生きもの二人三脚

猟犬用GPSとマーカー

狩猟において「猟犬」は欠かせない存在です。

実際に銃猟において「猟犬」がいなくては獲物は捕れません。

しかし、猟犬によるトラブルが多いのも事実。

よって、獲物を効率的に捕獲するため、また猟犬によるトラブルを最小限に食い止める
ためには、猟犬へのGPSとマーカーの装着は必要不可欠なのです。
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                 (いつも頼りにしている私の神器)

ところが、GPSとマーカーは「一部のモノ」を除いては、電波法に抵触してしまうのです。

この合法の「一部のモノ」は、最新型でも実猟では使い物になりません。

私は実際に使用してみて「これをよくも製品化する気になったな」と思える代物と確認。

電波の飛び、アンテナの形状、電源容量の設定、機能、プログラミング、全てにおいて
実猟に沿っていません。

使えなければ「合法」でも意味が無いのです。

環境省は「違法なGPS・マーカーは使用するな」と通達してきます。

それは、ごもっともなこと。

では、なぜ環境省がこのところ、そんなことを強く言い出したのか?

この合法品メーカーが、誇大アピールし過ぎたからです。

環境省の方とお話をさせて頂く機会があり、それも確認済み。

不完全なモノを完全が如く宣伝するこの行為は甚だ無責任であり「合法」などと謳うあたり
非常に偽善的だと思います。

環境省も猟犬がいなければ「捕獲事業」が成り立たないのは、十分に分かっています。

従来のワナ猟だけでは、そのうちに行き詰まることも。

大日本猟友会は何をやっているのか?

環境省に働きかけ、総務省(電波法)と調整し「狩猟バンド」を設けるように折衝するのが
役目ではないのか?

「ダメだ!」と言われたら「じゃ~やらない」と言え、と言っている訳ではないのです。

「山の生態系」正常化に向けて各省庁と猟友会がタッグを組んで、より合理的・効率的な
流れ作らなくては、いけない時なのが分かっているのに・・・・・。

「捕れ!」と言うのならば、環境整備をして頂きたい。

不備だらけのその陰で、苦労をしているのは現場の人達なのです。

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何も装着せずに猟犬を山に放せと言うのか?

訳が分かりません。






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ダニ対策

先週土曜日の有害捕獲で、犬も私も相当数のダニを山から持ち帰ってしまいました。

今は卵から孵ったばかりの小さな赤ちゃんダニも含め、ダニが活発に動き始める時期。

どうやって動物たちに取り付こうかと、あの手この手でアタックを試みるのです。

小さなダニは背の高い草や笹などに這い上がり、そこを通り掛かった動物がそれに触れると
一気に取り付く作戦。

大きなダニは「通り」(獣道)や「寝家(寝屋)」(獲物の寝床)の地面に潜み、取り付く作戦。

獲物が多いところにはダニも多いのです。

よって、犬は皆さんご存知の「フロントライン」とブラッシングで対処。
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                   (スプレータイプは即効性あり)

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        (これは首の付け根に染み込ませるタイプ。即効性なしの駆除用)

人は「キンチョール」で対処。
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                    (お馴染みのやつです)

キンチョールはダニを殺すまでには至りませんが、確実に嫌がりますので、
忌避剤的な使い方。

効果はそれなりにあります。

スプレータイプのフロントラインがキンチョールぐらい安ければ、
どんどん使いたいのですが・・・・・。

タツの人たちも、足元にはしっかりとキンチョールを散布しますが、それでも足元を見ていると
お構いなしで這い上がってくるダニもいるのです。
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               (こんなサイズのは、ズンズン上ってきます)

ハイキングされる方も忌避剤などを使用した上で、休憩時などは場所選ばないと、
とんでもない目に遭ってしまうことも。

木陰で休まれるときなどは、敷物の上で是非!

そしてもっと大切なことは、山から帰ったら、すぐに身にまとっていたモノを全部脱ぎ、洗濯機で
漬け置き洗いすることと、人はお風呂かシャワーへ直行すること。

でも、これで安心してはいけないのです。

服は干して乾いても、他の服と一緒に取り込んではいけません。

ダニが「100%」服から取り除かれていない可能性が非常に高いから。

洗濯ぐらいで、ダニは死なないのです。

取り込む前にキンチョールを吹いて暫くそのままにしておくか、取り込んでも
その服は別で保管します。

更に更に油断してはならないのが「体」

侮れないのは小さな赤ちゃんダニ。

皮膚が軟らかく、露出していないところに取り付くのです。

ハッキリと、人体のその部位を書くと「不適切なワードがあるのでダメです」とブログの
運営者の方から怒られ、削除を求められてしまいそうなので、ここは一つ伏せながらも
分かるように。

そう、あそこです「お 〇 〇」の穴の中です。

「キャ~エッチ~!」

あっ!これは大丈夫だわ。

「おヘソの穴の中」です。

この、おヘソの中によく隠れていて、おヘソの中や周りを吸血。

痒いのなんのって!

それと、もう一ヶ所。

「キンタマ袋」です。

あっ!しまった、これはアウトかな?

まあ、具体的な方がいいでしょう、大切なことだもの。

いずれにしても、ダニを無理に引っ張り取らずにキンカンなどを塗り、ダニが嫌がって
自分から離れるのを待ちます。

ダニの口器が皮膚内に残ると、いつまでも痒いのです。

女性の方の場合も、こんなのことを参考にして、チェックしてみましょう。

もうこれ以上は、私は恥ずかしくて書けません。

こんなことを書くぐらい、家族全員がダニ被害に遭って(遭わせて)おり、対策は
周知徹底されていたハズなのですが・・・・・。

次の日、家に帰ると、息子が取り込んだベランダの洗濯物。

私の猟服と、皆の服がごちゃ混ぜ。

家内に怒られていました。

山であちこちダニにやられ、カユカユの私。
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(醜い私のお腹の画像ですいません。油断していたらやられてしまいました。こんな感じの
ときは、おヘソの中をチェック!(ちなみにライザップではございません))

痒いところがもっと増えそうだ、やだやだ。








スクランブル発進!

久々の有害捕獲。

わが家の猟犬たちは、ヤマが骨折療養中、コーシンはサカリの入口、
そしてカノはサカリの出口。

有害捕獲のリーダーである猟友会会長には「しばらく、犬は出動できません」と
伝えてあります。

「先輩勢子さん」と一緒に私は犬を入れるため、問題があるのです。

先輩勢子さんは、オス犬4頭にメス犬2頭の計6頭引き。

とくに、カノの「サカリ」は、タイミング的に問題が起こりそうなので、その点は
会長も了承するしかないのです。

カノのお腹が大きくなってしまうと困るから。

よって、私は暫くはタツ役。

お気に入りの得物「オート5」で臨みます。

朝の見切りでは、どこも今一つで芳しくありません。
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有害捕獲では、その捕獲区域が決まっているため、あらかじめ獲物の有無を判断するための
仕込みをしておきます。
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             (左下にあるのがヌカ。右の通りの足跡は往復)

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         (20貫近いイノシシの足跡だけど往復。抜けちゃてるかな?)

「ません棒(こちらの地域では、こう呼びます)」と「エサ場」が、それ。

「ません棒」とは、獲物の通りに小枝や笹で「通せんぼ」することを言います。
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     (矢印がません棒。足跡の分かりにくい通りなどにコッソリ。落ちてるゾ!)

その小枝などのズレた方向で獲物の動きを推測。

それと足跡の向きと、エサ場の状況を合わせて、獲物が猟場に「居るか居ないか」を
判断するのです。

しかし、獲物も大したもの。

ません棒に警戒し、通りを変えてしまうこともあるのです。

短時間で見切りをしなくてはならない私たちは、そこまでは見ていられません。

「獲物を獲る」ための「狩り」

「指定区域から有害鳥獣を減らす」ための「捕獲事業」

そこが「狩り」と「捕獲事業」の違いだからです。

この日は、どの猟場も獲物が「居るか居ないか」が半々のところが多く、悩みます。

情報を持ち帰り、皆で作戦会議。

「だったら、デカい違う山をやろう!」と言うことで、急遽、もう二組の勢子を立てることに。

「サカリ入口のコーシンだったら大丈夫かな?別々の場所から犬を入れるし!」

と、考えた私は「コーシンと行きま~す!」と、挙手。

すぐに家に帰り、コーシンを犬箱に、そして得物は水平二連勢子銃に交換。
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で、結果は、先輩勢子さんの犬たちが、咬み止めしたイノシシを、刺し留めした1頭のみ。

昼食を取った後は2回戦目。

「猟場はどうしよう」と言うことで「半々」の中でも、獲物がいる可能性の少しでも高そうな
ところに決定。

この猟場はそれほど広い場所ではないため、先輩勢子さんにお願いします。

すると、先輩勢子さん「良かったらカノを連れてくれば?」と。

続けて「こっちはメスだけにするよ、カノも訓練させた方がいい」とのお気遣い。

ありがたいことです。

よって更に、カノを連れて行くため、家に急向。

ちなみに本部から家までは、5分も掛かりません。

そしてここに「即席アマゾネス軍団」が結成されたのです。

猟場に犬たちを入れ、間もなくしてコーシンとカノがシカを起こし、猟場内を2周。

最後は、見事にタツの間をシカは抜け、コーシンと共にサヨ~ナラ~。

カノは1周目で帰ってきました。
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その後、コーシンはシカを諦めて40分遅れで帰還。

タツの人たちは「犬がピッタリと後に付いていたので、撃てなかった」と。

ガンガンに獲物を追う「コーシン」の様な犬を、狭い場所で使うのは考えモノです。

その点、カノの方が使い良いと感じました。
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                     (先輩勢子さんとカノ)

「いいかい、カノ、シカは適度に追った方がいいんだよ」

「ワンと鳴いてちょっと追うだけでいいから」

「コーシン姉さんを真似してはいけないよ」

やっぱり、カノはコーシンと一緒に引きたくないなぁ。

ヤマ、早く治ってちょ~だい!
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などと考えていたら、なんか首でモゾモゾ。
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         (ダ~ニエルさ~ん。気温が上がってくると、これだからイヤ)















赤マムシ

わが家の赤マムシ。
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昨年の10月から、訳があって飼っています。

老師匠と猟期に向けて、猟場状況の確認をしている最中に捕獲したマムシなのです。

捕獲した理由は、猟犬が被害に遭ってしまうから。

マムシに咬まれた犬は死にこそしませんが、咬まれたところが腫れ上がり、とても痛がります。

よって、川向こうの猟場の外に放そうと思ったのですが、なんか様子がヘン。

よく見ると皮膚が裂け、その傷口に大きなマダニが食らい付いているのです。

どうりで動きが鈍いわけです。

何でもありの「マダニ」恐るべし。

「マムシなんて殺しとけよ」とマムシの厄介さを何度も経験している老師匠。

ごもっともです。

私は「マムシ酒でも作るかな~」と、とぼけて容器に入れます。

その後、山中で獲物の動きや寝場などの確認ついでに栗拾い。

「おい!こっちにいいのが沢山あるぞ!」っと老師匠。

気が付いてみると、袋にいっぱいの山栗。
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                (その時の山栗で作っった「渋皮煮」)

朝から夕方まで山を散策し、楽しんだ1日でした。

家に連れて帰ったマムシは、マダニを取り除き、様子を見ます。

その時に赤マムシであることに気が付きビックリ、お腹が真っ赤か。

数日後、エサを食べてくれたので一安心。

このまま、カメ部屋で冬を越させることにしました。

年が明け、先月まで季節外れの大雪、4月に入っても気温が安定せずで、どうだろう。

もうそろそろ山に帰しても大丈夫かな?

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ケージ内の赤マムシを見て思います。

そして老師匠のことを思い出します。

老師匠はその後、病が急に悪化し、昨年の暮れに亡くなられました。

あれが私との最後の山歩きとなってしまったのです。

この「赤マムシ」を眺めていると「最後の山歩き」「犬たちの訓練や猟」などなど。

老師匠と、それこそ二人三脚で歩んできたことが思い出され、
感謝の気持ちで頭の中がいっぱいに・・・・・

赤マムシを見ていると、涙があふれてしまうのです。

なんだかヘンな光景です。

「老師匠」いつまでも犬たちのことを見守っていて下さいね。

ついでに私も。


ご町内の皆さま、ごめんなさい

ニュースを見ると、未だに脱走犯の方は逃走中だそうで、警察の人たちは
何をモタモタしているのかと。

私は応援に馳せ参じたくなります。

わが家の犬たちを連れて。

事件を、あっ!という間に解決してしまうでしょう。

などとアホなことを考えていたら、わが家の犬たちが脱走してしまいました。

犬の脱走は1回や2回ではありません、もう何回も・・・・・自慢している場合ではありません。

これは、その脱走要因を予見できなかった飼い主に、全ての責任があります。

犬に何回も脱走されるような飼い主には、本来、犬を飼う資格など無いのです。

と、厳しく自分を戒めておいてから、家族総出で犬探し。

今回の脱走犯はコーシンとカノ。
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手強い相手です。

しかし、私の捜索手順や采配も慣れたもの。

まずは全員に携帯電話を持たせ、自転車で各方面に散ります。

私は山の入り口付近の見切り。

家内は家近辺の捜索。

息子は町内の交通量の多い大通りや交差点へ。

娘がいたときは、いつも公園周りの捜索をお願いしていました。

今回は娘の分、私は公園と山の入り口付近を見切りましたが、足跡は無し。

その段階で家内に連絡を入れ、家で待機を指示。

理由は、犬たちの首輪に家の電話番号が書いてあるからです。

私は、そのまま町内の1番外枠捜索に切り替え、通行人や道路工事誘導員の方々に
犬の目撃情報を聞いて回ります。

その情報から、犬たちは町内の外に出ていないと判断。

つまり、獲物はタツ場の中にまだいるのです。

ならば、町内の大通りや交差点が危ない!

と、その瞬間、私の携帯電話に息子から連絡が・・・「まさか‼」
ショック

「コーシンとカノ、捕まえたよ~!」

ホッと胸を撫で下ろします。

息子が交差点付近で探していたところに、コーシンとカノが「遊ぼ~!」と飛びついて
きたそうです。

すぐに現場に到着した私を見た途端、コーシンとカノは「ごめんなさ~い!」と反省した様子で
シッポをフリフリ。

何事も無くて良かったです。

今回の脱走原因は、家内が門の扉を閉め忘れた上に、それに気付かずに
私が庭に犬たちを放してしまったため。

犬たちからすると「あっ!門が開いている!お散歩なんだ~!ってリード付いてないし、
オッサンもいないぞ!まぁいっか~行っちゃお~GO!」だったに違いありません。

一つ間違えば車の事故にもなりかねませんし、地域の皆さんにも迷惑が及んでいた
ことでしょう。

脱走犯のことで警察云々と言っている場合ではないのです。

もっと気を引き締めて飼育に当たらねば。

反省!