズイため、やっぱりお留守番。

よって桃色フェロモンにより、悶々とした毎日を過ごしているトラを連れ出すことにしました。

青春のエネルギーをスポーツで発散させるアレです。。。

頼むぞトラ。
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捜索レンジは私を中心に半径50~200m内を行ったり来たり。

コンタクトを取りに戻って来るタイミングが心地良い。

休むことなく一生懸命に捜索を続けます。
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でも・・・竹藪周りは早かったかな?

タケノコは、まだみたい。

イノシシが小さなタケノコを掘った跡がありませんでした。

新しい寝家はありましたが、お留守でしたし。
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こりゃダメかな?

なんて思っていたら、トラが私からどんどん遠ざかって行く。
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そして時折、風に乗ってトラの鳴き声が。

GPSをみていると、今度は尾根周りを回り出した・・・こりゃシカだ。

私は尾根まで上がり様子を見ます。

シカは執拗に追われると、尾根を越えて開けた場所に逃げることもありますから。

すると程なくしてトラの鳴き声が近付いて・・・

その距離、100mを切った。

来るぞ!

尾根の通り(獣道)付近に狙いを付けます。

この猟場のシカの逃走ルートは頭の中にシッカリと。

猟場によりますが、シカが尾根を越える時は、大抵コースは決まっているもの。

そして・・・

狙いは的中。

御免。

トラよ、お疲れさん。
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今日は解体場が遠いため、現場で吊るし解体。

このくらいの小ぶりなシカなら、服を脱がせるように皮が剥がせます。
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実際には、この方法の方がシカの解体は簡単。

15分も掛からず解体は完了。

白バケツの中にシッカリと納めました。
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さて、午後からは我が家の裏山でミカサの訓練。

そして明日はカノの番。

猪犬たちに私が鍛えられる週末です。



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イノシシの皮剥ぎ

昨日、コーシンの頑張により捕獲できたイノシシ。

10貫に満たない大きさでしたが、脂の乗りは上々。

今回は完全な状態で皮を剥いでみることにしました。

とは言っても、土手の上から撃ったため、ちょっと恥ずかしい所に着弾。

・・・・・

いつもは解体場でサッと皮剥ぎをして肉にします。

しかし、今回は我が家で丁寧に皮を剥いでみることに。

小さな個体の場合は、プラ舟の上で捌くのはオススメです。

上とは言っても「裏」ですが。
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プラ舟の底がメッシュ状になっているため、滑り難く、イノシシが固定されます。

あとはヒモなどで足を固定すれば一人でも楽々皮剥き。
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皮に脂を付けずにギリギリのところで剥くのなら・・・

皮をたぐり、指先で厚さを確認しながら刃先で少しづつ皮と脂の境目を切り進めます。
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脂は皮に付けるより、肉に付けたいですからね。

そして皮剝ぎが背骨を超えたら、ひっくり返してもう反面。

しかし、今回はお頭付き。

いつもはこんな剥ぎ方はしませんが。
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リードが足りませんでした。

背中の穴は縫って塞がないと。

さて、どうしよう。

これで何を作ろうかな?

でもイノシシの皮って、意外と使い道が限定されるんですよね。

中に綿を詰めて、ぬいぐるみでも作るかな。。。



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嬉しいなぁ

幼少の頃より、けなされることはあっても、褒められることの殆ど無い私。

なので、たまに褒められると嬉しいのなんの。

今までに褒められたことは全て覚えています。

覚えられる程度の回数と言うことでもありますが。。。

この褒められて嬉しいのは年を重ねても一緒。

つい先日も、お隣のご主人が私に駆け寄って来て一言。

「いやぁ、ありがとうございました! いただいたシカの燻製、最高に美味しかったです! 上手に作られますね!」と満面の笑みで。
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その口調からも、本当に美味しいと感じて下さったのがヒシヒシと伝わってきました。

私としてもこんなに嬉しく、ありがたいことはありません。

日曜日、この話を猟仲間にしてみました。

有害鳥獣捕獲は人が集まらず中止が決定していたため・・・

ならば小人数でやろうとのことで、先輩猟師2人と私の3人で猟行決定。

「今日はシカを獲って、あっきょ君に燻製を作ってもらうだよ」と、ヤル気満々の先輩方。

「ならば私のとっておきの猟場へ行こう!」で、私は和犬のカノと共に。

カノはイノシシ好き好き犬。

でも、シカはそうでもないようで、少し追って諦めちゃう。

「犬探し」とは無縁の楽ちん犬のカノ。
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色々と経緯はあるのですが、ここまで極端な差のある犬も珍しいように思います。

でも、手返しは抜群にいいので、あとは私がフォロー。

で、狙いは的中!

猟を開始。

程なくしてカヤボサの中でカノが鳴き出します。

私は、慎重に現場に接近。

和犬の割に鳴きが途切れないため、カノの場合はけっこう近付きやすいのです。

するとボサの中に黒い影。

そのイノシシはカノに突進するわけでもなく、時折ボサの中から頭を出すだけ。

相手が少し大きかったため、カノも間合いを取って鳴いています。

よしよし、それでいいの。

では御免で・・・「ドシャン!」

と、その銃声に驚いて動いたであろう、別の場所にいたシカが、凄腕先輩により御用。

私たちは無線で大喜びの万々歳。

「今日は自主定数達成! もうヤメヤメ」と、先輩。

3人でヒィ~ヒィ~言いながら獲物を降ろし、解体場へ直行。

鮮度が命・・・とくに今回は。

カノもご苦労さん。
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猟はスグに終わっちゃったけど。

米一俵ほどの雌イノシシは、上質な脂が乗っていました。
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そして、シカ肉は全て私が預かります。
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冷燻は任せて下さいよ。

よし、頑張って作って・・・

先輩猟師2人に褒めてもらおう。




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居る所には居るものです

今日は私を筆頭に、皆でやらかしてしまいました。
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1回戦目のしょっぱなに、私の5m横をイノシシが・・・

2回戦目ではタツ張りの読み違いにより、凄腕先輩が大シカに逃げられ・・・

ついでに射撃の名手が13貫ほどのイノシシを5mの距離でハズし・・・

もう一人のベテランも同じくイノシシをハズしてしまったのです。

おまけに猪犬の先導犬もイノシシに咬まれて負傷。

2回戦やって、一体、何が何頭いたのか。

状況から判断して子イノシシも含め、イノシシが6頭、シカが2頭は居たでしょう。

そして成果はイノシシ2頭のみ。

こんなにお粗末な捕獲比率は今までで初めて。

色々と事情はあったにせよ、反省しています。



役場からの要請で急遽行うことになった有害鳥獣捕獲。
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普段は禁猟区ですが、農業被害が多いため、特別許可を得ての業務。

早速、高齢の先輩勢子Tさんのお供で、私も勢子として猟場の中へと。
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私の役目は主に遊撃。

猪犬がイノシシと絡んだ時に、現場にすっ飛んで行く役です。

猟開始から10分。

先輩勢子の猪犬たちが鳴き出しました。

「おっ、今日は早いな」なんて思っていたら・・・

「カサカサ・・・」っと、落ち葉を踏む音。

10貫ほどのイノシシが、足早に私とTさんの後ろを通り過ぎて行きました。

その距離5m。

私は安全を考えて、まだ弾を装填していませんでした。

「そろそろ装填するかな」と思っていた矢先の出来事。

間に合わないならジタバタせずに・・・

この際、今後のためにもイノシシの反応を観察してみようと。

「お、おい、何やってんだ」と狼狽えるTさん。
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私は弾を装填していたら仕留められる状況でした。

事情を話したところ・・・

「しょうがないね」と、Tさん。

そして続けて・・・

「イノシシのヤツ、余裕だったな。オレたちを見ても普通に歩いて行ったな」と。

「安全狩猟第一なので間際までは弾を装填しませんよ」と、言うしかない私なのでした。

結局、その1回戦目では別のイノシシを捕獲。
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ミカン畑の件でお世話になっている若手のW君が見事に仕留めてくれました。

そして二回戦目は5貫程の小さなイノシシを私が。
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その後も冒頭のような事が色々とあり、業務を終えることに。

失態だらけの一日でした。

噛み合わないにも程があります。

やはり、しょっぱなの私から、歯車がズレ始めた感は否めません。

皆さん、ごめんなさい。

それにしても、居る所には居るものです。

イノシシの良い寝家もたくさんありました。
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きっと、猟場から逃げ込んで来たのでしょう。

捕獲要請をした地区の自治会長さんから、夕方に電話がありました。

私は各自治会の会長さんはじめ、ニワトリやヤギを飼育している各農家さんと、いつでも連絡が取れるようにしてあります。

「イノシシ2頭捕獲」の報告を。

それ以上のことは言えなかった私なのでした。

逃げ込んだ猟場は分かっています。

来週はリベンジです。



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