森林の生態系を守るため、そして・・・
農作物被害を無くすために立ち上がった猟隊戦士カルンジャー。
パワードスーツとアーマードベストに身を固め、様々な戦闘具を操り、任務に・・・
任務遂行中はパワードスーツを脱ぎますが。。。
その戦闘具は、刈払機、チェンソー、ノコギリ、鎌、剪定バサミ等の、ほぼ植木屋さん。

そう「カルンジャー」の「カル」は「狩る」ではなく「刈る」
町内や猟場の山裾や農地周辺の草刈りをせっせと行い「山の生きもの」との戦線を、山側へと押しやる事をその任務の「主」としています。

実はこの活動は、私たち若手(相対的)捕獲隊員4人で行う予定でした。
他にはイベント会場や学際などに赴き、ハンター事情や狩猟文化を綴った自作のビラを配ることや、ハンターアピールのために壇上のマイクを握らせて頂くなどの計画を。
そして、それに当たっては「インパクトがあった方がいい」とのことで、4人でパワードスーツを着る予定だったのです。
レッド、グリーン、ブルー、イエローの4色を・・・もちろんアーマードベストを羽織って。
ところが、ここで大きな問題が発生。
カルンジャーグリーンの予定だった隊員は、身長173cm、体重100kg。

カルンジャーブルーは、身長182cm、体重100kg。

カルンジャーイエローは、身長168cm、体重110kg。

そしてカルンジャーレッドの私は、身長172cm、体重78kg。
身長と体重のデータは、この猟隊戦士カルンジャー活動を発案した1年以上前のモノ。
この数値を維持しているのは私だけ。
他の隊員はもっと悪化している感じ。
捕獲業務で会うたびに、私は彼らのお腹をポンポンと触診。
「赤ちゃん大きくなったね♪」とか「あっ!蹴った♪」とか「双子?」とか・・・
規格外の体型に元からスーツ装着不可能だった彼ら。
そのお腹は、どんどん大きくなっているのです。
つまりパワードスーツは特注品しか受け付けず、その値段は桁違いで高価。
そもそもカッコ悪いし。
よって猟隊戦士カルンジャープロジェクトは、早々に暗礁に乗り上げてしまったのです。
パワードスーツを装着できるカルンジャーはレッドの私だけ。
そのまま1年が経過。
そして・・・
「何とか活動を続けなくては」思っていた矢先のコロナ禍。
これでもう完全に頓挫。
でも、このままではハンターが居なくなってしまうかも。
10年、20年、30年と、先を見据えた活動を続けなくては。
今の子供たちが将来大人になり・・・
イベント会場でのカルンジャーショーを思い出し・・・
「ハンターになってみようかな」などと考えてくれる人が千人に一人でも現れてくれたら嬉しいけれど。
そして・・・
「小さな頃、幼稚園に猟隊戦士カルンジャーなんて猟師のオジサンが来て、面白い話をしてくれたな」なんて、新人ハンターが話してくれたら最高!
その新人君からは・・・
「ところで、あのカルンジャーの猟師さんは、もう亡くなられているんでしょうね」なんて聞かれそう。
それまで私は狩猟を続けていられるかな。

ねぇ、ウメちゃん。
いつも応援ありがとうございます!

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パワードスーツとアーマードベストに身を固め、様々な戦闘具を操り、任務に・・・
任務遂行中はパワードスーツを脱ぎますが。。。
その戦闘具は、刈払機、チェンソー、ノコギリ、鎌、剪定バサミ等の、ほぼ植木屋さん。

そう「カルンジャー」の「カル」は「狩る」ではなく「刈る」
町内や猟場の山裾や農地周辺の草刈りをせっせと行い「山の生きもの」との戦線を、山側へと押しやる事をその任務の「主」としています。

実はこの活動は、私たち若手(相対的)捕獲隊員4人で行う予定でした。
他にはイベント会場や学際などに赴き、ハンター事情や狩猟文化を綴った自作のビラを配ることや、ハンターアピールのために壇上のマイクを握らせて頂くなどの計画を。
そして、それに当たっては「インパクトがあった方がいい」とのことで、4人でパワードスーツを着る予定だったのです。
レッド、グリーン、ブルー、イエローの4色を・・・もちろんアーマードベストを羽織って。
ところが、ここで大きな問題が発生。
カルンジャーグリーンの予定だった隊員は、身長173cm、体重100kg。

カルンジャーブルーは、身長182cm、体重100kg。

カルンジャーイエローは、身長168cm、体重110kg。

そしてカルンジャーレッドの私は、身長172cm、体重78kg。
身長と体重のデータは、この猟隊戦士カルンジャー活動を発案した1年以上前のモノ。
この数値を維持しているのは私だけ。
他の隊員はもっと悪化している感じ。
捕獲業務で会うたびに、私は彼らのお腹をポンポンと触診。
「赤ちゃん大きくなったね♪」とか「あっ!蹴った♪」とか「双子?」とか・・・
規格外の体型に元からスーツ装着不可能だった彼ら。
そのお腹は、どんどん大きくなっているのです。
つまりパワードスーツは特注品しか受け付けず、その値段は桁違いで高価。
そもそもカッコ悪いし。
よって猟隊戦士カルンジャープロジェクトは、早々に暗礁に乗り上げてしまったのです。
パワードスーツを装着できるカルンジャーはレッドの私だけ。
そのまま1年が経過。
そして・・・
「何とか活動を続けなくては」思っていた矢先のコロナ禍。
これでもう完全に頓挫。
でも、このままではハンターが居なくなってしまうかも。
10年、20年、30年と、先を見据えた活動を続けなくては。
今の子供たちが将来大人になり・・・
イベント会場でのカルンジャーショーを思い出し・・・
「ハンターになってみようかな」などと考えてくれる人が千人に一人でも現れてくれたら嬉しいけれど。
そして・・・
「小さな頃、幼稚園に猟隊戦士カルンジャーなんて猟師のオジサンが来て、面白い話をしてくれたな」なんて、新人ハンターが話してくれたら最高!
その新人君からは・・・
「ところで、あのカルンジャーの猟師さんは、もう亡くなられているんでしょうね」なんて聞かれそう。
それまで私は狩猟を続けていられるかな。

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