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生きもの二人三脚

クラスター

マズイことになりました。

私の職場では、高熱を出してダウンしてしまった社員が続出。

それも同じ部門の人たちばかり。

私の管理ルームは階が違うのですが、戦々恐々と。

ダウンしてしまった人たちは症状が似ていて、急に体温が39℃近くに。

初めに熱の出た2人からは、今のところ新型コロナウイルスの陽性反応は出ていないとのことですが。

なんとも不安。

こちらの方でも高齢者へのワクチン接種がやっと始まったけれど、初回の割り当て数は極わずか。

隣の市などは19万人の市民に対して120人分。

なんだか少な過ぎて驚いてしまいます。

両親の住む町でも接種が始まったようで、それも同じく少数。

でも両親には真っ先に接種の順番が割り当てられたよう。

父が以前に心臓病を患い、大手術をしたからなのかもしれません。

つまり新型コロナウイルスに対して「一番弱い人」と行政が判断して下さったのでしょう。

何れにしても行政は少ないワクチンを如何に効率的に接種するかの調整をしているようですが、その作業は大変そう。

頭が下がる思いです。

初回接種割り当てが少ないのも、こちら静岡の感染者数が少ないからなのですが。

だからと言って油断は出来ません。

その点において、我が有害鳥獣捕獲隊員は皆さん優秀。

標的紙に穴を開けられない人や、平気でバラ弾を撃つ人でも、マスクは着用しています。

「猟友会クラスター」なんて事にならぬように感染対策はシッカリと意識。

その規範意識を少しでもいいので、捕獲業務の実務に向けて頂けると、ありがたいのですが。

そうだ、いいモノを思い出した。
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県農林事務所より配布された豚熱(豚コレラ、CSF)対策用の消毒薬。

これも使えそう。

どちらもウイルスが原因だもの。
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皆が触る物に噴霧するのもアリでしょう。

何しろ高齢の方が多いですからね。



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猟仲間の職業

ちょっと面白い私の猟仲間たち。

皆さん、とても社交的です。

お互いに色々とあるようですが、そこは大人。

何だかんだと言いながらも上手くお付き合いをしています。

これは、ひとえに銃刀法がもたらした副産物でもあるのでしょう。

この日本で鉄砲を所持するにあたって審査が厳しいのはご存知のとおり。

犯罪を犯した者は、その処分や懲罰が済んでから何年か経過しないと所持許可は下りません。

経過期間は罪の重さにより様々ですが、犯罪の内容によっては警察独自の判断に委ねられることもあるよう。

殺人、強盗、薬物使用等の犯歴がある人は生涯に渡り鉄砲を所持できない可能性が高いのです。

もちろん精神疾患のある人もダメ。

したがいまして、収拾が付かなくなるような揉め事には至り難いのが狩猟者。

ブレーキが掛けられる人でないと平穏に狩猟は続けられないのです。

ところで冒頭の「面白い」とは、題目の彼らの職業について。

現役や引退も含めて様々。

そこで、少しだけ彼らの活躍ポイントと併せて、職業を紹介させて頂こうと思います。

また、これを参考に人材の有効活用に繋げて頂ければとも思います。。。

まずは『消防レスキュー隊員』
グリーン
(まるでプロレスラー)

とにかくロープワークが早い。

また、署内での日頃のトレーニングにより怪力の持ち主。

大イノシシでも一人でスイスイと引っ張り出してくれます。

次に『町議会議員』

猟友会への補助費や捕獲委託金のアップに貢献してくれています。

献金ならぬ献肉で、せっせと根回しを。

あとは・・・

『土建業の職人集団』

基礎から屋根職人まで、どうした訳か全て揃っています。

残滓を埋却するための穴掘りが抜群に早いですし・・・

家の修理や・・・そうそう、犬舎を作る時も大いに助かりました。
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(北さん、ありがとね)

中には家を建ててもらった隊員もいます。

『整形外科医』

人の手当てはもちろん、猟犬の手当てもしてくれます。

『シェフ』

ジビエ料理のことを教えて下さいますし、食べさせてもくれます♪
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(マスターSさん、近々伺います)

『肉屋』

これは説明するに及ばず。

『不動産屋』

私事ですが、犬舎移転地を探してもらっている最中。

手数料は猪肉でヨロシク♪

『無線機関連会社の社長』

無線機のことは何でもお任せ。

『タクシー運転手』

持ち前の記憶力と土地勘の良さで、タツ配りに活躍。

あとは『ヤクザ』

この御仁は足を洗って久しいのですが、全身はアートのまま。

警察は昔、足を洗ったヤクザに鉄砲を持たせ、狩猟にのめり込ませることを更正の一環としていたそう。

「悪いことをしたら鉄砲を取り上げちゃうよ」と。

で・・・「それが嫌なら大人しくしていなさい」とのことなのです。

「人はその気になれば変われる」とのメッセージを、この御仁から感じずにはいられません。

そして、その他大勢の『サラリーマン』

この人たちが、どうにもならない。。。私もその一人ですが。

何の特殊技能も持ち合わせていないのです。

と言いますか、その特殊技能を狩猟に活かせない。

中には日本の名だたる大企業の上役さんも数人。

「○芝」 「富○通」 「明○舎」等々。

彼らに何か出来ることがあるのだろうか。

猟の時は、いつも私がお世話をしてあげているし。

そうだ彼らにも出来ることがある。

私の子供たちの就職を世話してもらいましょう。

そのくらいはお返しをしてもらわないと。。。

持つべきものは猟友。

皆さん、一生懸命に働いていらっしゃるのです。




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曖昧な有害

最近になり「獲物がいなくなった」と騒ぎ出す罠師が増えてきました。

その状況を数値で把握している県も、来年度からの管理捕獲打ち切りを考えているようです。

こちら静岡県東部では、ニホンジカの生息頭数増加に一応の歯止めが掛かったとのこと。

しかし、減少には転じていないため、ここからが正念場だとも。

生息密度が低くなったことにより、罠猟での捕獲効率が、目に見えて悪くなってきたようです。

つまり捕獲しやすい場所のシカは減ったと言って良いのでしょう。

県が管轄するシカ管理捕獲において、その実施にあたっての私の胸中は複雑です。
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シカ管理捕獲の始まった7年ほど前は、一日に猟車の荷台に何杯ものシカの亡骸を処理していました。

巻き狩り形式の捕獲が済んだ後に捕獲したシカのデータを取り、焼却施設に運んでいたのです。

それを毎度のように。

私はその当時、使命感にも似た気持ちが業務遂行の後押しをしていました。

「生態系を守るため」との思い一つだったのです。

学術的な調査や根拠の上に、ニホンジカの適正生息頭数は解明されています。

それに対して、実際の生息頭数も学術的調査の基に算出されています。

その生息頭数は適正値の数倍。

数十頭のシカの大きな群れを何度も目撃し、当時の私はその度に慌てました。

生態系バランスの正常化を考えると、フルボトムしている血だらけの猟車を運転していても「これも大切な仕事」と割り切っていたのです。

信頼性の高い数値の基に県からの許可を得た猟師たちが行う管理捕獲。

県職員さんや大学の研究員さんたちと共に「社会貢献」の一環として業務に従事していました。

今でもそれは変わっていません。

捕獲頭数は桁違いに減りましたが。

しかし、有害鳥獣捕獲は全く違うのです。

こんな曖昧なものは無いと、近頃は感じています。

市町村が管轄する有害鳥獣捕獲には学術的根拠は存在しません。

役場に苦情があると許可を得た猟友会に要請が掛かるのです。

私は、数軒の農家から、こんなことを言われてガッカリしたことがあります。

「イノシシやシカを根絶やしにしてくれ」と。

その畑を見ると、畑横の藪の刈は甘く、防獣柵やネットなどは殆ど無し。

一般的な獣害対策を施していないのです。

またある時は「公園の土手を崩されたから駆除を頼む」と自治会長より。
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なんでも駆除を優先してしまうのです。

確かに実際に有害鳥獣捕獲を行わざるを得ない程にイノシシやシカの生息密度が高くなっている場合もあります。

よって有害鳥獣捕獲に一定の効果や必要性を実感することもあります。

しかし、この場合も大掛かりな捕獲は殆ど行いません。

ピンポイントで巻き狩りを行ったり、罠を仕掛けたりで業務完了とすることもあります。

多くの場合は人間側が工夫をすることで防げる獣害。
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実際には有害、つまり害が有るから行うわけではなく、慣例的な場合も。

なんとも曖昧な有害鳥獣捕獲なのです。

また今週末も都市部に近い山で有害鳥獣捕獲を行います。

今回は慣例的なもの。

確かに山中には、だいぶイノシシやシカが増えてはいるのですが。

なんだか気が進みません。

根拠の曖昧な捕獲はしたくないのです。




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西富士射撃場は今日も晴れだった

いつもは朝一からの射撃練習会。

ところが今日はお昼から。

でも、そっちの方が良かったのかな。

この2、3日は随分と寒かったですから。

西富士射撃場は標高の高いところにあるため、この時季の薄着は禁物。
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「明日は防寒対策をシッカリとして来てください」なんてメールが、会長からありましたし。

なので昼からで良かった感じ。

春の日差しに温められながらの練習会開始となりました。

まずは朝礼ならぬ昼礼から。
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そして射撃練習を大会形式で始めました。

膝撃ち、動的、立ち撃ちの順で各10発の計30発。
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私はオープンサイトのオート5で、ボルト式や最新自動銃のスコープ軍団に挑みます。
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それにしても50mって、やっぱり遠いな。
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でも、天才ブローニング技師が100年前に設計した銃をナメるなよ!

今はブローニングではなく「ブラウニング」と呼ぶようですが・・・

先輩方の間では未だに「ブロ」の愛称。

オート5は昔懐かしの銃。

銃身後退式とはいえ、侮りがたい性能を有しています。
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弾は適当ですが・・・

なんでレッドバードの箱にレミントンの弾が入っているのかな。

そう言えば・・・

寄せ集めて持って来ましたから。

その後は、皆さんも淡々と撃って大会形式の練習会は終了。
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サイトの調整や、構えの良し悪しをもシッカリと確認することが出来ました。

それにしても良い天気だな。
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やはり練習は大切ですね。

今日は実りある一日となりました。




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勢子の新時代

「ついに来たか・・・」と電話を切った私はタメ息を。

「そんな時代なんだよ」と隣町の支部長が電話の最後に言った言葉が印象的でした。

これは、どんな話だったのかと申しますと・・・

有害・管理・認定の捕獲業務による巻き狩りの出張勢子の依頼についてでした。

狩猟者年齢層が急激に高齢化する中で、広域で行う巻き狩り用の猟犬を使役した勢子が居なくなりつつあるのがその理由。

猟犬を飼ってはいるけれど、飼い主が高齢で歩けない。

もしくは巻き狩り向きの犬ではない。

または、そもそも捕獲業務には参加しないか、犬を出さない等。

何れにせよ、巻き狩りに従事できる勢子が極端に少なくなってきているのです。

つまり、捕獲隊間で勢子を融通する時代になりつつあると。
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私はその話をスグに所属する猟友会会長に伝えました。

もはや私一人の問題ではないからです。

また、隣町支部と関係する勢子長や、別の分会の会長とも話をしました。

様々な人間関係や協力関係、そして勢子に対するフォロー体制などを確認。

そして一番重要なことは有害鳥獣捕獲の場合は役場からの許可について。

対象地域を新たに記載した許可証を発行してもらわない事には出張できません。

ところが、今期は発行期間は既に終了。

「出張勢子は次のシーズンに」とのことに。

しかし、鉄砲無しで犬を引くのならば、それは問題ないと。

昨日、その話を隣町の支部長が私に。

私は間髪入れずに「犬を見殺しには出来ないよ。私の犬がどんな鳴き犬か知ってるよね」と。

「だよね。また来期に体制を整えてお願いするよ」と、恥ずかしそうに支部長。

とりあえず、今期の出張勢子の依頼は完全に無くなりました。

私はホッと胸を撫で下ろします。

こんな状況になることは以前から想定していました。

しかし「軽々に引き受けるモノではない」とも考えていました。

各捕獲隊のレベルや教育体制などを把握している訳ではないのですから。
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とは言いながらも、だいたい分かりますが。

要するに猟犬の誤射が一番心配なのです。

これは保証規約が整っていようといまいと、私には関係なし。

そんな問題ではないのです。

中には「猟犬誤射も仕方なし」と考えている、デタラメ猟隊も多く、頭を抱えてしまいます。

この辺はキッチリと話を付けなくてはいけません。

何はともあれ、こんなことは初めが肝心ですから。




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