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生きもの二人三脚

剣鉈再生への道

この土日は雨の予報。

よって「天気が崩れる前の金曜日に猟に行こう!」と有休休暇を取ったのに・・・

今日は午後から雨の予報に急変。

ならばと、剣鉈を再生することに。

師匠の忘れ形見の・・・って形見、多すぎ!
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(この中の3分の2ほどが師匠の)

とりあえず、これに決定しました。
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刃渡りは五寸半。

クリップポイント形状?の刃には、峰や鎬に深い傷が沢山あります。

なので、それら刃の傷が無くなるまで、削ることに。
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形状はストレート刃タイプとなってしまいますが、仕方がないでしょう。

初めはグラインダーで削って、あとは鉄工ヤスリで形を整えます。

グラインダーで削る時は、鋼材に熱が入らないようにゆっくりと。

硬度が変わってしまいますので。

粗削りが終わったら、次は柄。

ところが柄もボロボロで、ヒビも発見。

シカの角に付け替えることにしました。
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さて、どっちにしよう。

肝心な根元の無い、スラッグ弾が命中した角を逆向きで付けてみるかな。
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これはヂスクグラインダーでカット。
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そうしたら、先に刃の方を仕上げてみるかな。

ダイヤモンド砥石の番手を変えながら8割仕上げくらいに。
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ところで、重さはどうなっただろう。

削る前は・・・
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再生後は・・・おっ、意外と削ったぞ。
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後は柄の角度と長さを考えて加工をします。
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この後、昼寝をしたら夕方まで寝てしまい、作業はここまで。

普段使わない頭を使ったら、疲れてしまいました。

天気予報を見てみると、何だか天気は土日に回復しそう。

今日の有給休暇はいったい何だったのかな。。。




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赤札家族

なんだか「万引き家族」みたいな題目ですが・・・

違います。

私たちは合法です。。。

我が家は家族全員が赤札好き。

赤札とは、例のアレです。

「2割引」とか「半額」などと書いてある、あの燦然と輝く値引きシール。
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どこのスーパーが、何時から、ナニに、何割引きのシールを張るのかを、ほぼ把握しています。

また、それが曜日や天候により、どのように変化するのかも。

そして、それを貼る係の店員さんの顔も完全にインプット。

逆を返せば店員さんも、私たちの顔を覚えていることになりますが。

よって、そこにはチョットした攻防もあるのです。

私と家内の姿を見た店員さんは、値引きシールを貼ろうとしない時があります。

私たちが立ち去るのを待っているのです。

なので一旦は、その売り場の陳列台を離れます。

しかし、私の鋭い目線はどんなに離れていようとも、その店員さんを捉えたまま。

もちろん、こちらの動きを気取られないように。

すると「今だ!」と、ばかりに店員さんが値引きシールを貼りだすのです。

自分の背後に私が居ることにも気づかずに。

そんな私の動きが分かっている別動隊の家内。

既に私の隣にショッピングカートを横付けしています。

その状況に店員さんが気が付いたときには、もう手遅れ。

こちらの勝ち。

私は思います。

この技術は明らかに狩猟により培われたものだと。

イノシシやシカに比べれば、店員さんの警戒能力は、まだまだ。

私と家内は、自分たちのことを「半額ハンター」と呼び、自負すらしています。
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そして、その名を欲しいままに。

店員さんは、私たちのことを「ハイエナ夫婦」と呼んでいると思いますが。。。

一方で・・・

関西で一人暮らしをしている娘。

私によりサバイバル英才教育を受けているため、同じく優秀な半額ハンターとして逞しくコロナ禍の中を生き抜いています。

また、東京で一人暮らしをしている息子も然り。

自炊と併せて細々と・・・でも、こちらも逞しく命を繋いでいます。
ハンバーグ4

そんな息子が3月より世田谷区のスーパーでアルバイトを始めたとのこと。

以前にも書きましたが、精肉部門で働いているそう。

その仕事内容を聞いてみると・・・

掃除と・・・

赤札貼りだと。

「6時から2割引きで、8時から半額シールを貼るんだよ」と極秘情報を。

残念ながら東京のスーパーなので、私たちはどうにもなりませんが・・・

近所のスーパーだったら・・・と。

私たちからすれば、敵城に間者を忍ばせたようなもの。。。

・・・・・

こんな家族ではありますが、家内はこんなことを。

「私たちみたいな人が食品ロスを減らしているの。これは立派な社会貢献よ」と。

私も日頃から「狩猟は社会貢献の一環としてやっている」と言っています。

なにか同じニオイを感じます。

ハイエナ夫婦とか・・・偽善者夫婦とか・・・

でも一番はこれかな?
アナグマ
(これは以前の猟行中の写真です)

形容するんだったら。

先日の猟で見つけたムジナ(アナグマ)の巣穴。
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穴の中はお留守でした。

オスメス揃って食べ物を買いに?出掛けたのかな。。。




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剣鉈の大艦巨砲主義

一般の方には馴染の薄い「けんなた」

字は題目の通りですが、見た目もそのままです。

ナイフの親分みたいな道具で、大物猟猟師にとっては必需品。
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「狩猟を始めてみよう!」なんて方にとっては、鉄砲と同じくらい気になるアイテムの一つでもあります。

そんな私もそうでした。

所持許可が下りるまでの間に色々と物色を。

どんな刃のタイプが良いのかな?材質は?

刃渡りは何寸くらいが実用的なんだろう?等々。

ネットでプロの作った剣鉈を眺めては、それを使用する情景を思い浮かべて・・・

生活安全課からの電話を首を長くして待っていたのです。

そんなことを考えているうちに、徐々に自作を試みる方向へと。

身近にあった鉄クズで剣鉈を作ってみることにしたのです。

ところが、材質の特性についてはネットを調べれば分かるのですが・・・

適切な刃渡りについては調べても分からない。

今から考えれば当たり前なのですが、狩猟スタイルや役割によって様々。

当時は「だったら長い方が良いに決まっている」と。

ここで「大艦巨砲主義」の思想を持ち出したわけです。

私はせっせと戦艦大和と武蔵のような剣鉈作成に没頭したのでした。

刃渡りはおよそ八寸。
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若干の長さを感じつつも、しばらくは気に入って使っていました。

しかし、そのうちになんか邪魔な感じに。

剣鉈を付けたままの猟車の運転や、山中での進行困難箇所で引っ掛かるのなんの。

ハッキリ言って長すぎたのです。

イノシシやシカの止め刺し放血においても、こんなに長さは必要ありませんし・・・

イノシシを咬み止めしている場合は、犬たちを傷つけないように刃を上に向けて使用するも、なんだか危なっかしい。

やっぱり八寸は長い。

ここで考え方を改めます。

昨猟期からは我が家の鳴き犬のみでの猟だったため、思い切って刃渡りを短くしても大丈夫だろうと。

それで刃渡り六寸に。
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ところが今猟期はとうとう単独猟となり・・・

今までの勢子ルートとは異なる直攻めルートとなったため、さらに山奥へと立ち入ることに。

よって、必然的に現場解体の機会が増えてしまい、より使い良い剣鉈を考えます。

今度は刃渡り四寸半。
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この剣鉈は師匠の遺品として、長男さんより授かりました。

そうしたところ、これが実に使い良い。

イノシシやシカの止め刺し放血でも、この刃渡りで十分。

そして何よりも、軽くて仕舞寸法も短い。
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移動を全く妨げないのです。

なので気づかずに腰に付けたままコンビニで買い物をしてしまったことも。

お巡りさんにはナイショ♪

そしてもう一つ。

これはアリだと思ったことは片刃だったこと。
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魚を捌き慣れた私にとっては、イノシシやシカも同様に片刃は使い良いと感じた次第。

研ぐのも楽ですし。

ツバに指止めが無いのが少し不安ではありますが、解体や研ぎがやりやすいため、これでもいいかと。

そんなことで、年々小さく軽くなる剣鉈。
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その変遷の中で、どのようなタイプや、刃渡りの剣鉈が良いのか。

振り返ってみますが、今の私には明確な答えは出せません。

したがいまして、これからも理想の剣鉈を求めて、作り続けようと考えています。

本当はプロの作った剣鉈を購入するのが、間違いないのですが。

ただし、大艦巨砲主義に戻ることは、もう無いでしょう。

狩猟スタイルに合った剣鉈を選ぶことは、鉄砲同様に大切だと気が付きましたから。




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ドッグフードに反省

毎日、仕事から帰って来ての一番の仕事が猟犬の世話。

「仕事」が2つも続いて仕事続きですが、やはり大変なのです。
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しかし、その考え方に根本的な間違いがあった事に気が付いた私。

大切なパートナーの食事の用意や、身の回りの世話が「仕事」と言っているようでは、犬飼育者として失格。

それは先日、先輩勢子Tさんの世話の様子を見ていて痛感しました。

またもやチビちゃんたちを、いじくりたくなってしまい、夕方にお邪魔をしたところ・・・
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ちょうどエサの準備をしているところでした。

その配合を伺ってみると、こんな感じ。

炊いた割れ米をベースとして、魚粉クズをまぶし、そこに獲物肉と野菜クズを煮込んだスープを混ぜ込んで完成。
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市販ドッグフードは混ぜていませんでした。

猟犬たちは本当に幸せそうにパクパクと。

それぞれのコストを伺うと・・・

有料なのは一俵1,000円の割れ米のみ。

魚粉クズ(フリーズドライまぐろの破砕品)は頂き物、獲物肉と野菜クズは自前のタダ。

知り合いの伝手をフル活用して食材を揃えていました。

Tさんの猟犬たちは糞の状態も良好。

その量はとても少なく、市販ドッグフードをメインに与える我が家とは大違い。

きっと消化も良いのでしょう。

そして、どの犬も実猟での持久力は抜群。

犬種や猟芸は違えど、我が家の犬たちよりも明らかにタフ。

やはり「食」は大切なのだと思い、反省をしたわけです。

我が家では、市販ドッグフードに茹でた獲物肉と微塵切りにした野菜を乗せて、水を少々加えて出来上がり。
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このエサの配合にしてからは、どうも持久力が下がってきた感じ。

「なんでだろう」と考えていた矢先に、Tさんの獲物肉と野菜を煮込んだ寸胴鍋を見て「しまった!」と。

私は大切なことを忘れていました。

茹で肉の「茹で汁」にこそ答えがあったのではないかと。

オオカミなどは獲物の生肉、つまり血液からの塩分摂取を主としています。

茹で汁には、その塩分が多量に含まれていたものと思われます。

茹で肉を配合した分、市販ドッグフードを減らしていたため、本来の塩分摂取量が足りなかったのではないかと。

以前は、その配合に即席麺クズと煮干しを少量加えていました。

その時の猟犬たちは恐ろしいほどにタフだったのを思い出します。

図らずも、塩分摂取量が足りていたのでしょう。

だからと言って、犬に多量の塩分を摂取させることは禁物。

内臓疾患等を引き起こしかねません。

ならば答えは簡単。

算数です。

生理食塩水の濃度は0.9%ですので、それを目安に計算した配合で良いはず。

即席めんや、煮干しの一般的な塩分量は簡単に調べられる時代。

それを基に全体の塩分量の計算して、調整すれば良いのではないかと。

私も暑い日の有害鳥獣捕獲時の勢子では、時々足が動かなくなったり、攣りそうになったりします。
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そんな時は、ポカリスエットかOS1を飲むことに。

これは効果テキメン。

先輩勢子の中には、猟の前日には「カツオの塩辛を食べる」なんて人もいます。

あの塩っ辛い「酒盗」なんてヤツです。

猟犬たちのエサの塩分摂取量も、もっと丁寧に考えるべきだったのでしょう。

しかし、これはあくまでも自論。

確証は無く・・・「だろう」レベル。

ただ一つ言えることは、獲物肉と野菜のスープは絶対に良いはず。

これと市販ドッグフードに、出来れば炊いた割れ米も配合したい。

信頼できる勢子先輩ほど、猟犬のエサには気を遣われています。

私も、もっと勉強をしなくては。

今後は猟犬たちのエサのために設備を整えようと考えています。

何とか理想の配合を探り当てたいものです。




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ナイスな猟師小屋

猟師小屋。

この「隠れ家」的な響き。

狩猟者ならば誰もがワクワクすると思います。

もちろん私もその一人。

何れは絶対に自分の猟師小屋を作り、大勢の猟師でワイワイやるのが夢。

そんなお手本とも言うべき猟師小屋に、今日はお邪魔をしました。

中に入ると、ほぼ普通の家。。。
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室内灯だってLEDだし、冷蔵庫も最新式の大型が2台もあるし、液晶テレビだって。

おまけに10人は寝泊りできます。

そして水は湧水を引いていたりと。
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何しろ、すんばらしいのです。

やっぱり猟友会会長率いる猟隊は一味違うのです。

たまに共猟させて頂くと、勉強にもなるのです。

そんな今日の猟果はシカばかり。

下草が殆ど無いのにも関わらず、シカの生息密度はまだまだ高い。
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イノシシは、その痕跡すらありませんでした。

私は勢子として、鳴き犬パックで巻き狩りに臨みました。
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それはそれは賑やかな猟場に。

山々に木霊するコーシンとトラの鳴き声に、私の無線の声も弾みます。
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でも、この猟場は以前に私が谷にズッコケ落ちて・・・

と言うか、転落してしまった思い出の?場所。

おぉ...危ない危ない。
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自分が掴む木の枝は、絶対に枝先を見るべし!

今の時期なら、新芽が有るか否かを必ず確認!

無ければ枯れ木かも!

おバカさんな私は「お~っと、危ない」と確認せずに掴んだ木が枯れ木で・・・

真っ逆さまに。

今、何とかブログを更新できているのも、担いでいたオート5のおかげ。

先台と銃床がバッキリボッキリと。

しかし、それが転落のショックを吸収してくれたのです。

いささか話は逸れましたが・・・

猟師小屋。
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狩猟者となった喜びを存分に味わうことが出来ます。

今日も一日、楽しませて頂きました。

お世話になりました。




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